人に興味がないのかもしれない

はじめまして。の場所に行くと痛感する。

わたしは圧倒的に質問力がない。つまり相手に興味がないのだ。。。

今まで自分を『人見知り』というカテゴリーに入れてきたけど、どうも違うかもしれない。

内面世界を生きすぎてて、目の前の人間に興味がないんだ。

100分de名著というNHKの番組が好きだ。

全4回にわたって解説者とともに物語を読み解いていくのだけど、今回、三島由紀夫の金閣寺を扱っている。

主人公にとって、金閣寺というものは、現実に存在するものからだんだん概念へと変わっていく。

彼が外の世界を生きようとすればするほど、概念としての金閣寺が自分の前に立ちはだかってくる。そしてついには、絶対的存在として心の中心に置いていた金閣寺を恨みはじめる。

わたしの勝手な解釈だが、金閣寺を今で言う”推し”のようなものだとすると、推しを推すいきすぎたファン心理のような気がしてこわくなる。こわくなるというのは、自分にもそんな一面があることを理解してるからだ。

”推し”は実在するけど、”わたしの見ている推し”は現実には存在しない。

わたしの見ている推しを勝手に崇めたり歪ませたりしているのは自分自身なのだ。

そんなことを考えていると、現実に相対する人間に興味がもてないってやばいのかな、、と思ってきてしまった。

自分の内面世界を豊かにすることは素敵だけど、(そこから表現が生まれるから)

内面世界にとどまってばかりいないで、ちゃんと外にも出て行きたいな、と思う今日この頃。

具体的に何をしたらいいんだろ。体を動かすことは結構いいかもしれない。


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