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極論で語る睡眠医学

本日は読んだ本の勉強になったことをまとめます。
今度、住民に向けて「不眠」の話をするために読んだ本です。
不眠メインで書いているので悪しからず。

・PSGは簡易検査だと低めに出る
・高齢者のOSAの治療の正当化はOSASが原因と思われる自覚症状が存在するとき
・むずむず脚症候群は症状を的確に表してない。どちらかというと「じっとしていると不快」という表現が正しい
・RLSのフェリチンの治療開始基準がIDAと異なるのは中枢神経の中で利用される鉄が問題になるから
・RLSは日内変動が大事
・ブレーキ痕がない交通事故の鑑別診断は6S+1Sで
・不眠の治療では不眠のすべての要因へアプローチする必要がある
・不眠の要因には睡眠の恒常性、概日リズム、身体的要因、精神的要因、薬物などがある
・入院時の処方は一時しのぎである。退院時には中止したい。
・入院を契機に慢性不眠になることがあるので慢性不眠が外来で治療すべき
・入院してよく眠れる患者には要注意。日常生活に不眠を妨げる要因があるかも
・意識の要素は「覚醒」と「内容」。それぞれRAS(脳幹網様体賦活系)と大脳皮質がつかさどっている
・10代に朝型を強要するな
・概日リズムに従って生活すると体に優しい

以上参考になれば幸いです。


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