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「キリ新」電子版 2021年12月1日付(メルマガ 第130号)

 牧「師」が「走」ると書いて「師走」。アドベントに入り、教会もにわかに慌ただしさを増してきました。異例中の異例だった昨年に続いて、今年はどんなクリスマスになるでしょうか。今回も最後までお付き合いください。

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■ 最新号の紙面から

▼COP26閉幕 気候正義のために行動を
 ACTアライアンス、ルーテル世界連盟が文書
http://www.kirishin.com/2021/11/24/51612/

 ▼信仰に基づく組織がCOP26に対して声明
  「私たちは科学の知識と霊性の知恵をもって応えなければならない」
http://www.kirishin.com/2021/11/11/51618/

▼京都ハリストス正教会
 木造聖堂が国の重要文化財に
https://christianpress.jp/orthodox-church1130/

▼中高生クリスチャン川柳コンテスト
 第2回 最優秀賞に中3生作品
https://christianpress.jp/tcusenryu/

▼クリスチャン医師・長谷川和夫さん(92歳)死去
 認知症診療の第一人者 認知症を公表
https://christianpress.jp/hasegawakazuo1120/

▼ウガンダ自爆攻撃
 過激派組織ISISが犯行声明
http://www.kirishin.com/2021/11/23/51589/

▼【宗教リテラシー向上委員会】
 「女性をめぐるイスラームの法解釈(2)」小村明子
http://www.kirishin.com/2021/11/26/51660/


■ web限定

▼神はアウシュヴィッツを赦しうるか
 再監獄化する世界(5)
http://www.kirishin.com/2021/11/30/51683/

 ホロコースト、すなわちナチスによるユダヤ人迫害を主題とする映画は、ドイツを中心に世界各地で毎年新たに撮られ、公開され続けている。ことに近年顕著なのは、視点や描写の多元化傾向だ。この11月、世界に先駆け日本公開となった『ユダヤ人の私』をはじめ、今夏から今冬にかけての日本公開新作7編を軸にこの潮流を概観する。


▼米調査「牧師の38%が離職を検討」
 教会指導者たち憔悴させ続ける燃え尽き症候群
http://www.kirishin.com/2021/11/25/51642/

 パンデミックが進むにつれて、燃え尽き症候群が教会の指導者らを憔悴させ続けている。米「クリスチャニティ・トゥデイ」の記事から紹介する。


■ 告知情報

▼「Ministry」49号発売 特集「危機の中のメディア」
http://www.kirishin.com/book/51703/

 お待たせしました「Ministry」49号をお届けいたします。特集は「危機の中のメディア」。50号のひと区切りまで、残すところあと1号となりました。ラインナップは以下の通り。

 ・特集「危機の中のメディア」
  東中野教会「新型コロナを通して見えてきたもの」
   越川弘英×松谷信司×浦上充
  『福音と世界』『百万人の福音』『信徒の友』『福音宣教』四誌編集者放談会
  寄稿「メディアとの上手な付き合い方」 松田牧人
 ・特別対談「世代と教派の〝壁〟を越えて」 深田未来生×木村利人

 ・シネマ黙想[拡大版] アウシュヴィッツの自画像 藤本徹
 ・あの偉人と教会の知られざる関係「ネルソン・マンデラ」 ましう
 ・となりの異教徒「第3章 あなたは異教徒、私は異教徒」 柳川真太朗×柳川明香
 ・特報!神学最前線「決断を促す説教から、先立って見つける説教へ」 発題者・ 大澤正芳
 ・YouTubeで味わう名説教~12人の説教者 in USA 平野克己
https://www.youtube.com/watch?v=l6985UG0Z3k
  「時代の霊と戦う説教」オーティス・モス三世
 ・こころを育む 医療系チャプレンの働きから
  感謝するこころ――ありがとうの歌 浜本京子
 ・ドイツ・プロテスタントにおける典礼の現在
  コロナ禍の死没者を覚えるエキュメニカルな礼拝 橋本祐樹
 ・聖書ラノベ「超常バトルで読み解く神学序説!」 ヤドナシ
 ・新・空想神学読本 『ドラえもん』にみる〝すこしふしぎ〟な神義論 本竜 晋
 ・シネマ黙想『MONOS 猿と呼ばれし者たち』『リトル・ガール』『スウィート・シング』
  『理大囲城』『我が心の香港 映画監督アン・ホイ』


