日の目を見なかったゆる言語学ラジオ関連デザイン案たち〜2022年の活動記録とふりかえり〜
この投稿は、ゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendar 2022 の23日目の記事です。22日目はOkeyaさんの「数学における失敗事例集」でした。
こんにちは、まっきーです。
普段はIT系の会社で働いていますが、
ゆる言語学ラジオでは、グッズ制作のデザイン担当の1人として参加したり、公式Webサイトのデザインリニューアルを担当した、用例(サポーターコミュニティメンバー)の1人です。
そんな僕ですが、ゆる言語学ラジオのグッズ制作をする時は、結構なデザイン案をつくってはボツ…つくってはボツ…つくってはボツ…というのを自身で繰り返しているため、日の目を見ないデザインたちがたくさんあります。
今回はそんなデザイン案(半分ぐらいはネタでつくったもの)の供養と2022年の活動のふりかえりを兼ねて記事にしたいと思います。
紹介順はなんとく時系列に古い順になっていますが、一年以上前のものもあって曖昧なところもあります。
1. ロゴボツ案
これは、ゆる言語学ラジオがサポーター募集をする随分前に考えてた時に考えてたロゴ案です。
動画を見始めたのが2021年の5月17日ぐらいで、少し経ってロゴを案を考えはじめていた気がするのでおそらく2021年の8-9月ぐらいのデータです。
この頃はイチ視聴者でゆる言語学ラジオの二人と面識があったわけでも、デザインの依頼をもらっていたわけでもないのですが、勝手にロゴデザイン案をつくっていました。
ロゴデザイン案を考えてた理由は「俺がつくったほうがもっと良いロゴできそう」という思いからです。
自分の中で、最終的にこの4つの案に落ち着いたので、このデータをゆる言語学ラジオのメールアドレスに送ろうか迷って、やめました。
(ここで突然のメタモン発動)
今見直してみると、ちょっと堅いというかガチ感がにじみ出てしまってる感じもしなくはないなあと振り返っています。
特に右側2つは新明解国語辞典を参考に、配色や要素を組み上げていたのでややカジュアルさが薄いといえば薄いですね。動画本数的にも10-15本ぐらいしか動画が上がってない時期だったので、まだチャンネルの良さや堀元さん水野さんのキャラクターを掴みきれてなかった感じがデザインに出てしまってますね。
2. Webサイトボツ案
これは公式webサイトの2案目のデザインです。
サポーターコミュニティの募集が始まった直後に公開された公式webサイトを見て「これは…!?」と思ってWebサイトのデザインをつくって堀元さんに送りつけたんですが、その後堀元さんとあれこれやりとりしてる合間で使ってつくった2案目のデザイン。
正式にお仕事として依頼された時は、最初1案分しか作ってなかったのと、途中で良い感じのデザインを思いついてしまったので作ってしまった代物です。おそらく僕と堀元さんしか知らなかったやつ。
ボツになった理由は「ミニマムでおしゃれだけど今後の展開とかコンテンツの拡充とか考えると、このデザインで無理が出てきそうな予感がするので1案目の王道なやつでいきましょう」と僕の提案でボツしたのが理由。
「自分でつくって提案までして自分でボツにすんのかいっ」というツッコミもありそうだけど、意外とこういうもんなのよ。
人に説明するタイミングになると自分のつくったものが急に冷静に見れるようになるのは、何かつくってる人あるあるな気がする。
* noteのアップロード制限でスクショしかあげれなかったけど、サポーターコミュニティ内Discordでデザインモックを共有するので、それを見たい変わり者の人はサポーターコミュニティの登録へレッツゴー
ちなみに最初のロゴ案も一緒に送ったけどスルーされてた。
そいういえば最近まで、Webサイトのリニューアルしたのが僕だったということが水野さんに共有されてなかったということが発覚して笑い話になりました。
3. Podcast Weekend グッズボツ案
2022年3月にPodcast Weekendというイベントがあり、そのイベントに出展するのでグッズをつくりたいという流れから、グッズ制作の1人として参加しました。厳密にはアイディアを出してたらデザインが採用されたという言い方が正しいですね。
僕のデザインがグッズ化されたのは以下の2つ。
これからボツ案を紹介していきますが、Tシャツについては細かいバージョン違いで面白ネタTシャツをいくつもつくってしまってました。
なので、全部挙げてるとキリないので数点だけ紹介します。
3-1 Tシャツボツデザイン
Tシャツデザインをする時に個人的にいつも思うのが「推しのグッズは着たいけど普段着で悪目立ちしないやつが欲しい」という層は絶対いるので、最初はそこに向けたデザインをつくって、後はふざけてます。
なのでボツになったデザインは、面白さ重視のものが多くなってしまってますね。
「部首」と「ゆ」のTシャツは部首を並べてつくるという完全に狂ったデザインとなってます。(僕の憶測ですが)ネタとしての瞬発力はあるけど公式グッズとしてはふさわしくないような感じだったのでグッズ化ならず…という感じになったんだと思います。なぜこのデザインを思いついたのかというと、多分デザインつくってる時期に部首関連の動画が出たのでは…と思いを馳せています。
部首の一覧を集めたり、集めた部首を並べたりと制作時間は一番かかってデザインするのが大変でした。
なんとなくPodcast Weekendのグッズデザインのお陰で、用例の皆さんからも「Tシャツのデザインした人」という印象づけになったような気がします。
3-2 うんちくクリシェかるたボツ案
世にあるクリシェなうんちくをかるたにして遊びたいという発想からのグッズデザイン案です。
ネタを出してくれた人の許諾とネタ元の権利うんぬんを解決するのが面倒くさいのと、期間的に実現が難しくてボツになったグッズ案。
イラレファイルで2GB超えるデータ量になってしまってて、つくった自分でも流石に引きました。つくってる最中は面白いと思って夢中でつくってるんですよねえ。
いつか違うカタチで実現したいなと思っているので、今回は全体像だけの紹介にとどめておきます。「ゆる言語学ラジオ オモシロワードかるた」とかつくったらユニークなかるたができそうですね。どうですか、堀元さん?
