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【パートナーシップ】 マッチングアプリの数多の会員の中から、自分が本当に幸せになれるたった一人のパートナーと出会う

こんにちは。

今日はパートナーシップの話。

私は今でこそ結婚もして出産・育児をしている身だけれど、夫と出会う前のほんの数年前までは一生自分に合ったパートナーなんて見つからないと思って絶望していたような人間です。

というのも、私は人間関係に疲れやすいタイプであり、交友関係もかなり狭く、一人の時間が何よりも好きなタイプでもあったから。一方で、深くて濃厚な会話をする事は好きで、深い深い部分で繋がりを感じられるような関係性を欲していた。でも、そういう人と出会うことはとても難しく、出会ったとしても何故か全員ゲイでした。つまり、恋愛対象として扱われながら、自分の繋がりへの欲求を満たせるような相手が本当にいなかった。

また、結婚相手を探すとなると難航する部類の人間でした。経歴的にも世間一般の日本人男性からは敬遠されがちなところも結構あった。おまけに性犯罪に遭った経験もあったりして、そのトラウマも含めて受け入れてもらえる人である必要性があった。かなりの訳あり人間です。

(詳しくは自己紹介見てね)

結婚相手を探そう!となった時点では特段若い訳でもなく(30歳にはなっていた)、ものすごくリッチな訳でもなく、超絶美人な訳でもない。

でも、そんな人間でもかなり分析をして戦略的に探したらマッチングアプリで相手を見つけることが出来ました。それが今の夫です。夫は私にとっては本当に理想的な相手。家事も育児もしっかりやってくれて、仕事も熱意を持って取り組んでいる。尊敬します。それに、どんな事でも話し合いが出来るし、頼りになる。しょうもない事を言って笑い合える。子どもの事を誰よりも愛してくれていて、真剣に考えてくれている。パートナーとして、この人を選んで良かったなと心から思います。

だけど、マッチングアプリ上では正直かなり埋もれていました。わざわざ見つけ出そうという努力が無かったら、ほぼ100%の確率でスルーしていたと思います(失礼)。

でも、マッチングアプリを始める段階でしっかりと自己分析をして、どういう相手を探したいのか、どうやって探せばいいのか、どうすれば探した相手からも気に入ってもらえるのか…という部分をクリアにすれば、数多の会員の中からも自分にぴったりの一人が見つかるよ、という話。

分かりやすく年収や見た目などで決めたい!という人やどんな人ともある程度は上手くやっていけるタイプのには向かないと思うけど、人付き合いで苦労しがちで、一緒にいる人からの影響を受けやすい人は是非読んでほしい。

私の個人的な体験ベースで書きすすめていきます。

当時の状況

まず、当時の私の状況から。

第一に、アメリカで性犯罪に遭って、その影響でPh.D進学をあきらめ日本に帰ってきていました。特にやりたいこともなく、気力もなにもなかった時期です。生きるための仕事だけはしつつもふらふらとただギリギリ生きていた感じです。

祖父からのお見合いしろしろ攻撃

そして、そんな中祖父からのお見合いしろしろ攻撃が始まります。

私の祖父は、地元でずっと事業を営んできた人。戦争経験者でもある、年寄りです(それは言わずもがな)。祖父の仕事に対する意識や考え方、センスなどは本当に素晴らしく尊敬するところが多いのですが、一方では地方の(ちょっと顔が広くて影響力のある)老人。結婚に対する考えも保守的で、女は絶対に結婚をするのが幸せ、子どもは設けることという考えがありました。自分の長女の孫ということで、私は結婚しろしろという圧力を祖父から受けまくります。

しかもなまじ地元で影響力があるもんだから、いろんな縁談の話を勝手に探してつけてきてしまいます。一応私の経歴を鑑みて「海外」というキーワードで探してはくれてたのですが、くる話がことごとくこんな感じ。

  • よさげな日本の大学出身

  • 日系企業で今後数年以内に駐在の予定あり

  • 本人は海外育ちなわけではなく、地元は祖父母の地元

  • 将来的に我が家の事業を継いでくれそう

これに対して私はかなりのイライラをつのらせていました。

しかし、このイライラによって私は自分の結婚相手は自分で探さなきゃという気持ちになります。そして、祖父が犯した人選ミスをきっかけにして、私がどんな人を理想としているのか、どんな人とだったら長い長い結婚生活を幸せに送れるのかということを真剣に考えるようになりました。

そういう意味ではグッジョブ祖父。

そしてその結果、自分の結婚相手を
・どこで探すのか
・どういう条件で探すのか
・その条件に合う人をどうやって見つけ出すのか
・条件に合う人が興味をもつ人にどうやってなるのか
・本当にこの人だ!と思えるひとりにどうやって絞るのか
という事を考え、戦略的に動くことが出来るようになりました。

ここからは、祖父の犯した人選ミス詳細と、私がそこから導き出した答え、結婚相手を見つけるにあたって参考となるヒントをつらつらと書き連ねています。

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