▼日めくりアドヴェントカレンダー
 飯田岳、後藤由起、齋藤篤、吉岡恵生
http://www.kirishin.com/book/51352/

 やさしいイラストとみ言葉、注目の若手牧師たちのメッセージを通して、アドヴェントを味わう、日めくり方式の新しいアドヴェントカレンダーが新発売。メッセージだけでなく、イラストからでもクリスマスを豊かに味わうことのできる、子どもから、大人まで楽しめる工夫の詰まったカレンダーです。

 アドヴェントの始まる12月1日から、アドヴェント最終日の公現日(顕現日・エピファニー)までの37日間を、旧約聖書のメシア預言から、ヨハネ、イエスの誕生物語、そしてイエスの洗礼までの、聖書に散りばめられたクリスマスストーリーを追いながら、生活の場にイエス・キリスト誕生の喜びを届けます。

 【メッセージ】
 ▼飯田岳(いいだ・たかし)
  1975年愛知県生まれ、東京都育ち。北海道大学大学院修士課程修了。インマヌエル聖宣神学院卒業。アズサ・パシフィック大学大学院修士課程修了。ノースリッジ・フリーメソジスト教会(アメリカ)、東京フリー・メソジスト教団桜ヶ丘教会を経て、現在、東京フリー・メソジスト教団南大沢チャペル牧師。
著訳書:N・T・ライト著『イエスの挑戦』(訳・いのちのことば社)、『新版・教会歴による説教集 イースターへの旅路』(共著・キリスト新聞社)

 ▼後藤由起(ごとう・ゆき)
  1977年京都府生まれ。京都大学法学部卒業、日本ルーテル神学校卒業、Luther Seminary(Congregational Mission and Leadership)修了。日本福音ルーテル教会牧師。室園教会(小国教会兼任)、新霊山教会(掛川菊川教会兼任)牧師を経て、現在、本郷教会牧師・本郷学生センター主事。青山学院大学、ルーテル学院大学、日本ルーテル神学校非常勤講師。

 ▼齋藤篤(さいとう・あつし)
  1976年福島県生まれ。慶応義塾大学、日本聖書神学校卒業。日本基督教団岩本教会、ケルン・ボン日本語キリスト教会(ドイツ)を経て、現在、日本基督教団深沢教会牧師。

 ▼吉岡恵生(よしおか・やすたか)
  1985年横浜市生まれ。同志社大学神学部大学院修士課程修了。日本基督教団霊南坂教会、シカモア組合教会(アメリカ)を経て、現在、日本基督教団高槻日吉台教会牧師。
著書:『立ち上がれ!』(キリスト新聞社)、『新版・教会歴による説教集 イースターへの旅路』(共著・キリスト新聞社)

 【イラスト】
 ▼yme graphics(三輪義也:みわ・よしや)


▼いのちのことば社内の礼拝「ワードチャペル」でメッセージ
https://youtu.be/cbPxROS_ntU

 いのちのことば社で毎週1回スタッフ・職員向けに行われる小礼拝で松谷編集長招かれ、ローマ人への手紙12章3~8節(新改訳2017)から「ひよってるひまある?」と題してメッセージを語りました。32年前の「らみい」にイラストの投書が採用された思い出や、「いのフェス」草創期の裏話、業界の直面するさまざまな課題についてなど。ダイジェスト版で公開しています。

 ▼約40分のフルバージョンはメンバーシップ限定で公開
https://youtu.be/yhlPYIx1ULg


▼10周年感謝祭「いのフェス」オンライン2021
 「クリぼっちなんていわせない!!」
https://inofest2021.peatix.com/

 東日本大震災のあった2011年秋。記念すべき第1回「いのり☆フェスティバル」(略称=いのフェス)が開催されて早10年。世界4カ国(アメリカ、イギリス、イスラエル、南アフリカ)をつないだ昨年の「いのフェス」に引き続き、今年もオンラインでさらに2時間延長し8時間の生配信が決定!! 出演ゲストは総勢8組20人超。クリスマス当日の夕方から深夜にかけて、「クリぼっち」もそうでない人も、今年の鬱憤をすべて吹き飛ばす「エンタメ×キリスト教」の決定版にご参集ください!!! 10年分の感謝を込めて、今回は全企画が無料でご視聴いただけます。当日、スパチャ、コメントでの声援をよろしくお願いいたします。

