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歌詞ってこんなにグッとくるものだと思ってなかった

私が曲を好きになる時は、
曲の雰囲気だとか、ベースだとか、コーラスだとか、
どこか1つからじわじわと全部を好きになっていく

そんな私がその中でも歌詞に考えさせられる曲があった

それは、中島みゆきさんの「空と君のあいだに」
ドラマ「家なき子」で安達祐実さん主演
有名なセリフ「同情するなら金をくれ!」

これ1994年みたい……観てないけどネタバレで内容は知ってる
今聴いても本当にカッコ良くてすごい

私は特に2番の歌詞が好き

”君がすさんだ瞳で強がるのがとても痛い 憎むことでいつまでもあいつに縛られないで”


今現在も毒親から離れられず苦しい思いをしている人も、毒親から物理的に離れたけど苦しんでいる人にも伝えたい

自分の人生は自分のものなんです

見切りをつけてこちらから願い下げにしなければいつまでもいいように利用されるだけ

普段からぞんざいな扱いをしておいて不利な立場になると急に親の顔をしてくるやつなんて、"あいつ"でヨシ!

私はゴミカス呼ばわりしてる

お母さん
お父さん
親だから
血だから
身内だから

だから?

血が繋がってると奴隷のような扱いや、個人情報もプライベートなことも全部掌握して良いなんて思ってる?

"あいつら"は他人に接する時も子どもと同じような振る舞いをしてきたか?
してないよね?
他人として個人の尊重なんかできないやつなんか"あいつ"とか"あんなの"で良いんです

血がどう言おうと、書類上の関係なだけで実際あなた自身からすれば全員他人

だからこそ、あの歌詞は私に響いた

強がっているのも自覚してる、それは人から痛々しいことなんだろうな

憎むことは私自身が中心にいるのではなく親が中心にいるということ

「そんなことをしないで、あなたはあなたの人生を生きなさい」と歌い方も優しいのに力強く語りかけられていて、まるで本当に優しく背中を押されている気分だった

毒親に苦しめられている人への応援歌のように私は感じる

メロディーの”あいつに”の部分の“つに”の上がり方が好きすぎるしコードも好きだしスネアがエコーというか響いているクリアな感じもたまんなくてリピート……


私か言いたいのはただ、”自分のために生きるのに毒親を中心にする生き方をする必要はないよ”と

親をどうにかするのではなく、自分が離れるしかありません

長年苦しめてきた人間がちょっとやそっとで変わるわけがない

毒親のせいで理不尽に苦しめられている人が、少しでも解放されることを願っています

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