【就活生向け】人生はこの1年では決まらない。

ちょっとタイミングが遅いかもしれませんが、大学生や大学院生のみなさんは今、就職活動真っ只中、もしくはそろそろ内定を取って活動を終えられている頃かもしれません。

僕の学生時代とは選考開始時期が違うので、いま現在、就職活動をされている方々がどんな状況なのかわからないところはあるのですが、ただ、こんな方はどの年にもいるかと思います。

内定を取れなかった方、です。

もし今、そのような状況にある方は、すごく疎外感を感じていたり、精神的にきつい状況にあるかもしれません。
特に、いわゆる一流大学に通っている方であればあるほどに。
今回の記事は、運悪く内定を今も取れていない方に向けて、ささやかながらエールを贈らせていただく記事です。

実は僕も、大学院生時代に就職活動をしたとき、内定を取ることができず、そのまま卒業しました。
僕の通っていた大学や大学院はそれなりのところだったので、周りにはテレビ局内定者や、国家公務員、Microsoftなど外資系、大学時代は五大商社など、いわゆる一流企業と言われるところの内定者が多くいたような気がします。

でも僕は、今思えば落ちて当然なのですが、なんだか最後までうまくいかなかった。
ただ、それでも15年後のいま現在、こうして普通に、フリーターとかになることはなく(会社員にもなりませんでしたけど)、フリーランスを14年続けて、都内にマンションを借りて暮らせているし、多くはないけれどそれなりの金融資産を築けています。

これは僕が就活をしていたときも思っていたのですが、なんだか就活の時期になるとみんな、

「会社員になること以外の人生を想像できなくなる」

というか、言葉を選ばずに言えば、ある種の洗脳状態に置かれているように見えました。
平たく言えば「視野が狭くなってしまっている」というか。

もちろん、今の日本では大学を出たら会社に入るのが普通とされており、実際にそれだけでそれなりのお金を若くして得ることはできます。
ただ、あと5年、10年も経てば身にしみてわかると思いますが、今、一流企業に内定してキラキラ輝いて見える人もそうでない人も、多くの人は、人生が変化しています。

ここで良い企業に入れても、早いうちに辞める人もいますし、ご結婚されて退職したりなどもありますし、その後は通り一遍にはいかない。
人生は予測つかないことばかりなんです。

いま、内定がなくて自分の存在価値を全否定されたような気持ちになっている方もいるかもしれません。
ただ、これは僕が当てはまるのですが、「会社員に向いていないだけ」な可能性もあります。

お金の稼ぎ方はいろいろあるし、一時的に負けた気分になっていたとしても、ずっと負け続けられるほど人生は単純ではないので、この投稿を見て少しでも安心してもらえれば幸いです。






読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。