*YouTubeライブ(https://youtu.be/hF9pu_vP254)で公開。アーカイブは後日、メンバーシップ限定で公開します。

 ・日時 2021年12月25日(土)午後3時~11時
 ・開催方法 YouTubeライブ
 ・プログラム
  15:00 開幕~オープニングライブ『オカリナ牧師の聖書ゆるり散歩』出版記念 久保木聡オンステージ
  16:00 「えきゅぷろ」プレゼンツ企画「オールエキュいニッポン」
  17:30 日本聖書協会プレゼンツ「ひふみん図書カード争奪!聖書トリビアクイズ大会」
  18:00 牧師さん&お坊さんと語る“いのフェス”マンガ夜話
  19:00 聖書系Vtuber「羊たちの夕べ」企画「聖書解釈はディナーのあとで」
  20:00 ねおちせいしょとゆかいな仲間たちによる「イケボ聖書朗読会」
  20:40 「伝道宣隊キョウカイジャー」追加戦士の集い「突撃!ギョーカイ裏の裏」
  21:40 月刊誌『ムー』編集部と語るオカルトとキリスト教の狭間
 ・主催 いのフェス2021実行委員会
 ・協力 イクトゥスプロジェクト
 ・協賛 キリスト新聞社、日本聖書協会


▼「賀川豊彦オンライン資料集」申込受付中
https://kagawa-doc.net/

 キリスト新聞社は賀川豊彦記念松沢資料館の協力により、賀川豊彦が執筆した書籍、コラム、その他関連資料を網羅した「賀川豊彦オンライン資料集」を共同開発し、来月3日に公開します。賀川が実践していた社会事業などに関する学術研究の進展へ貢献すること、また多くの方々に賀川豊彦の業績への理解を深めていただくことを目的としています。

 ▼初期公開時の掲載内容
  賀川豊彦の主な著作物(全150種類)全文書PDF、賀川豊彦がキリスト新聞に1946年~生前最期まで不定期の連載「不尽油壺」の全回分、その他キリスト新聞に執筆した原稿類。

 ▼利用方法と利用額
  ① 下記フォームからお申込みください。お振込み先情報など詳細をメールでお知らせします。
   https://kagawa-doc.net/#form
  ② 指定口座への振込を確認後、IDとパスワードを発行し、URLと共にお知らせします。
  ③ URLにアクセスし、ログインのうえ、10月3日からご利用いただけます。

 法人/団体(大学図書館、研究機関等) 年額50,000円(税別) ※同時アクセス制限:3
 個人                 年額10,000円(税別) ※同時アクセス制限:1


▼松谷編集長の出演情報・講演実績をまとめました。講演の依頼は shinkichi1109@gmail.com まで。
http://www.kirishin.com/2019/09/18/29392/

 ▼カトリックwebマガジン「AMOR」に「まずは知られる工夫と覚悟から」と題して寄稿
https://note.com/macchan1109/n/n99b2296942f8

 ▼日本福音ルーテル教会東教区主催 宣教フォーラム講演
  「浮き彫りになった教会の限界と可能性」
https://t.co/v1zzW7SK7z?amp=1

 ▼『若者とキリスト教』(2014年、キリスト新聞社)の記事を抜粋して紹介
  新世代エヴァンジェリストの憂鬱
https://note.com/macchan1109/n/ndb6ed36a743c

 ▼礼拝メッセージ「推しが尊い~キリストオタクの正しい愛し方」
  日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会(2020年11月29日)
https://youtu.be/8BHVpWk4Mg0

 ▼Revyaslife「牧師の日常」の吉岡恵生牧師とYouTubeで対談しました。
https://youtu.be/rkKsgLjp97A

 ▼毎月第四土曜日 ヨス&シンジの連続公開ゼミ「世界はもっと生きやすい!」開講中。
https://yosushinji.peatix.com/

  ▼紹介記事「オンラインイベント『世界はもっと生きやすい!』について」
https://yossense.com/world-is-more-livable/


▼その他のメディア掲載記事については以下↓
 共同通信「ときを結ぶ」 紙面刷新も精神は生きる https://bit.ly/38HEGrE
 withnews 宗教っているの?自分探し中の僧侶と、サブカルなキリスト教徒が激論 https://bit.ly/2UnoyHh
 BLOGOS 隠れオタクに届け…、元マンガ家志望の社長が語るアツい思い http://blogos.com/article/325160/
 Youtube 「What Being a Christian Is Like In Japan」 https://youtu.be/PLvWDYb2ORI
 日刊サイゾー 「プリキュアにはかなわない」という現実を超えて http://exci.to/3dQNE8b
 CGNTV https://www.youtube.com/watch?v=sQBBgqwe5FY
 編集長ブログ(Twitterまとめ) http://macchan1109.livedoor.blog/


■ 論壇2.0/編集後記

▼「論壇2.0」 渡邊さゆり(マイノリティ宣教センター共同主事)

女性は差別され続けています

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