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広報の存在意義

自社で広報に取り組んだ背景や現在の取り組み、有用性についてお話します。本格的なメディア・PR戦略はこれからですが、一旦は社内の情報発信を通じ事業の成果へと繋がっています。

私自身は経営であり、広報の専門家ではないので「広報って実際どうなの?」と思っている方に何かお届けできればいいなと思います。


社内広報のいきさつ

①立ち上げ期は情報発信

まずは会社として「とにかく情報発信の機会を増やす」という行動目標からスタートしました。当時のTwitter、note、ブログ、インターネットラジオなど。

当初の直筆メモ 2022年2月からSNSを中心に本格的に発信を開始

採用も営業もサイトや資料だけでは表面上の情報しか届きませんし、実際に私が顧客の立場であったら、サービスのリアルな情報が欲しいと思います。

何より当社サービスはスタッフが商材そのもの。どんな人がどんな思いでサービスを運営しているか。できるだけ裏側まで見てもらいたかったし、なぜならそこには自信がありました。

特にオンラインアシスタント企業でスタッフ個人が発信している企業がなかったため、あらゆる面で他社との差別化になると思い、思いつくもの全てに手を出しましたね。今思うとみんなよく協力してくれたなと思います。

②そして広報部門の立ち上げ

発信が形になってきた頃、産休でお休みをしていたスタッフの復職が決まりました。彼女はもともとサービス運営、営業、研修も担当。更には私との関係値もあるスタッフだったので、広報に適任だと思いアサインしました。

そこからは広報として彼女に実務を任せることが多くなり、私は企画側にシフトできるように。企画と実務両輪で動けるので、コンテンツのアップデートもスピード感をもって実現できるので彼女の存在はとても心強いです。

■広報担当のご紹介(セリーズ広報室:門田)
X(@kadota_bizlinks)noteSEOコラムプレスリリース社内報作成など広報業務は多岐に渡る。クライアントワークとしてユーザー様のプレスリリースやメルマガ、バナー制作なども担当。

広報がもたらした効果

当社のケースを元に下記3点を上げてみます。

①採用面

求職者へ企業文化の可視化

まずもって、良い人材に選んでもらえる機会が圧倒的に増えました。
採用活動をしていると、「〇〇さんのnoteを見て応募しました」と言ってくれる方がとても多く、求職者も働く人のリアルを重視されてると感じます。

当社はスタッフの半数がワーママさんなので働き方や環境も多種多様。
求職者に合わせたコンテンツを意識しているわけではありませんが、スタッフが書く内容が自然と求職者の疑問や課題解決に繋がっているようです。

リファラル採用も多い当社ですが、こちらの公式noteがもはや採用広報機能となっています。

②営業面

潜在/顕在顧客層への認知向上

最近ではSNS経由で直接サービスのお問い合わせに至るケースも増えてきていますので広報が営業機能の役割を一部果たしています。

当社はインサイドセールス支援を行っており、自社でも営業手法として取り入れています。その際重要なのは”コンテンツ”です。闇雲に架電をしてもテレアポと変わらずお断りされるのが関の山です。

SEO記事やプレスリリース、導入事例、スタッフインタビューなどのコンテンツ制作を広報業務として行っています。潜在層にはSNS、顕在層にはメルマガなど見込み顧客へ様々な手段で情報発信ができています。

③経営面

ステークホルダーや従業員のエンゲージメント向上(これこそ存在意義)

広報を設置することで取引先のみならず、パートナーや従業員へ会社の情報や企業文化の共有をすることができます。特にフルリモートの当社の場合、この効果は絶大です。

経営から見た広報活動の有用性は、採用や営業などの成果同様「会社の成長記録とその共有」だと思います

私はこれを事業のアーカイブ化と勝手に呼んでおり、採用や営業など様々なシーンでこの「記録」が大きな役割(存在意義)を果たします。

まとめ

現在、広報は私にとって「会社の成長記録係」であり、ステークホルダーとのエンゲージメント力推進担当です。

更にはメディアへの露出、他社広報との人脈作りなど横の繋がりも今後必要な取り組みだと思っています。

今後社内広報を始めたいと思っている方へ参考までに、広報に必要な素養を3つ纏めました。(自社での取り組みを踏まえ)

①営業視点(セールスプロセスの理解)
②経営視点(事業理解や企業理念の理解)
③編集視点(媒体に適応したライティング力)

当社の広報担当は営業視点と経営視点の2つを幸いにして持ち合わせていたのでスムーズな立ち上がりができたと感じています。

経営と二人三脚で形にしていくことが多いと思うのでお互いの良好な関係値は前提として①、②は土台として重要です。③は量によって質も担保できると思うのでとにかく発信の機会を増やすことが重要ですね。

最後に

そんな自社での経験をもとに、当社では営業オンラインアシスタントサービス「セリーズ」で広報支援もしております。

セリーズでは月間30時間とスモールスタートで広報部門の立ち上げが可能

『営業視点の広報』は当社ならではの強みです。情報発信、エンゲージメント推進を通じて、お客様の事業成長のお手伝いができればと思います。

セリーズは顧客を本来やるべきコア業務へシフトさせるソリューションを低リスク・低コストでご提供しています。営業やマーケティング、さらには広報部門のリソース不足の際にはぜひご活用頂ければ幸いです。

インサイドセールス、MA運用、広報、クリエイティブ支援などお気軽にお問合せください!

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