探偵ナイトスクープという希望

毎日考えること
そこから生まれる苦痛

ヒトとして生きているが故に生まれる苦痛
7日あれば6日はそれに悩まされる
ヒトである以上それは避けられないとさえ思う

そして7日目に探偵ナイトスクープかがやってくる
第一に素人が主役である
第ニに僕は演出過多なテレビ番組が苦手である
と、この番組を好きな理由を言い始めればキリがないが

一言だけ言わせて欲しい

東京MX10/29に放送された、なかやまきんに君好きの少年のエピソード
これはヒト讃歌だった
長年観てきた数少ない好きなテレビ
その中でも、このエピソードを観て感じた爽やかさ、ポジティブさ、平和さ

あらゆる面で、ヒトとして生まれたことを肯定することができた

様々な要素がテレビ番組のあり方に影響はしている
でも、素人のリアルな感情を相手にした時、それらに打ち勝つ真実を知ることがある

きんに君という芸能人が好きな少年
そのきんに君と一緒に写真を撮れるチャンスを逃した悔しさ
それが起きた原因を田村探偵にぶつける
しかし、その田村探偵と仲を深める
そして最後は好きになる

心なしか、最終的にはきんに君より田村探偵の方が好きになったんじゃないかと思えるラスト

誰かを好きになること
色んな理由があると思う

少しでも優しさや気持ちが伝われば
それが人を好きになる理由になる

平和ってこういうことのはずなのに
一体何が理由で世界はこんなことになってるのか

自分では制御できないほどの大きな何かが社会を動かしていてそれを理解できないのであれば
それは間違ってるよ

バカと言われても
それには全力であらがうべきだ

わからないことはわからない
きっと本当は誰もわかってない

わかったふりするのやめなよ


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