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「結婚したら海外一人旅は行けない」の呪縛を解いた話

こんにちは、もりまりです。
暑い夏、みなさんどうお過ごしでしょうか。

7月初旬、アメリカのポートランドに一人旅をしてきました。
コロナが落ち着いての久々の海外旅行!

その文脈はもちろんありつつも、今回の旅は、私の中でひとつのチャレンジであり、大きな節目となったので、その想いを綴ろうと思います。
自分の心の声を聞き、大きな未完了を完了させた話です。

もしかしたら、同じようなことを抱えているかもしれないあなたにも届くといいな。

ポートランドはアメリカの左上。もうちょっとでカナダ。
https://www.travel-zentech.jp/world/map/usa/portland.htm

「結婚したからもう海外一人旅は行けない」

元々、海外一人旅は趣味の一つでした。
社会人になってからは毎年どこかへ出かけ、その土地の空気を五感で味わって刺激を受けることが好きでした。

でも、結婚してから全く行かなくなりました。
それは「結婚したんだから、もう好き勝手に海外一人旅には行けないだろう(行くのはよくないだろう)」という私の勝手な価値観、思い込みがあったから。

夫とはとても仲良く暮らしているので、別に不満があるわけでもありません。むしろ、行きたいなら行ってきてもいいよ、と言ってくれていました。

なのに、夫に対して「一人で自由に行動する申し訳なさ」や、ひいては「夫を置いて一人旅なんて行ったら、夫の両親になんて思われるだろう」なんてことまで考えてしまい、行動に移せないまま、海外一人旅は心の中に埋もれていきました。

実際に誰に何を言われたわけでもないのに、ずっと自分で作り出した外側の声を聞いていたのです。そのうち、「本当は行きたいのに・・・」と思いながら、心のどこかでは、行っていないことを周りや社会のせいにしてしまう自分がいました。

他のやりたいことには比較的すぐチャレンジしてきたのに、これだけはラスボス感があって、半ば諦めたまま、私の大きな未完了案件となっていました。

自分の声を聞く。私たちを信頼する。

そんな気持ちのまま、コロナの流行もあり、強制的に海外一人旅は遠いものになっていましたが、ふとタイミングが訪れました。

キャリアチェンジの節目で、1ヶ月ほどぽっかり時間ができたのです。渡航時の条件も緩和され、これはもう大チャンスというタイミング。

行きたい、でも行くべきではないのか?私はどうするんだ?

少しだけ夫に頭出しした際には、「いいけど、円安の今わざわざ行かなくても・・・」という保守的な反応。確かに・・・でもこの先もっと進むかもしれないし・・・としばらく逡巡。

でも、私の心の声は決まっていました。
今、行きたい。

自分がこれから、自分の生きたい未来をつくっていくために、ここで自分で選び取ると「決めた」のです。ここで変えたい、そんな想いでした。

とはいえ、夫と1週間離れて暮らしたことがなく、関係性への影響に漠然とした不安もありました。しかし、行くと決めたなら、自分たちを信頼しようと思い、旅の準備を進めました。

そして7年ぶりに、自分だけで訪れた異国の地

そして、実に7年ぶりに、一人で日本を飛び立ち、アメリカに到着。
全てが久しぶりで、使っていなかった感覚がひらかれていきました。

最初に泊まったホテルのチェックイン時に、「日本のパスポート初めてみた!Cool!」と言ってもらえたのが小さいことだけど嬉しかったり。

ポートランドでは、詰め込まず気の向くままにゆっくり過ごしました。
仕事をしている私でもなく、妻である私でもなく、ただ1人の人間としてのもりまりが、無意識にそこに存在していました。

ポートランドといえばの”ACE HOTEL”。おしゃれが渋滞してる。

こうして、長年抱えていた未完了案件を完了したわけですが、やってみると、意外とあっさりしていました。
来たぜ海外〜〜〜〜!!のような興奮と達成感に包まれるのかと想像していたら、そうではなかったことに自分でも驚きます。

それは「海外一人旅」自体が、私のゴールの本質ではなかったということでしょう。
「自分の心に従って選択する」ということこそが私の根っこの望みで、その一つの表現形として、海外一人旅があったのだと、今理解できました。

そう考えると、”私は自分の心のままに行ったんだ”という充実感とスッキリした気持ちが湧いてきます。

誰もが自分の心で選択していいし、その力を持っている

外の声がたくさん聞こえてくることってありますよね。
本当に言われたわけでもないのに、まるで幻聴のようにいつの間にか、声を生み出していることがあります。

でも、誰もが自分の心の声で選択していい
そう言われても、それが難しいから止まってしまうこともよく分かります。
私は、「生きたい現実を自らつくっていく」と決意したところから始まりました。そしてコーチングを受けながら、だんだん近付くことができています。

心の声を選択していく力は、誰しもの中にあると信じています。
何年も外側の「〜べき」「〜ねばならない」の声を聞いて生きてきた私は、今回の旅の決断を経て、よりその想いを強くしました。


自分の心の声に耳を傾けたら、何が聞こえてきますか?

バスで3時間のシアトル。マリナーズの本拠地T-MOBILE PARKでメジャーリーグ観戦してきた。
本当に雰囲気最高で、自然に涙が出てきました。自分と繋がった場所。


【お知らせ】コーチングクライアントさん募集しています

新しいクライアントさんを、現在募集しています。
自分の生きたい未来について立ち止まって考えたい方、心の声が聞こえない方、心のままに行動したい方、ぜひご連絡くださいね☺️


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