見出し画像

男の子が電車好きになるか観察してみた / 0~3歳我が子の場合#EduCari

こんにちは、EduCariのmameです。

本日、4月24日(土)にEduCari第6回イベント「子どもにジェンダー差を意識させないために親としてできること」を開催します。

本企画は、春に森元総理がオリンピック組織委員会を辞任することになった発言を発端に議論が活発化しているジェンダーの問題いついて、親として「子どもにはジェンダー差を意識させたり、固定概念に染まることで将来の可能性を狭めて欲しくない」と感じていた想いから企画しました。

しかし、実際のところどうかというと、3歳の息子の洋服は青だし、ドクターイエローのハンカチを持たせているし、誕生日プレゼントはラジコンです。

ただ、今でも子どもにはジェンダーに縛られないで生きて欲しいと思っているし。そのために大人として、親として何をすることができるか考えていきたいと思っています。

じゃあどうして、いわゆる男の子らしいと言われることを選択しているの?ということを本記事では振り返ってみました。

男らしさを押し付けないぞと意気込むプレママ期

自分の性に悩んだ経験がある方の幼少期体験談を読んだ時に

「男の子なんだから電車が好きでしょ、買ってあげる」
「ピンクなんか選んだらおかしいでしょ、青の方がかっこいいわよ」

というのが辛かったというエピソードをよく見ることが多くありました。

「そういう決めつけで行動する親にはならないぞ」

と親になる前に思って、出産準備では、フィンランドのベビーボックスを頼むなど、ジェンダーフリーなものを集めることに努力しました。

画像1

フィンランドでは国から、新しく生まれてくる赤ちゃんの育児に役立つベイビー服からぬいぐるみまで必需品がたくさん詰まったパッケージが送られてくるベビーボックスというものがあり、日本でもこのサイトなどから買うことができます。https://www.finnishbabybox.com/ja-jp/

もともと、こうした意識が強く、どうして性別による好みが生まれてくるのかなと気になっていたため、息子の子育てを通して観察をしていました。

観察日記(3〜6ヶ月)

まず最初に面白いなと思ったのは、0歳児に通ってた児童館での出来事。
まだ寝返りをするかしないかの頃は、こんなおもちゃで男女ともに楽しく遊んでいる。指でつまむ、口で感触を確かめる。それらが全て刺激で、楽しい赤ちゃん。特に、車のおもちゃのタイヤにはみんな興味心身で、動くもの、回るものは目を追ってしまう動物的な反応を見て、最初からは差はないんだなぁと感じることが多くありました。

画像4


観察日記(6~8ヶ月)

おすわりやハイハイができるようになった頃。児童館でプラレールで遊べる日がありました。同じ月齢のお友達が男女共にプラレールの動きが気になり目で追いかけたり、ハイハイで触りに行ってしまったりと、どうなってるんだ?と自分で動かしてみたりもして、ここでも男女の反応にあまり差は感じませんでした。

画像5

観察日記(8~12ヶ月)

転機になり始めたのがこの頃、相変わらずプラレールの動き、おもちゃ自体は興味を持つが、早々に退散する子と、飽きずにずっとみてる子に分かれ始めました。息子は、飽きずに触りたがったり近くにくると、きゃっきゃと喜ぶ派。

その中でも特に踏切が大好きになり、家で延々と踏切の動画を見たがったり、泣いているところを、線路まで連れて行って電車を見せると泣き止んだりするようになりました。
親としては、踏切さま、電車さまに大変助けられた時期でした笑

画像6


観察日記(1~2歳)

そうして迎えた1歳の初めてのクリスマス。サンタさんからのプレゼントは、トミカでニコニコ。2歳の誕生日のお祝いに作った誕生日ブースのテーマは車となりました。

画像4


靴を自分では履きたがらないので、消防車の靴を買ってみたり、外出先でおもちゃを持ち合わせていないなかった時にグズってしまった時に、近くに売っていた電車の刺繍があるハンカチを買っておもちゃにしてあげて、その場をやり過ごしたりもしましたね。

笑顔を見たいなというシンプルな気持ち

ここまでの3年を振り返ってみると、溜まっていった男の子らしいおもちゃやグッズは、別に男の子らしく育てたいと思っていたわけじゃなくて、息子の笑顔が見たい、楽しませたい、機嫌をよいと助かる。というシンプルな親の気持ちからでした。

ちなみに、同い年の娘さんがいる知人から最近、同じく、ジェンダー差で好きなものを制限したらいかんと本人の自由を尊重していたら、鉄子の道を爆走しているという連絡がきました。

画像6

息子が、身体の性と同じ男の子が統計的に好むものと好みが一致していたから、悩んだりすることなく、そういうことが言えるのかな。違う場合は、同じ行動ができるかと聞かれると、わかりません。

でも、「あなたが好きになったもの、自分で選んだもの、笑顔でいれること。それを尊重するよ」という軸をぶらさず伝えていきたいと思っています。

そして、他に親として大人としてできることはないか、本日のイベントを通して考えていきたいと思っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?