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何者


朝井リョウさんの著書に「何者」という小説がある。

就職活動をしている5人の話で、
佐藤健とかが主演で映画化してた気がする。

映画は観てないけど周りから良い声は聞かなかった。

でも小説を読んだ私はすごく痺れたし
就活のえぐみを良い感じに取り込めた。

10月頃が物語の始まりで、
丁度就活を始めた大学3年の10月に読んだから
自分に重なりすぎて苦しくなったけど、
逆に主人公たちと同じ立場で読めるのは今しかないな、と思って少し嬉しくなった気もする。

(そういえば、今も10月だ。今読むと胸に来るものが増すのでぜひ読んでみてください!)


この小説、普通の就活物語、というよりは
主人公たちを始めとした登場人物たちが

何者になれば良いのか
何者になりたいのか

と苦悩していて、
就活している学生だけじゃなくて
社会人の人にも考えさせられる内容だと思う。


オンラインサロンでは
自分が何者であるかが大切な気がするし
今は何者でなくても
いつかは〇〇になりたい、みたいななりたい者の像がある人も強いなあ、いいなぁ〜っておもう。


私は昨日で学生が終わり
嬉しいだか寂しいんだかわかんないけど、
何者でもない自分に焦りというか怖さを感じている。

かといってなりたい者の像もあるわけでもなくて
貴重な時間とお金を消費してしまっている。
もったいないーー!!!


みんななりたい者の像があったり、
自分の活動に対して〇〇という者です、と紹介できるような肩書きがあってすごいな〜


私は #シモダフルデイズ 第120話がすごく好きなんだけど
(霜田さんが毒を吐いていらっしゃるw)

その回の放送を聞いて、
名乗ればその者になれちゃうのか、
結果が出たからこそその者の名を名乗れるのか

卵が先か鶏が先か問題だなと
考えさせられた。


いやでもわたしには今なりたいものがあるわけではない
むしろ普通に会社員になりたい
(会社に入ってからの目標はたくさんある!)

だから名乗れる肩書き
何者であるかの証が欲しいとおもうとともに
サロンではそういう肩書きが本当に活きるなーーとおもった!

近頃のはあちゅうサロンの活躍している方をみていると
好きなことで何者かになれている人もいて
やっぱり好きなことを極めて何者かなるのも1つの道なんだな、と気づけた。


でもやっぱり!会社員になりたいな〜
会社員になるまでの間に何者になりたいか、何者になるか、考えよう。



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