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#009 スピード離職に大賛成

毎年この時期、新卒者のスピード離職を耳にします。
GWが明けたら、離職者の数はまた増えて、
五月病の季節が過ぎた夏ごろに、一旦いったんひとまず落ち着きます。

毎年、賛否両論さんぴりょうろんさまざまですが、
「会社か若者、どっちが悪いか?」から始まって、
恒例こうれいの「難しい問題です」で締めくくられ、次年度また同じ話。

もやもや~、モヤモヤ~。

ちょっとだけ回り道しますが、すぐに本題に戻りますので、
しばらくお付き合いくださいませ。

「プロとは?」
わたしがそう問われたら「逃げないこと」と解答します。
それがどんなに小さな仕事でも、安価あんかな仕事でも、
いちど引き受けた仕事(依頼)は、
いっさい手を抜かず、まっとうします。
プロの仕事とは、そういうもので、
決して逃げずに職務しょくむまっとうするヒト(コト)を、
わたしは「プロ」だと思っています。

社内外問わず、苦手なひととの仕事、たくさんありました。
自分のミスじゃないのに謝罪しなきゃならないこともありました。
歯ぎしりするような理不尽りふじんなこともありました。

…… はい。本題に戻ります。

新卒者の方は、アマチュアです。
アマチュアなので「違うなぁ」「合わないなぁ」と感じたら、
スピード離職すべきだと思います。逃げても構いません。

スピード離職に大賛成。逃げてもOK。

とっとと辞めて、自分がプロになれる場を探せばいいと思います。
わたしも最初の会社は、1年も経たずめています。

しかし、その会社で働き続けている方々は、
いろいろ我慢して、踏ん張り続けて、プロになったひとたちです。
なので、そのひとたちのこと、その会社のこと、
できるだけ「悪く言わないでほしい」と思っています。

大企業で働くひとも、中小零細れいさいも、自営業も、
パートで働くおじさんやおばさんたちも、
高給じゃなくても、全員プロです。
なので、かせげる仕事にいていないひとたちのことも、
できるだけ「悪く言わないでほしい」と思っています。

ちなみに、わたしの経験上、プロの仕事の中身は、
■1割:嬉しいこと・楽しいこと
■残り9割:苦しいこと・つらいこと・イヤなこと …… です。(とほほ)

はい。まとめです。
スピード離職を考えている方は、
とっとと辞めて、自分がプロになれる場を探してください。
しっかり探して見つけて、ここで「プロになる」と決断したら、
我慢できることは我慢して、しっかり頑張りましょう。

もちろんスピード離職の繰り返しばかりだと、
いつまで経っても「プロ」にはなれませんが、それもまた人生。
そもそも、人生の9割、
「苦しいこと・つらいこと・イヤなこと」ばかりですからね。

…… てか、スピード離職を考え中の方、たぶんコレ見てません。笑


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