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「毎日続ける」ということ 〜脱三日坊主〜

どうも、まるです。

今日は、三日坊主を極めた僕が、三日坊主から脱却するために意識していることを書いていこうと思います。

三日坊主の人って結構多いのでは無いでしょうか。

少しでも参考になれば幸いです。

それではいきましょう。

1.三日坊主とは

言葉を使う時、一応語源から知っておくと、語源を知らないで使うより正しく使えるものです。
ですので少しだけお勉強しましょ。

三日坊主は、
三日で還俗(げんぞく)をしてしまう僧侶のこと
を指した言葉だそうです。

還俗とは、一度出家した者が、再び俗人に戻ること。
俗に還ると書いて、「還俗」ですね。

一度、僧侶として生きていこうと決めたにもかかわらず、その厳しさや教えに耐えかねて、三日で一般人に戻ってしまう。

三日だけ坊主だったから、「三日坊主」。なるほど。

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2.絶対NG「『やる気』待ち」

さて、僕が三日坊主を避けるために気をつけていることを発表します。

タイトルにもあります通り、
「『やる気』待ち」は絶対にNGです。

某塾のキャッチコピーに「やる気スイッチ」なんてものがあり、割と世間に浸透しているような気がしますが、
「やる気スイッチ」など存在しません。

「やる気」は、やることで徐々に出てくる気概のこと。

何かを始める時に、やる気は必要ありません。というより、存在しません。
やらなければ、何の気も起きません。
この状態を世間一般では「やる気が起きない」というのですが、やる気というより「何の気も起きない」が正解だと思います。

何の気も起きないのはやらないことが原因、であれば、やるしかない。

本当に1分でも良いから、とりあえず手を付けることが大事なのです。

そうすると、徐々にそれに集中していきます。
マルチタスクなんて言葉がありますが、
人は同時に複数の事を考えることはできても、同時に一つの事しかできません。

逆に言えば、一つのことを始めれば、それをこなす脳になっていくのです。

1分続けられれば大丈夫。やる気は後から湧いてきます。

やる気が出るまでやらない「『やる気』待ち」は、そもそもやる気が出ない状況を自ら作り出していることになるので、悪循環の始まりを意味します。
これは絶対にNGです。


3.流れに抗うな

それでも、実際に何かをやろうとするモチベーションがゼロだったり、限りなくゼロである時ってありますよね。
そういう時はどうしたら良いでしょう。

どうしても始められない、始めたくない。
そういう時は始めなくて良いのです。

すると、やる気は当然生まれないですし、時間だけが過ぎていきますね。
時間に余裕がなくなってくると、人は焦りを感じます。

さらに、「この残り時間で終わるのか」とか、「間に合わなければ誰かに怒られる」とか、ネガティブなことを考えれば考えるほど、焦りは激しくなっていきます。

そして、焦ると途端にやらなきゃいけないと思うのが人間です。

先ほどお話しした通り、やればやる気は出ます。

つまり、
「何かを始めるモチベーションがゼロであれば、流れに身を任せ、そのうち焦ってやり始めて、勝手にやる気が出てくる」
わけです。


4.人は愚かなものです。特にお前。

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ここまで、仕事や勉強などやらなければいけないことに関してお話ししました。

では、ダイエットだったり、日記だったり、別にやらなくても誰にも責められないし怒られないことについてはどうでしょう。

こういうことについては、いつまでやらなくても焦りが生じません。

ダイエットを例に挙げれば、どんどん太っていく自分の体を見て、「まずい」とは思っても、「早く痩せなければ」という焦りはなかなか生まれません。

人は自分に甘いんです。
人は愚かなんです。

「ダイエットは大変な割に、なかなか結果は出ないし、見た目にも現れない。
だったら別にやらなくていっか」

そうして人々は太っていくわけです。

ここで、少し俯瞰して考えてみましょう。

やる気は、始めれば生まれる。始めないから生まれない。
しかし焦りがない以上、始めるモチベーションがない。

はっきり言いましょう。
これはどうしようもないです。

「おい!」と突っ込まれそうですが、事実です。
じゃあどうしたら良いのか。

僕はここで、メリット・デメリットというものを天秤にかけています

自分にとってメリットのあることはポジティブに、
逆にデメリットであることはネガティブに捉えますよね。

再びダイエットを例にすれば、
ダイエットのメリットが「見た目が良くなる」であれば、
デメリットは「大変」「面倒くさい」でしょう。

そして、このふたつを天秤にかけた時、メリットよりデメリットに傾くと、途端にモチベーションを失うわけです。

デメリットに傾いてしまったものを、メリットに傾け直すのは非常に難しい。
だから「どうしようもない」のです。

しかしここで、メリットに傾け直す天啓があります。

それは、「やればやる気が出る」という仕組みです。

強制的にでも、意図的にでも、やり始めさえすればやる気は自ずと出てくる。
やる気が出ればやり続けられる。

そろそろ、ダイエットして生まれ変わった自分と出会いませんか?

ダイエットだって、やればやり続けられるんです。やる前から「やる気が出ない」と言いながら、お菓子をぼりぼり貪るのはとても愚かです。

やればできるのであれば、ちょっくらやってやろうじゃありませんか。


5.諦める時は早さが肝心

しかしながら、人には向き・不向きがあります。
いくらやる気はあっても、どうしても自分に合わない、自分の能力を超えている、という壁にぶち当たることはあります。

そういう時は即時撤退。諦めましょう。
そして、諦めるのは早い方が絶対に良いです。

向いていないことを無理にやり続けるのは、その人にとってストレスになります。

ストレスを感じると、何をやってもうまくいかなくなります。

そんなストレスからは早く脱却するに越したことはありません。

「やってみたけど、これは無理そうだ」と少しでも思ったなら、諦めちゃいましょう!

仕事でそれとぶち当たってしまったら、それは職を変える機会かもしれません。
勉強であれば、もしかしたらあなたは理系でなく文系なのかもしれません。

合わなければ諦める。

これは鉄則です。


6.「毎日続ける」には

結局、毎日続けるにはどうしたら良いか。
それは、毎日やってみることです。

ここまで読んでいただいた方なら、
この意味のなさそうな文の真意をご理解いただけるのではないでしょうか。

「三日坊主にならないように」とか、「続くのだろうか」とか、そういうことを考えないで良いのです。

毎日「やり始める」。そうすれば、毎日「やる気が出る」。

それを繰り返すだけなのです。

やる気の正体を知り、その仕組みを知れば、きっとあなたは三日坊主にならないでしょう。

僕もそうして、noteを毎日書き続けられています。

いっちょやってみましょ。それではまた。

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