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2023年の冬~春 その②「Kindle出版に向けて表紙作成」

< セルフ出版(Kindle出版)のために、必要なもの & こと >
①元原稿 ②Wordにコピペ ③表紙 ④KDPで出版作業

①②を終了したわたしは、
③の表紙作成に取り掛かりました。
ここからは、プロデューサー「マッカーサー」の登場です。

■著者が設定したターゲット
◎メイン:13歳~22歳(中学1年生~大学4年生)
◎サブ:上記年齢を経験済みの大人たち
※もちろんもっともっと突っ込んだ
キャラクターやプロフィール設定をしていますが、
長くなるので、ここでは割愛。

■著者が設定したコンセプト(メッセージ)
「ありがとう」をちゃんと言おう。そのことをあらためて自覚しよう。
そして、できればつなげていこう。

上記を一応参考にしつつも、
プロデューサーの「マッカーサー」として、
販売を目的としたターゲット&コンセプトを設定しました。


■販売のために設定したターゲット
少なからず学校教育に関心のある学生と学校教育関係者

■販売のために設定したコンセプト(メッセージ)
ファイト!


※この設定に基づいて、作品内の「あとがき」も若干じゃっかん加筆。

ちなみに何故こんなことをするのか?
一言で言えば「戦略」です。
書籍の内容(中身)は、読まなければ分かりません。
小説が伝えたいメッセージも、読まなければ伝わりません。
なので、表紙は読んでいただくための、
手に取っていただくための、興味を持っていただくための、
挨拶あいさつみたいなもので、
第一印象がとってもとっても大事なのです。
ビジネスシーンとかで、名刺をお渡しする際、
身なり・渡し方・表情・声のトーンも含めた最初のご挨拶あいさつって、
とっても大事じゃないですか?
「この人は一体何者?」「信用していいの?」
つまり第一印象で好印象を持っていただくための「戦略かつ礼儀」です。

手土産でみやげ持参の際の「紙袋」みたいなものでもあります。
有名ブランドや一流百貨店のロゴが印刷された紙袋や包装紙って、
インパクトがあるし、
「中身がちゃんとしたもの」「ありがたいもの」
という印象を感じてしまうものです。
付加価値&おもてなしの気持ちを表現することができます。
それを「戦略」と言ってしまうと、
いささか腹黒はらぐろさが見え隠れしてしまいますが、
販売目的であるため、いたかたありません。

ちなみに「戦略」という言葉を使用しているのに、
何故わたしが「ペルソナ」というオシャレな言葉を使用しないのか?
一言で言えば「違和感」です。
マーケティング用語かつ広告業界でも使用される「ペルソナ」。
ターゲット設定後、リアリティある詳細情報をさらに設定することで、
より明確な人物像に対して効果的なアプローチができる。

「なるほど!」な「ペルソナ」です。
しかし、業界内で使用され始めた頃、違和感を感じてしまったのです。
ペルソナ設定のために都合のいいデータが収集され、
データ分析のための経緯も、まことしやかに表現され、
プレゼン用企画書のページ数もどんどん増える。
結局、企画書作成者の仕事量が増えるのと併せて、
企画書作成者がズレていると、全てがズレていく。
関係者間での認識のズレをなくすためのペルソナ設定なのに、
気づいた頃には、もう遅い。設定し直しにも時間と労力がかかる。
他所よそさまで使用したプレゼン資料の、
使い回しケースもあって、ビックリ仰天ぎょうてん
企画書作成者に問うと、
「成功事例だから大丈夫」とか「効率がいいから」とか言う始末。
「ゼロから考えるのが面倒くさいだけじゃん!」
らくしたいを『効率がいい』って言い換えちゃダメじゃん!」
他所よそさまの成功事例は、あくまで過去の事例じゃん!」
「そのクライアントならではの新しい成功事例を作らなきゃダメじゃん!」
もちろんクライアント側も、失敗を恐れるあまり、
他所よそさまの成功事例を真似まねたいとおっしゃる傾向はありますが、
真似まねる」前提って、もう最初の出発点からズレている。
てか、プレゼンのための、ペルソナ設定?
クライアントに対してマウントを取るための、ペルソナ設定?
業界人としてカッコよく見えるからの、ペルソナ設定?
いろいろと違和感を感じてしまったのです。

そもそも最初のターゲット設定時に、
ペルソナ的なことをしているので、
「そんなオシャレな言葉をあえて使わなくてもいいじゃん!」
「むしろ、カッコつけてて、カッコ悪いじゃん!」
ってことで、使用したくないのです。
(業界関係者の皆さん。ごめんなさい。あくまで個人的な意見です)


さて、気を取り直して、表紙に入れる要素は、この4つ。
◎タイトル ◎著者名 ◎帯 ◎画像


プロデューサー「マッカーサー」が、
帯に使用するコピーのために、
コピーライター「マッカーサー」に発注した内容は、
ターゲットである
「少なからず学校教育に関心のある学生と学校教育関係者」に対して、
■目に留まるような印象的なセリフを本文内から抽出
■ターゲットに特化した内容紹介文の作成


プロデューサー「マッカーサー」が、
デザイナー「マッカーサー」に発注した内容は、
■使用画像は、一目ひとめで「学校現場が舞台」であることが分かるもの
■シリアスではなく、ポジティブな印象を与える画像であること
■使用画像はフリー素材
■効果的に、縦組み&横組みを組み合わせること


で、完成したのが、
(プロデューサーの「マッカーサー」が最終OK!を出したのが)
以下の表紙です。


※このつづきは、次回の記事「2023年の冬~春 その③」で書きます。


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