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転機2020 「うちがわ」
今年(こんどの2月)で、四半世紀の25歳になります。
同い年の知り合いは少しずつ結婚していったり、会話の端々で老いを憂うようになりました。
わたしも同じように 太りやすく痩せにくくなったり、老後のための貯蓄に焦りを感じたりしています。でも、わたしにとってここ2年は「生まれ直す期間」でした。
人生の転機がありました。
将来の希望ができました。
「もう25歳」ではなく、「まだ25歳」と思えるようになりました。
そんな2年間の話をしたいです。
まずは、いろいろなことに気づいた2020年。
■海の底からの景色は海の底からしか見えないということかもしれない
もともとウルトラ健康体というわけではありませんでした。
料理ができるわけではないですし、意識して運動をしていたわけでもなし。そんな「なんとなし不摂生」だったわけですが、ついにいろいろが祟って完全に病気をしました。
病名で言えば精神的なものですが、足を掴むように体調もどんどん崩れていって、最終的に2020年の夏に休職。
「鬱になってよかった〜!」とは絶対に言いませんが、悔しいことに、鬱になったことでいろいろ気づくきっかけが生まれたことはいくつもあります。くやし〜
■"健康"への気付き
鬱ってこわいですね。自分が自分じゃないみたいです。
まず過食症 。
学生時代に40kgを切っていた体重(それもどうかと思うけど)は、入社して1年で一気に5~6kgほど増えました。
しかもこのうちの2kgは、過食をしだした2週間くらいで一気に増えた。いままでろくに太ったことがなかったのでビックリしました。
食べても食べても満腹にならないというか、胃は限界なんですけどまだ食べなきゃいけない、みたいな焦燥感が続く…みたいな感じ。
でも胃は限界なので、めちゃめちゃな腹痛とか救急車寸前になったりとかもしました。無理やり寝ました。
それと、日常への支障 。
もともとファッションとかメイクが好きだったはずなんですが、日に日に出社装備が雑になっていって、衣食住にどんどん気を遣えなくなりました。
悲しいことに、こういう「普通じゃないな」という体験を通してはじめて、「健康とはなにか」を考えるようになったんだなあ〜
休み始めて少し経ってから、
・ジムで筋トレをする
・栄養を考えた食事をする
を始めてみました。23歳(当時)にしてはじめて。
お話したとおり料理は苦手も苦手…というか、食べたいものが分からないので献立を考えることが苦痛でした。
それでも「自分でできる」ということに自信を持ちたくて、当時はOisixというミールキットを利用していました。
このあたりのことは、振り返りがおわったら詳しく書きたいと思います。
Oisixおすすめですよ。
幸い休んで時間があったので、余裕をもって決まった時間にジムに行ったり食事を作ったりできました。
特に筋トレと食事の相関も強いので、ビタミンとかPFCバランスのこと勉強したり、いい機会になりました。いい食事に呼応するように筋トレのパフォーマンスも上がるので、実験みたいで楽しかった。
なにより、「健康な生活をしている!」という事実 が安心を生みました。身体の健康は心の健康。
過食はいまでもしてしまうし、いたって不健康ではあるのですが、意識が向くようになったのは嬉しいことです。
■"考え方"の気づき
当時、危ういながらもお付き合いを続けていた人がいました。
結局お別れしてしまったわけですが、鬱だと伝えて少し経った時にその人に言われたことが、割と今でも印象に残っています。
げろげろに心が沈んでいて、何をするにもションボリみたいな時期に、あまりにもつらくて しんどい…つらい…と吐露したときでした。
「それを言ってどうしてほしいの?
(どこかに出かけたい、とか)具体的なこと言ってくれればいいけど、「しんどい」だけ言われても困る。
自分の気持ちなんだから自分で解決するべきでしょ」
ヒ〜〜〜〜〜〜〜〜ン…………………………………😖
と 当時は思いましたし、今でも正直多少思うところはありますが、いわゆる「自分の機嫌は自分で取れ」というやつですね。
(名誉のために書いておくと、
このひとが基本的に「自分の機嫌は自分で取る」の人なのでこう言ったんだな〜といったところです。
どっちが正しい 良い悪いではなくて、自分と違う価値観を得た という話)
この言葉がおもいっきり刺さったのは、頼らせてもらえなくて悲しい…というのも少しありましたが、
指摘されるまで「ひとに機嫌を取らせようとしている」という自覚がなかった からです。
過去のやり取りを思い返して、そういえばあの時、 あの時も、と思い当たる瞬間がいくつかあり、相手に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
本当に頼りきりだったな…と…
それからは話すことに気を遣ったのもそうですが、精神的に自立すること、自律することをより自然に考えられるようになった気がします。
相手に左右されない趣味(筋トレ)をつくること、何かをやってみるときに判断を委ねないこと…
結局相手の人とはもうすっかり他人になってしまいましたが、精神性 こと人格的な部分については、特に大きく変わるきっかけになったなあ……と思っています。
恋愛がどうのと関係なく、ひとに性格や考え方を指摘してもらえることって、なかなかないと思うので。
ありがとな!(本人に言う機会はありませんでした。だれか伝えといて)
健康なままだったら未だに気づかないままだったかもしれない、自分の内側のいろいろなことに気がついた2020年でした。
つぎは、自分の外側、身の回りのこと、これからのことに目を向けた2021年のことを更新しますね。
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