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元本部長、マックの面接に行ってきた。(2回め)

みなさんこんばんわ。相馬といいます。
先月から書き始めてみました。

21年にわたって勤めた会社を退職して一ヶ月。思うところあってマックのバイトに応募しまして、落ちました。そしてさきほど2回めの面接に行ってきました。

1回めの面接は落ちていましたから、今度は慎重にお店選びをしようと思いながら、通勤30分圏内で募集をしているお店は1,2軒。

申し込むことを決めたお店は私の通っていた大学がある街。

『えっ?大学の先輩(卒業は20年以上前)がバイトしてるの?この人、マジ使えなくて会社から干されたおじさん?』などと思われたらどうしよう。」と思ったのですが、あながち間違いでもないですし、それはそれで受け入れればいいかなと思いました。

改札を出て右を見れば大学、左をみれば高級住宅街をのぞむ商店街というその駅。駅を出て、数歩も歩けばというところに申し込んだマックのお店はあります。

前回のお店は小さめな店舗でしたが、今回はそこそこの大型店。定型化、マニュアル化されたマックの世界とはいえ、いろいろ雰囲気も違うのではないかという期待もありつつ面接に向かいます。

「お店でハンバーガーを買うがごとく『面接に来ました!』」というのに躊躇していたのも今は昔。なにも臆せずに店頭のクルーさんに面接に来た旨をお伝えします。

にこやかに「こちらで座ってお待ち下さい」と座ることを勧められ、2,3分待っていると社員と思われる方がいらっしゃいます。

極めて感じの良い方で「事務所は1,2分離れてまして、そちらまでおねがいします」とのこと。それなりの大きな店でも事務所は離れているのだなという発見。

実際、駅前のタクシー乗り場、バスのりばを大胆に突っ切って事務所に向かいます。実はこの駅、私の旧友(横浜市議会議員)が選挙する際の重要拠点で、私もなんどとなくこの駅前でビラを配ったりしているのですが、マックの店員がその眼前を行き来した記憶はなく、その私の注意力のなさに虚しさをいだきます。

「少し離れている」というよりはもう少し離れた感じの場所にある事務所は、前回面接を受けた店の事務所よりは整然としたものの、明かりは暗くて独特な雰囲気。クルーの皆さんの黒い靴だけは整然と並んでいます。

靴の棚と、クルーの皆さんの休憩スペースの奥には執務スペース的な空間があり、面接はそこで行われる模様。会議室のような体裁で、パソコン前の机に座ってくださいといわれた前回の面接よりはだいぶ面接感があります。

感じの良い社員さんからは「そもそもなぜマックを?」といったことを聞かれつつ、早々に例の「適性テスト」に応えるように促されます。問題は前回と同じだったかと思います。

「お子さんがソフトクリームを落としたとレジに来た。どうします?」といった質問。前職のときに聞かれたならば「新しいの渡せばいいじゃん!なんだったら10個くらい渡せ!」と5秒で答えていたような事象です。

しかし、マックのバイトの身。

マネージャーさんに聴くべしかしら?親御さんに事情を詳細に聞くべきかしら?」などと悩みます。

心持ちの違いなのか、前回とはだいぶ違うようなことを答えてしまった感触があり、一方で前回は「合格」とは言われており、前回と違う答えをしてしまったことにあせりは覚えたものの、かかりの方からは「適性検査はOKです」とのこえ。

その後、詳細の条件の話になるのですが、前回「(コミットできる勤務期間は)半年です」「出張がちです」ということを素直に答えておとされているがゆえ、やや盛り気味に返答をしていきます。

・お店の方:どれくらい働けますか?

 私:1年位は少なくとも働きたいと思います!(嘘ではないです)

・お店の方:週にどれくらい入れますか?

 私:早朝だけであれば3日くらい入りたいと思います!(嘘ではないです)

・お店の方:本業が忙しくなっても週3で入れますか?

私:はい、朝の時間帯であれば入れます!(嘘ではないです)


といったやりとりをさせていただきました。

正直、お約束が守れるのか不安がないわけではないのですが、言ったことはやり遂げたいという思いは間違いなくあるので、そんな前提で答えさせていただきました。

面接が終わるとおおよそ1700。

その時間から裏渋谷の「あのBAR」にいくとちょうど開店時間前後につきそうということで「バイト面接」というおみやげ話を持って、BARに向かいました。

さて、いきていけるのか。わたし。



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