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最近の建築業界と金融について・・・

1.一昨年前「かぼちゃの馬車」「スルガ銀行」不正融資事件により

金融庁の融資引き締めが各銀行に実施された。

銀行側も金融庁の監査に備え新たな指針の元債権者に対して金融資産や保証人の厳格化を実施し、建築業界に大打撃を与え始めた。

今までは銀行の支店長決済及びプロパーで融資確定出来たものがことごとく本社決済となり、たとえ少額でも本社承認が得られなければ融資の実行が出来なくなった。

更には令和二年の本年度4月からは保証人から変更に成り連帯債務者が必要になり更にはその連帯債務者が承継するといった公正証書も必要になる新たな法令も施行される。

言わばどんどん融資が厳しい世の中になるという事だ。

マイナス金利の現在に於いては矛盾する法律改正でありこのままでは銀行の倒産や余儀なく合併も大いにあり得る。

話は元に戻すが、融資が付かなければ建築業界も苦しくなるのは必至であり、現に建築業界の株価は下がり続けているのが現状だ。

そんな中、建築業界の営業はどのように奮闘しているのか、死闘しているのか次に伝えたい。

2.建築業界の営業・設計・工事の今後・・・

新卒採用だけでは企業がもたない。企業は学校ではないのだから、政治よって新卒採用や障害者・同一労働同一賃金など強要されているが、本音では生き残りをかけて企業としては多種の経験や知識や才能を重視する人材を確保すべく中途採用に力を入れヘッドハンティングなども増えていくと推測される。

その為には高いスキルや知識、コミュニケーション能力を兼ね備えた人材に対しては差別化とも言えるほどの好待遇も企業は余儀なくされるに違いない。

今後確実に言える事は、営業職に必要となる最大のスキルとして、誠実さと温かい人間性、そしてコミュニケーション能力が必須となる事である。

AIでは人の気持ちは動かせないし、その人それぞれの本音や悩みも聞き出すことは出来ないからだ。

そして建築業界に於いても、本来関係の無い専門知識以外の知識、法律・経済・言語などの幅広い学とともに人脈なども必要になり、高い人間力が必要となってくるのだ。それが揃っている営業マンがトップ営業マンと成り得るのだ。

企業側もそこに気が付き欧米の様にどんどんヘッドハンティングをしながら好待遇を用意して魅力のある業界にしていかなければ日本経済を支えてきた企業は周りから押しつぶされていくだろう。

次回は、税制も絡めながら企業広告のことや関連に触れたいと思う。


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