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ドラマシナリオ「未来へのログライン」設定資料(全4回予定)

ジャンル:ヒューマンドラマ、ロマンス
想定媒体:地上波1時間枠
ターゲット:20〜30代前半 男女(M1、F1層)
想定分数:45〜50分

登場人物表

海野 美咲     (26) 会社員
今村 凌      (27) 会社員
風原 護(まもる)   (35) 映像ディレクター
鳴沢 夏海(なつみ)  (27) ダンサー
河村 宏明              (30) 美咲の先輩
卓也                 (21) 大学生
純菜                 (21) 大学生
今村 忠志              (57) 凌の父親
今村 佳子              (54) 凌の母親
唐田(からだ)     (45) 美咲の上司

あらすじ

    海野美咲(26)は、クリエイターマネジメント会社で働く会社員。私生活では経営者の息子で交際2年になる今村凌(27)との結婚が見えてきていたが、大学時代の夢であった映画監督にも未練を抱えていた。そんな中、美咲は、ショートドラマ制作の案件に携わることになり、ディレクターの風原護(まもる)に仕事を紹介することになる。

    美咲は、ドラマ撮影時にいてもたってもいられなくなり立場を考えずに撮影の助言をしてしまうが、意外にもそれがハマり、以降、護からの頼みで職域を越えて現場を手伝うようになる。そうしていくうちにもう一度映画を撮りたいと思い始めた美咲は、脚本執筆を開始する。その一方、凌との関係にも進展が。旅行先で、プロポーズを受けたのだ。

 美咲はプロポーズを受け入れ、凌の両親に挨拶に行くことになる。諦めかけた夢をもう一度目指したいと思い始めた手前、結婚をしても仕事を続けたいと考えていた美咲。しかし、実際に会った凌の両親は、結婚後は完全に家庭に入り、今村家を裏から支えることが前提であるかのように話をされ、凌もそのつもりでいたことが発覚。

 結婚に迷いが生まれる中、護から呼び出された美咲は、護が立ち上げる制作会社のディレクターとしてスカウトを受けることになる。

 凌と結婚して家庭を築き、社長夫人としての人生を歩むか、それとも監督としての夢を追いかけるか。ダンサーを目指していた友人の鳴沢夏海(27)が夢を叶えて大舞台に立った姿は美咲にとって輝かしく見えた。

 思い悩む美咲の前に、凌が現れた。美咲の気持ちをすべて見抜いていた凌と一夜を共にした美咲は、ついに答えを出す。

    空港で護と夏海に見送られる美咲。彼女の出した答えは、凌とは結婚せず、護の会社にも入らず、映画監督を目指してフランスに留学することだった。


読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。