【こんな人は】行かない方がいい大学や学校

近年、学歴不要論とか、大学不要論も囁かれるようになってきましたが、僕は、基本的には大学に行けるのであれば行っておいた方がいいと考えています。

それは日本が学歴社会だからというのではなく(むしろ日本は他の国よりずっと学歴による壁が薄いと思います)、職業選択のの幅が広がるのと、もし海外に住みたい、と思ったときにビザが取得しやすくなるなど、得られる自由度が大きいから。

ただ、大学って単独で4年間、大学院の修士課程も併せると6年間あるわけで、この長大な時間を無目的に過ごしてしまうと結構後々の人生に響くのではないか、と実際に6年間大学機関に所属した経験のある身としては思います。

そして、人によっても実は、通って意味があるかどうかは異なると思っています。

そこで、参考までに僕の経験をお書きしますが、僕自身は、自分がした選択なので“後悔先に立たず”ではあるのですが、あくまで僕の場合はですが、

「大学院は行かなくてもよかった」

と今は思っています。
(ここをご覧になっている当時の同級生や諸先輩・後輩のみなさん、ごめんなさい)

僕の進学した大学院は、映像制作や脚本を作るところだったのですが、入ってみて思ったこと。


「教えてもらうより自分でやった方が実になるし、ずっと速く身につく」

僕は、今でこそちょっとしたシナリオを作ることはありますが、その力は、大学院の教育課程ではなく、自分で書店で購入したシナリオ教本を読んで、その通りに実際に何本か書いて、さらに自分で名作映画などを何本も見て身につけたものだったりします。
あとは、もともと物を書くのが得意だったことも影響していると思う。

クリエイティブ系の学問は、その専門教育機関に行ったからといって、行っただけで必ずその分野での自己成長につながるかというと一概にそうではないのだな、とこの経験を通じて思いました。

これは専門学校でも同じことが言えるのかもしれません。
通って大きな成果を得られる人もいるでしょうが、それは性格によるものがあると思います。
何か人を巻き込んでプロジェクトを作り上げることが得意なタイプの人は、同じ志の人間が集まるので、すごく実のある期間になるとは思いますが、正直、僕は、安くないお金もかかることですし、自分でも学べるものであるなら、無理をしてそのクリエイティブ分野の学校に入る必要はないと思います。

「独力で身につけられることなら、まず自分で勉強し、やってみる」

やはりこれが大事なんだと思います。
結局、最終的には自分でやるしかないのですから、先生や講師におんぶに抱っこでは時間を無駄にするだけだと考えています。

今、進路を考えている人たちの僅かながらでも参考になれば幸いです。

読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。