ヒトは1人では働けない。
最近、米・Amazonがリモートワークから原則出社に切り替えることになったのが話題に上りましたね。
この会社だけでなく、他にも多くの企業がリモートワークから出社に回帰しているようで、日本でも同様のことが起き始めているとのこと。
リモートワークが受け入れられるようになったのはコロナ禍からですが、
そんな中で僕自身はどうだったかというと…。
フリーランスのライターという境遇上、コロナ禍に見舞われる前からずっと、リモートで働いてきました。
今年で彼是、12年くらいになります。
だからパンデミックが始まっても、多くの人と違って全く仕事環境に影響が出なかったのですが、そんな完全に単独で働くのが染みついた僕でも、
「人間は基本的に1人で活動することはできない」
と考えています。
僕は、一見、いつも1人で働いているように思われています。
でも、実は1人で働いているわけではないんですよね。
クライアントやお仕事上のパートナーとのコミュニケーションはほぼメールベース。
何年も直接顔を合わせていない人が大勢います。
それでも、その方々がいないと僕に発注されないわけですし、僕の仕事の結果が、所属するテレビ業界で例えればどこかに反映される。
それを必要としてくれている人がおり、それがないと動けない部署もある。
つまり、空間的には1人で働いているよう感じても、実際は一つの大きな組織の構成要素の一つを成している。
そもそも誰か、どこかに需要があるからその仕事が存在するわけで。
これがどうリモートワーク廃止の流れにつながってくるかというと、多くの人にとって、直接、顔を合わせた方が構成要素として機能しやすいということだと思います。
僕のような仕事は別にその場にいる必要はないので対象外ですが、実際にこの夏、毎日のように図書館に通って仕事してみて気づいたこととして、やはり、
「外で仕事をした方が家で仕事をしたときより捗る」
んです。
完全にリモートワークスタイルが染みついた僕ですら。
ほとんどの人が、家で働くというのには適応しないのではないかと僕は考えています。
もちろん、それがバッチリはまる人もいるかと思うのですが、人間はサボってしまう生き物ですし、直接コミュニケーションを取らないと、僕のような人間は問題ないですが、心を病んでしまうこともあるのでは。
四六時中顔を突き合わせているのもストレスの原因になるでしょうが、その一方で、「1人で働くことはできない」という事実を受け入れ、自分にとって一番負荷のかからないワーキングスタイルを見つけていくのが大事だと僕は思います。
みなさんはどうお考えでしょうか?
よければお聞かせくださいませ。
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