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メリットとデメリットと情

よく聞く「メリットとデメリット」という言葉、私はずいぶん昔から友情にはメリットデメリットは存在しないと思ってる。そして、メリットデメリットって言葉がすごく嫌いだ。 俗にいう本当の友情というものなら、なおさら成立しないと思う。 人それぞれ置かれている環境は異なるし、 友達との付き合い方も違うと思うけれど、 自分が本当の友達だと思っている人に対して、 メリットデメリットを求めてしまう時点で、 それはもう本当の友達ではないのではないか。 まあ、よくある大学のレポート写させても

    • 春は風のように

      昔好きだった人との思い出ってありますか? 場所だったり、食べ物だったり、香りだったり、きっといろいろな思い出があると思うんですが、私は場所や食べ物よりも色濃く残っているのは、どんなものよりも曲かなって思う。 いろいろな曲が思い出に残っているのは間違いないんだけれど、その中でも一番思い出に残っている曲がBIGMAMAの”春は風のように” この曲を聴くと、大好きだった友達のことを思い出すのです。彼と出会ったのは、3年前の夏の終わりのこと。はじめて会った時の緊張、動揺、胸のざわつき

      • 音のない世界

        音のない世界って言葉だけ聞くとなんかエモくきこえるでしょ。 実際は、ドラマやアニメみたいな運命の人が現れて救ってくれるなんてハッピーな展開はないし、どんなに音が聞こえなくても、自分のことを置いていくように、日常は当たり前のように進んでくし、朝起きたら今日も絶望が始まるのかって考えたら、寝るのだって怖い 終わりは始まり?生きる意味を見出せない人間に、その言葉はただただ酷なだけだなあと思う。 音楽を生き甲斐にしてきた人間から音楽を取るなんてあんまりだなとは思うけど、逆境さえも味方

        • 神はサイコロを振らないとは

          初めて行ったライブのことを覚えていますか?箱の中の空気・温度感・ライブの熱量というものは、自分の中で色褪せることなく記憶に残り続ける、そんな気がする。きっといつかは色褪せてしまい、風化してしまうのかもしれないけれど、自分の中の大切な一部になっていると思う。 声が出せない・椅子がある等様々な制約がある中のコロナ禍を経て、常に進化し続けてきた"神はサイコロを振らない" きっと名前をどこかで聞いたことのある人、曲を聴いたことがある人、まだ出会ったことのない人にも届いて欲しい、そ

        メリットとデメリットと情

          私とBIGMAMA

          初めてnoteとなるものを書き始めてみたけれど、何を書いていいか分からないので、一番好きなバンドとの出会いについて書いてみようと思う。 今でこそ、1番好きなバンドと言われたらBIGMAMAと言うに違いないが、BIGMAMAを知ったのは割と最近だなあとおもう。 というのも音垢なるものを始めたのは2021年の6月のことで、バンドの曲は聴いてはいたが、コロナ禍になってから、元々好きだったLDHが北海道に来なくなってやけくそになっていた時に、バンドにドハマリして音垢を作ったという

          私とBIGMAMA