3-3 用例採集風メモ帳ボツ案
用例採集カードすぎるとボツになったデザイン案。個人的には一番グッズになりそうと期待してた。いつかグッズ化しそうではある。
(これどこで使うん…?と思わなくはないです)
4. ゆる学徒ハウス関連ボツ案
4-1 ゆる学徒ハウスWebサイトボツ案
ゆる学徒ハウスがスタートしたばかりの時に「某恋愛リアリティ番組っぽい感じの構成で、おしゃれな場所でやる」っていうのだけは聞いてたので、そのインスピレーションのみでつくったWebサイト。
別に頼まれたわけでもないので厳密に言うとボツ案というわけではないけど日の目を見なかったのでここで供養。
まだこの時期は一次選考の動画3本分しか上がってなかったし、企画のトンマナとかも決まってなかったので完全に僕の独断と偏見でつくった感じになってます。まあこの段階が一番楽しいんですけどね。
色々な「ゆる○○学ラジオ」が集まるからそれらを集めたちっちゃいYouTubeみたいな感じのUXにしたら面白いかなと思ってつくったような記憶があります。よく見ると、この時思っていた構造と、現状の企画の構造とは微妙なズレがあるので、特有の揺れがあって面白いなと思って文書を書いています。
*ゆる言語学ラジオWebサイト案と同様にサポーターコミュニティ内Discordでデザインモックを共有予定(多分)。
非公式で勝手につくろうかなとも思ったけど、サイト側の作業で手一杯だったので特に何もしてない。
4-2 ゆる学徒ハウスロゴボツ案
ゆる学徒ハウスのWebサイトをつくるにあたってロゴが無いので一緒につくろうと思って、こちらも勝手にデザイン案をつくってました。
某恋愛リアリティ番組っぽい感じの構成でやるっていうのは聞いてたけど、あんまりそっちに寄せるのもパロディになりすぎて面白くないけど、無理に違いを出しすぎるのも違うなあというので色々アイディアを練ってた気がします。
Webサイトのデザイン案の方に入れているのでチラっと見えるけど、最終的にはこのロゴに決めてWebサイトと一緒に堀元さんにまた送りつけました。
Webサイトの方は結構すんなり作れたけど、ロゴの方はなかなか思い通りの感じにするのが難しく苦戦しました。
「知的ラジオコンテンツ誕生リアリティーショー」というのがキーワードとしてあったのでそれを上手く見た目に落とし込むのと、個人的に「ロゴマーク+ロゴタイプ」の組み合わせにしたかったというのがあって、結構色々試行錯誤した。
後にも出てきますが、「ロゴマーク+ロゴタイプ」のカタチにしたいという考えがありました。Webサイトとかの展開を考えた時にレスポンシブロゴができるようにしたかったというのがねらいですね。もしグッズとかを作ることになったらロゴマークだけのデザインがあると色々なものに入れやすいというのもあります。
4-2 ゆる言語学ラジオ新ロゴボツ案
ゆる言語学ラジオ・ゆるコンピュータ化学ラジオ・ゆる学徒ハウス、など色々コンテンツが出て、以前よりも「ゆる言語学ラジオ」のポジションみたいなものが固まってきた印象だったので、改めてロゴデザインを考えてみたときのデザイン案。
これも「ゆる学徒ハウスWebサイトボツ案」と同様に別に依頼されたものでもないので厳密にいうとボツ案ではないけど、日の目を見なかったのでここで供養。
レスポンシブロゴみたいにWebサイトとか媒体に合わせて表示するロゴ形態変えれるようにしたいなあとも思ったのでそれも考慮したりしてた。
こういうのを考えながら色々アイディアを広げてる時間が一番楽しい。
(堀元さんに提案するタイミングが無かったので本邦初公開)
5. 2022年大忘年会に向けたグッズボツ案
2022年大忘年会向けに新しいグッズを作ることが決まったので、Podcast weedendの時と同様にグッズのアイディア出しを兼ねてデザインをつくりました。
今回採用されたのは以下2点
スタッフTシャツ
それではボツ案の紹介です。
5-1 用例バッジボツ案
ゆる言語学ラジオの用例というのがさり気なくアピールできるようにしたら面白いかなというのと、バッジのデザインがやりたくなったのでつくってみたデザイン案。
