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うまさの虜うるまの「うま藻」

泡盛粕+藻=おいしい調味料

この夏、うまさに負けて思わず買ってしまった調味料がある。
キャベツにかけるだけでおいしい。
そのまま舐めても酒のアテになる。
肉との相性も抜群。

何に使っても予想を上回る美味しさ。遂に先日、追加購入までしてしまった。

左下がうわさの調味料

うま藻

この調味料の名はうま藻。
「うまみ」+「藻」の略だ。
沖縄県のうるま市でつくられている。

泡盛粕で育った「藻」のパワー

うま藻は「藻」の調味料。
使われている「藻」は、泡盛を蒸留する際にできる泡盛粕で育てられている。

泡盛粕といえば「もろみ酢」として有名。近年評判の健康食品だ。
健康のために飲んでるよ、という方もいるだろう。

泡盛粕暗躍中

うま藻の育ての親、泡盛粕について少し触れよう。泡盛粕は泡盛を蒸留する際にできる。
日本酒の酒粕はおいしく知名度もあるが、泡盛粕あまり知られていない。
沖縄の言葉でカシジェーと呼ばれている。
酸味があり、春雨サラダにするとおいしい。

泡盛粕の知名度が低い理由は栄養豊富なのに日持ちせず、商品化することが難しいところにある。
現状は豚のエサにされるか、残りは産業廃棄物として廃棄されている。もったいない。

近年、この栄養豊富な泡盛粕を世に広げようと泡盛酒造所や料理研究家が力を入れている。
泡盛粕を使ったカシジェー味噌が西表島で作られており、西表島や石垣島で購入できる。

泡盛粕で育った豚肉もある。
まだ食べたことがないので、石垣島に行ったら絶対に食べると決めている。

少しずつではあるが、泡盛粕を活用しようという動きが形になってきている。

うま藻はどこで買えるのか

うま藻は通販で買える他、沖縄県の物産展に出店していることがある。
物産展だと試食して買えるのでおすすめ。ぜひ試してみてほしい。

まだまだ若い会社であちこちで売られているわけではない。
しかし近い将来、那覇空港のセレクトショップなど“ここぞ”という店に堂々と並ぶだろう。
うるマルシェには確実に並ぶはず。


ナチュラルローソンにうま藻の菓子並ぶ

うま藻を使ったお菓子ができた。
ナチュラルローソンで売られている。

パッケージを見て美味しそうだなと思った方、ナチュラルローソンへレッツゴー。

これがうま藻の味!とわかりやすい訳では無いが、ザクザク噛む度に広がる香りと、ゆっくり味わいたくなるおいしさはうま藻の仕業だ。

味にまとまりと深みを加えているのが「うま藻」
しっかり原材料にその名を馳せている

まだまだ駆け出しの「うま藻」だが、ミシュランひとつ星店「てのしま」で使用されるなどプロからの注目も集めている。

料理をしないお金持ちな方は「てのしま」でうま藻を味わってほしい。
私もできればそうしたい。

追記
うま藻をつくる株式会社AlgaleXのCEO高田さんのおもしろい記事見つけました。
こちらを読めばうま藻の虜になれます。


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