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繊細さん(HSP)が人に合わせず過ごす方法


繊細さんは自我が揺るぎやすい


繊細さん。
僕も繊細さんなのですが、自分の芯が弱く、心の壁が薄いので、人の影響をもろに300%の力で受けてしまいます。
なので、人の言葉や顔色、声のトーンで大きな影響、いわゆるショックを受けてしまいます。
僕自身、そのことでずっと悩んでいましたが、解決できました。
解決する前の繊細さんである僕は、身近な大事な人の何気ない言葉にも傷ついて凹んでいました。
とても辛かったです。
非繊細さんは何気ない言葉のつもりでも繊細さんにとっては300%の破壊力をもち、影響を与えるのです。
しかし、非繊細さんに配慮を求めるという考えは間違っています。
だから、繊細さんは、周りの人の一挙手一投足、一言一言に傷つくほど自我が揺るぎやすいんです。
なぜなら人をコントロールすることは不可能だからです。
だったら自分のコントロールできることに集中しないとどうにもならないですよね。
その方法を、今回この本で書きました。
以後、楽しみにしていてください。

繊細さんは人に合わせないことを意識すると人間関係がスムーズに


繊細さん。
その優しい性格から、相手の気持ちに気づきやすい性質から、人に合わせがちです。
でも、気をつけてください。
様々な相手に合わせていたら、自分というものがなくなると思いませんか?
僕も繊細さんですが、そうでした。
それは、悪く言えば八方美人になり、自分というものがわけがわからなくなり、悪い噂が立ち、自分自身もアイデンティティの喪失で苦しむわけです。
だったらどうすればいいか?
それは、相手に合わせないことです。
それも極端なほどに。
なぜ「極端なほどに」なのか?
それは繊細さんは元々「極端に」相手に合わせてしまうからです。
だったら、極端なほどに相手に合わせないようにすればちょうどいいわけです。
僕はXで活動していますが、XはSNSです。
Xという社会があります。
その中で繊細さんである僕は、相手に気を遣ってコメントし続けていて、嫌になってしまいました。
朝の3時間近くはXで挨拶回りをするのですが、それが終わるとクタクタ。
朝から疲れ果てていました。
それは当たり前ですね。
数十人の人それぞれに合わせるということは、それぞれの人のアイデンティに自分のアイデンティティを切り替えるのですから、自分のアイデンティティもどこかに行ってしまいますし、疲れまくりです。
だからこそ、僕はXで人に合わせなくなり、自己主張をたくさんするようになりました。
こうするとスッキリして、Xがとても楽しくなりました。
案外自分の主張を他のユーザーにぶつけても、楽しい反応はあっても嫌な顔をされないのです。
だから、繊細さんの皆さん、勇気を持って自己主張して、相手に合わせないようにしてください。

繊細は人の言葉を5割だけ受け取ったらいい


繊細さん。
傷つきやすいです。
敏感で相手の負の感情を察知しやすいです。
そこで気づいたその現象に対処する方法があります。
それは「人の言葉を5割だけ受け取ったらいい」ということです。
それはどういうことかというと、「人の言葉の意味は、自分が思っているほど大袈裟ではなく半分くらいで受け取るのが正確に相手の言葉を受け取ることになる」
ということです。
相手はそんなつもりで言っていないのに、自分だけ勝手に傷つく。
つまり「一人相撲」は繊細さんに特に多いです。
だからこそ、相手の言葉を5割だけ受け取って、それ以上は受け取らないようにすべきです。
でも、繊細さんは本来は30割つまり、300%で受け取る性質を持つ人。
常に意識して、相手の言葉を半分で聞くようにしないといけません。
常に意識することは非常に難しいと、繊細さんであり、実際にこの手法を実践している僕も思います。
だからこそ、相手の話を5割で受け取る「習慣」を身につけようと思います。
ちなみに、また他の本で紹介しますが、繊細さんは自分の感情を抑える癖があるので、相手の言葉で傷ついているのに無理に5割で受け取ろうとしないでくださいね。
自分の感情を認めてあげることも、繊細さんのストレスコーピング(ストレス対処法)の一つです。

繊細さんは自我が揺らぎやすいから書籍に気をつける


繊細さん。
読書する上で気をつけたほうがいいことがあります。
それは繊細さんは自我が揺るぎやすいからです。
世の中にはいろんな本があり、繊細さんである僕は、ビジネス書や自己啓発本を読むのが大好きなのですが、読書すると毎回自我が揺らいで辛い思いをしていました。
ビジネス書はまだマシなのですが、自己啓発本、特に心理学書やセラピー系の本には苦戦していました。
自己啓発本、特に心理学書やセラピー本は人のアイデンティティに直接アクセスするものだからです。
普通の人、例えば読書好きな僕の大学からの親友は「読書は娯楽だ」と言っていました。
そういう非繊細さんのタフさはうらやましいです。
話を戻すと、繊細さんはその繊細さゆえに、読書を全部自分のものにして吸収してしまうので、本を読むたびに自分のアイデンティティが変わってしまうのです。
その体験は本当に辛いものです。
そこで、僕は読書を学術書だけ読むように変えました。
自己啓発本は学問からきたものでなく、その著者個人の生き様だからです。
どこの誰だかわからない人の生き様を真似したってしょうがないという意味もあります。
そして、人の人生を辿る必要はありません。
だから、繊細さんは読書するときは「自分はどの分野の本に影響されやすく、自我を揺るがされやすいか」を観察して、自分が影響を受けない本を読むように心がけましょう。
ただ、僕は読書が大好きなので色々な本が読みたいという欲求が強いです。
なので、今後も自己啓発本に手を出してみて、自我が揺らがない方法を探ってみます。
その方法が完成したら、また本にしますね。


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