個人的にリスナーの呼び方を「用例」という一切媚びない呼び方で呼んでるのが気に入ってるので、バッジも媚びない感じの無機質なデザインにしてみた。
このデザイン気に入ってるので個人的にバッジつくろうかなと思ってはいる。
5-2 よだれかけボツ案
みんなでグッズアイディア出し合ってる中で出た案のひとつから着想を得てつくってみたグッズ。
今思うと「ゆる言語学ラジオリスナー かつ 幼児を育てている人」という狭すぎるターゲットに向けたグッズになっている。
作ってる段階でその問題に薄々気づいてたので、正直ほぼ大喜利みたいになってる感はいなめない。またゆる言語学ラジオの赤ちゃん会を見ていないとあらぬ誤解を生むグッズデザインになっている。
5-3 アイマスクボツ案
安くて沢山つくれて在庫をあまり圧迫しないグッズってないかなあと思って考えてた末に思いついたグッズ。パーティー用なので使用頻度は少ないかもしれないけど意外とおもしろいグッズかもなと思った。
ただ、アイマスクの欠点として付けてる人は一切面白さが分からないという構造的な欠陥があるので1人で楽しんでる方には全然うれしくないグッズとなってる。
余談ではあるけど、この手のアイマスクは真正面からのイラストでないと付けた時にずっと顔の向きとイラストの顔の向きが違う方向を向いていることになるので、ちぐはぐで気持ち悪いことになる。
具体的に言うと堀元さんのイラストは右方向を向いているので、このデザインのままつくってしまうと、イラストと違う向きに顔を向いてしまうと向きが合わないのでなんかちぐはぐになってしまうということになる。そして何故かみんな堀元さんの顔の向きは右側を向いていて真正面の顔が少ないということに気づいた。
よくある、漫画のキャラクターの顔を3Dに起こそうとするとおかしなことになるアレを想像してもらうと分かりやすいと思う。
5-4 27℃しかない温度計ボツ案
なんだっけこれ…。Discord内で出た面白そうなアイディアをカタチにしたようなおぼろげな記憶はあります。。。
5-5 ジグソーパズルボツ案
記念っぽい感じのグッズあっても良いよなあって思ってつくってみたジグソーパズルのモックデザイン。エモさはあるがこれ完全に堀元さんと水野さん向けのグッズだなというやつ。一周回ってベタなグッズデザインをつくっているのがちょっと面白い。
6. おまけ
グッズではないけど何故かデザインをつくってしまったもの。
6-1 足で投げる
赤ちゃん言語収録関連で出てきたオモシロワードをイラストにしてみたやつ。足で投げてるとギリギリ言えそうなので間違ってない。
多分グッズのアイディアをみんなで出し合ってる中にあったので勢いで描いた気がする。勢いで描いたという割にまあまあ時間かかった。
6-2 まじょてつ
堀元さんの個人チャンネルでやってる「ビジネス書100冊読むライブ」で出てきた「魔女の鉄槌」という本が元ネタになっていて、略すと日曜朝に放送されている女児向けアニメっぽいよねというところからつくってみたロゴ。
これは完全に深夜のノリでつくった。
「魔女の鉄槌」なのか「魔女に与える鉄槌」なのか忘れたけど、どっちも同じ名前の本がある。
無いはずのアニメを見たことあるようにコメントする視聴者と堀元さん一体感はなかなかに盛り上がり、終わった後の「さっきまで盛り上がってた『まじょてつ』本当は無いんだよなあ」という虚無感がそこにはあった。
6-3 うんちくしりとりパンクラチオン
Discord内で「うんちくしりとりパンクラチオンってポケモンみたいなゲームになりそうじゃない?」みたいな話題から着想を得たデザイン(曖昧)
ポケモンっぽい感じでつくってたけど思ってたより難しかったので途中でやめたやつ。
うんちくこぞう「収集家と収集家の目があうってことは……うんちくしりとりパンクラチオンのはじまりさ!」
ゲーム化お待ちしております。
まとめ
2023年もがんばるぞ
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