【旅ログ】ミラノ、ティラミス、巨大ピザ
前回
ミラノ4日目。
この街で、少しアウェイ感を感じ始めた。
目があっても誰も微笑まないし、微笑んでも返されない。イタリア語で「グラッツィェ」と言っても「ふん」とか「Thank you」と言われることもしばしば。
ミラノの人々はドライだなと、感じる。
そんな積み重ねで少し悲しくなり、今日の朝はスロースタートなのだ。
なので、昼から飲むことにした。
昨晩の余りの激安赤ワインに、ブラッドオレンジジュースを混ぜて飲む。
ワインのあては、パン屋のティラミス。
コーヒーとチーズの香りがしっかりしてて、まろやか。本場の美味しさを知ってしまい、私は当分ティラミスにハマることになる。
サンドイッチも作った。
パン屋のパンはさくふわで最高に美味しい。
アボカド、ハム、チーズ、レタスを挟んで食べた。
チーズが日本にはあまりない苦味のあるタイプで嬉しい。
美味しいものを食べて少し元気になったので、洗濯や掃除をして、街へ出かけることにした。
電車のチケットは、タバッキという売店か、奥の赤い券売機で買う。
タバッキのスタッフは、英語を話す人と話さない人がいる。
今日の人は、「あーー英語ムリ」という反応だったので、
「トレ days(3日券)、to ミラノセントラル、ウノ(1枚)、ペルファヴォーレ!(下さい!)」と、イタリア語と英単語を繋げて、何とかいけた。
数字は3まで覚えておけば、大体の買い物はスムーズにいくことがこの旅で分かった。
11以上は難しくて覚えられなかったので、一応10まで覚えていったけど、実際4以上は使わなかった。
電車では、紙コップを持ってお金を求める人が大体いる。
お金を渡す人もいるし、断るときはみんな無表情で首を横に振って、ちゃんと意思表示をしているのが印象的だ。
電車で約30分、ドゥオーモという大聖堂に来た。
ミラノセントラル駅の駅舎もだったけど、威厳を放とうとする意識がバキバキに伝わってくる。
ちなみに自分は、まだ少し機嫌が悪いので、ずっと怒った顔でドゥオーモを見ていた。
そのおかげか、ミサンガ売りにも鳩の餌売りにもまったく話しかけられなかった。
重厚感のある石の造りと、煌びやかなステンドグラスが、どちらも細かいんだけど、影と光で違っていい。
向かいの博物館にも行った。
そのあとは、歩いて10分くらいのところにある大きいスタバに行った。
夜ごはんは仲間と合流して、飛行機でパリピに教えてもらったピザ屋さんに行った。
↓このときの
知ってる人に会って美味しいものを食べたら、少し安心した。
イタリアのピザは大きくて、1人1枚は食べきれなかった。
次の日の朝、レンジで温めて食べたら、柔らかくなって昨日のより美味しかった。
2日目のピザうまし。
つづく
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