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綺麗な花には毒がある!モデルの始祖・胡蝶しのぶさまが体内に蓄える”藤の花”【鬼に対して効果はバツグンだ!】

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更新日:23/5/7

今回スポットライトを当てるのは、“蟲柱” 胡蝶しのぶさま


身長151cm

体重は37kg、と小柄な女性である

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CASIO BMI計算

体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数、

BMI(Body Mass Index)は驚異の16.23!

#適正体重のBMIは22

#BMI = 体重kg ÷ (身長m)2


我妻善逸は言った

それ(顔立ち)だけで食べていけそう

#美人ということ

#つまり、しのぶ様は

#モデルである可能性が極めて高い


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しのぶ様の特殊スキルは2つ

①鬼を滅殺できる”藤の花”から毒を精製できる
②鬼との戦いに備え、体内に”藤の花”を毒を蓄える

#しのぶさまの刀の鞘の

#奥にも毒が仕込まれているよ


この設定なに?って話


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しのぶさまが調合する藤の花とは

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この垂れ下がっているのが”藤の花”である

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ふじの咲く丘・ふじふれあい館


そんな藤の花

鬼滅の刃では、次のような設定

①鬼に対する魔除け
②調合することで鬼に対する毒としてつかう


基本的に、鬼を倒すには、太陽の光にあてる、

あるいは、首を斬るなどが有効とされている

しかし、上弦の鬼にも藤の花の効果はバツグンである

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では、この藤の花とは何なのか?


解説!藤の花とは


●名をフジ(藤、学名: Wisteria floribunda)

●マメ科フジ属のつる性落葉木本

●レクチン、ウイスタリン、シチシンなどの毒性あり


鬼滅の設定通り、毒性を持つ植物である

また、強い日当たりを好む特性があることでも知られている

#鬼は陽の光が弱点


しかし、こうした植物は他にもある

そこで注目したいのが、藤の花はマメ科であるということ

鬼に効くマメといえば…

そう節分!


では…

節分とは何なのか?

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都年中行事画帖

節分は、中国から伝わったとされている

「追儺(ついな)」や「鬼遣(おにやらい)」などと呼ばれ、鬼を打ち払う儀式のことである


以下の通り、実際に豆をまくようになったのは室町時代

抑鬼大豆打事、近年重有朝臣無何打之
『看聞日記』

天晴。節分大豆打役。昭心カチグリ打。
アキノ方申ト酉ノアイ也。アキノ方ヨリウチテアキノ方ニテ止
『花営三代記』

#「鬼滅の刃」の舞台は大正時代

#節分の儀は常識としてあるハズ


節分ではなぜ豆をまいているのか?

節分では、豆をまいている

なぜなのか?


それは、「魔滅(まめ)」に由来するからである

豆は、魔の化身である悪鬼を滅する力を持つとされたのだ


古来より、日本人は言霊の存在を信じていた

言葉に霊力と意味を与えることは不自然ではない

そして、この豆、

生の豆ではない!


節分の豆に火が通される理由

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北海道護國神社

節分でまく豆

生の豆ではない

散熬豆因唱鬼外福内
『臥雲日件録』


火を通してあるのだ

然るべきお祓いをおこなった”炒り豆”である


これは、魔滅の力を持つとされる豆を”炒る”ことで、

魔目(鬼の眼)を”射る”ことができると信じられているためである

#火を通すことで魔除けの意味を強化

#しのぶさまは藤の花の調合に

#火をつかっていると思う


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#豆によって鬼の魔目が魔滅された事例


このような特性を持つマメ科の藤の花だからこそ、上弦の鬼にも対抗しうる強力な武器となりえる


作品考察における注目ポイント”花言葉”【狂気のしのぶさま】

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胡蝶しのぶ 1/8 完成品フィギュア


アニメやマンガなどの作品に出てくる花

作品を読み解く上で非常に大きな意味を持つ

その花の”花言葉”にメッセージが込められているためである


では、”藤の花”の花言葉をみてみよう

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ちいさな花言葉・花図鑑

「優しさ」
「歓迎」
「恋に酔う」

女性を象徴している”藤”の通り、花言葉にも女性的な意味のものが多い


また、藤の花自体が垂れていることから、

頭を下げて客をもてなすという意味合いもある

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#しのぶさまのイメージにピッタリ

#怪我をした炭治郎たちを

#蝶屋敷にもてなしていた


しかし、藤の花の花言葉はここで終わらない


昔から日本では

女性:藤
男性:松

に喩えて、近くに植える習慣があった


するとどうなるか?

藤が松の木に絡み、巻き付くのである


「一度捕まえたら二度と離さない!」

という狂気の執念を連想させる花でもある

#本当は怖い花言葉シリーズ


ご存知の通り、しのぶさまは姉の敵の鬼を探していた

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自らが喰われることも視野にいれて…

日々、毒を身体中に染み込ませながら…


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#しっかりキャッチされている童磨

#絶対に離さないしのぶさま


本当はこう見るべきではないだろうか?


そして、その執念の結果がこちら

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#本当は怖いしのぶさまシリーズ

#綺麗な花には毒がある

#しのぶさまには狂気がある


以上、しのぶさまが”藤の花”を扱っている理由

●毒性がある
●強い日差しを好む
●マメ科
●花言葉

これらの要素が全て揃っているからだと著者はみている

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※画像は作者の吾峠呼世晴先生、及び出版社、製作会社に帰属します。

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