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『おはよう』の実験。はじめます。

おはようございます。
昨日は、今年いちばんの満月だったみたいですね。
全然知らなくて、
ある方に言われて気づきました。

そして。

そんな満月に合わせたように、
コロナウイルス拡大のいまを受けて、
『緊急事態宣言』が出されました。

東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7つの地域。

わたしの住む東京は、
もちろん『留守番要請』です。

そんな状況を受けて昨日のnoteでは、
「こんな時でも届けられるエンタメを考えたい!」ということで、
Youtubeチャンネルを立ち上げたことを
発表しました。


チャンネルはここ↓

まだ30分ほどの配信を
1回しただけにも限らず、
すでに230人以上もの方々がチャンネル登録してくださっています。

本当にありがとうございます!

じゃあ、昨日の配信では何をしたかというと、
ただひたすらみんなで「おはよう〜!」って言ってました(笑)

正確にいうと、
ギターを片手にぽろぽろ鳴らしながら、
みんなでささいなあいさつを
かわしあっていました。

でもなんだかその時間がとってもよくって。

「朝からみんなと話せて元気になれた」
「リモートワークで朝のリズムが崩れそうだけど起きられた」
「今日もがんばろうと思った」

などなど。

前向きな言葉をたくさんいただきました。

そしてわたしも、
「あれ?これって結構、これだけでいけるんじゃない?」

そんな風に思いはじめました。

クオリティの高い動画やサムネイル、
人目を惹く概要説明なども準備できないまま、
勢いではじめたチャンネルですが、
**
「むしろこのままの方がいいんじゃないか」**

そう思えてきたんです。


なので、昨日の配信でみなさんにお話して、
ひとつ実験をしてみることにしました。

それは、
『動画のないYouTubeチャンネル』です。

正確にいうと、
『動画コンテンツはのせず、ライブ配信のみを行うYouTubeチャンネル』です。

どういうこと?と思われるかもしれませんが、

ひとまず『緊急事態宣言』が出た昨日から1週間。
毎朝8:00〜8:30ライブ配信をやります。

で、その日の録画はその日のうちだけ残して、
日付が変わると消す。

これをやってみようと思います。

実は前々から、YouTubeをやるにしても、
何かふつうとはちがう実験がしたいなぁと思っていて。

YouTubeが、世界中誰でも知ってて、
教科書にも出てくるくらい当たり前の時代になって、
みんなそのシステムを自明視するようになっている。

YouTubeにあげる『コンテンツ』については
たくさんの人が研究するんだけど、
その『プラットフォーム』のあり方自体は
あまり注目されることがないんじゃないかなぁと
思っていました。

ただ、ここまで読むと
お気付きの方もいるかもしれませんが、
西野さんはYouTubeを問い直すような実験をされていて。

それはvoicyという音声メディアにアップしたものを
そのままYouTubeにコピペし、
音声だけの動画をあげる、
というものです。

しかもその作業には、
西野さん自身は一切関わらない。

つまり、全く時間をさかずにYouTubeをやる、ということです。

(↓例えば、こんな感じ)


その実験結果については、
オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の中などで
たくさん語られていますが、
「音声だけにしても、需要がある」ということがわかっています。

映像こそ命のYouTubeの価値が、
それだけではないことがわかりはじめている。

じゃあ、わたしがやる実験は何かというと、
YouTubeを
**
『コンテンツ』で『人』を集めるメディア**

としてではなく、

『人』が集まることで『コンテンツ』が生まれるメディア

としてみてみよう、というものです。

これまでふつうのYouTubeは、
ある動画作品があって、
それに惹かれる人たちが集まることで
「ファンコミュニティ」ができていました。
(いわゆる、チャンネル登録者数になる)


(作:まーちゃん)


じゃあ、今回の『動画をあげないチャンネル』
やろうとしていることは何かというと、
この順番をひっくり返すということです。


(作:まーちゃん)

つまり、先に『人』が集まって、その一度きりのライブ配信の中で
毎回ちがう『コンテンツ』が生まれてくる。

YouTubeチャンネルは、
その『人』が集まるための『プラットフォーム』、
いわば『広場』です。

『広場』には、
噴水があったり、ベンチがあったり、
『人』が集まってコミュニケーションが
起きやすくなるような仕掛けは
たくさんありますが、

それはあくまで仕掛けで。

そこで何が生まれるのかは、
そこに集まる『人』に委ねられています。

同じように、このYouTubeチャンネルでも、
ギターがあったり、歌があったり、
また朝の時間帯にすることで
「おはよう」の言葉を置いたりして。

コミュニケーションが起きる仕掛けは
たくさんありますが、

それはあくまで仕掛けです。

そこで何が生まれるのかは、
そこに集まる『人』に委ねようと思います。

以前も、
「あいさつって小さな存在証明かも」
ということを書かせてもらいましたが、

前代未聞の外出できない状況の中で、
オンラインでも「おはよう」を言いたい人たちは
たくさんいるんじゃないかなと思っていて。

この『広場』としてのYouTubeチャンネルは、
そんな今の社会に対して、
今だからこそ実験できるエンタメのあり方だとも思っています。

まずは1週間試してみて、
どれだけの人が集まったのか、
どんなものが生まれたのかは、
また1週間後のnoteに
書かせてもらおうと思います!

前回の「『お金』と『価値』の実験」に引き続き、
今回は「『プラットフォーム』と『コミュニティ』」の実験です。

どんな結果になるのか。
ぜひ、一緒に配信で実験に参加してもらえるとうれしいです!

それでは今日も、8:00〜8:30で配信させていただきます🏃‍♂‍

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【セトちゃん&まーちゃん配信 日程変更のお詫び】

昨晩、
「ドイツでコロナショックに立ち向かう大矢さん」の
クラファン支援者さまに向けた
【セトちゃん&まーちゃん】のリターン配信を行いました。

しかし、配信トラブルでスタートが遅れてしまい、
そのあとも音のトラブルでやむなく中断させていただきました。

ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。
せっかく大切な時間を割いてくださったにも関わらず、
大変申し訳ございません。

あらためて別日を設定して、もう一度配信をさせていただく予定です。
(再配信日は、決まり次第、ご連絡差し上げます。)

今回の失敗を生かして、
さらにおもしろいものを必ずお届けします。

優しいコメントの数々、本当にありがとうございました!

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