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【妊婦日記】 急に不安に襲われた臨月の夜、さくらももこに救われる

臨月の夜、なかなか寝れなくてふと考え事をしているうちに底しれぬ不安が襲ってきました。

出産予定日が刻一刻と近づいて来る中、一人きりのタイミングで陣痛が来てしまったらどうしよう、陣痛の痛みが本当に不安だ、子どもが無事に生まれなかったらどうしよう…色々な不安がおしよせました。

が、主な不安は痛みに対すること。


陣痛の痛みに恐れおののく夜

そもそも私は経産婦です。なので、陣痛の痛みは知っている。前回も何とかなった。そして、分娩時間は初産にもかかわらずかなり短かった。

産後の経過も順調で傷の治りも早かった。

にもかかわらず、陣痛の辛さと産後の痛みが忘れられなくてトラウマのように記憶に残っていて、またあれを経験するのか…と思うと心配でたまらなくなった。

出産の辛さについてはここでも書きました↓

痛みに鈍いのか敏感なのか、自分でも良く分からない(だって前回は、破水をしてから陣痛に気づくまでに時間がかかった…というか気づいた時にはもう5分感覚とかだった。どゆこと?)。でも、過去の経験を自分の中で大げさに記憶なおしして、必要以上に不安を感じてしまう性質はあるのかもしれない。

とにかく陣痛は辛い。生命の神秘ですごい!とは思うけど、それはそうとして辛い。

さくらももこの出産エピソードを思い出す

そんなこんなで、痛いの嫌だ痛いの嫌だ…と不安モードになってしまっていたのですが、ふと、さくらももこの出産体験の話を思い出した。

これはさくらももこの妊娠・出産経験を綴ったエッセイなんだけど、終始一貫したさくらももこ節で本当に面白い。ありとあらゆる辛いことがなんだか笑けてくる。

さくらももこは帝王切開で子どもを産んだのだけど、その時のエピソードも本当に秀逸です。くだらなさを150%増しした感じでコミカルにまとめてくれているので、辛いことが取るに足らない事のような気がしてくる。

私はこのエッセイが大好きで、1人目の時にも読んだし今回も何回か読み返した。なので、結構エピソードの詳細を読まなくても思い出せる。

なので、布団の中で目を閉じながら内容を思い出した。そして思い出し笑いをした。

そうしてるうちに、出産の不安はどこかにいってしまいましたとさ。


どんな時にも笑いは必要だよね

辛い辛いと一度思い込んでしまうとずっとその感情にのまれてどんどんネガティブ思考になってしまったりするけれど、そんな時に笑いをもたらしてくれる存在って本当にありがたいねと思いました。

さくらももこ、ありがとう。

ちなみに、「笑う」で思い出したこちらの本も1人目の時に読んだことあるのだけど、こっちの方はいいエピソードもあれば「ん?」というエピソードもあった記憶。


なんか、友人宅でお泊り中に陣痛が来て、そのまま誰も呼ばずにひっそりと友人宅で産んだというエピソードがあった気がするんだけど、それに対して「どゆこと???」と気になりすぎて、後のエピソードは忘れました。笑 


▼追記
気になって読み返してみたら、友人宅で生まれた方はもともと自宅出産予定の看護師で、予定日よりかなり早めにうまれた方でした。納得。

おわり。

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