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メリットとデメリットと情

よく聞く「メリットとデメリット」という言葉、私はずいぶん昔から友情にはメリットデメリットは存在しないと思ってる。そして、メリットデメリットって言葉がすごく嫌いだ。

俗にいう本当の友情というものなら、なおさら成立しないと思う。

人それぞれ置かれている環境は異なるし、
友達との付き合い方も違うと思うけれど、
自分が本当の友達だと思っている人に対して、
メリットデメリットを求めてしまう時点で、
それはもう本当の友達ではないのではないか。

まあ、よくある大学のレポート写させてもらう様な上辺の関係に成立しがちなのかなと思う。
レポート写させてもらうメリットがデメリット(代償)が超えすぎない限り、もう必要ないなって相手にされなくならない限りは、その人との関係はなんだかんだ続いていくわけであって、それ以上の関係になることはなかなかない。

だからこそ、ほんとの友達に対して、思うことはいろいろあるだろうが、それをメリット・デメリットとして考えることは少ないんじゃないかと思う。あくまでこれは個人的な考えだけど、自分が友達だと少数の人間に、そんな風に考えられているのなら、友達になる人間を間違えたと心底感じるだろうし、狭く深く関わっている人間にそう思われているなら、いっそのこと死んだほうがましだと思えるくらいには。

基本的に、人の考えを否定するのは嫌いだし、
他人の意見っていうのは貴重なもので、
自分の価値観のズレを確認し直したり、
視野を広げるためにも頭の中に入れたい。

自分と同じコミュニティーで活動してる限り、
似たような考えの人が集まるから、
基本的にズレが生じない環境にあるからこそ、
意識的に他人の考えに触れる機会が必要だと感じるし、
それは間違いなく自分にとっていい刺激になるものだと感じるから。

だからこそ、あれこれ批判するものでは無いと思って21年間生きてきたのだけれど、批判こそしないが、割と人間関係のリセット癖は昔から治らないらしい。

好きになったらとことん好きだけど、
人との距離感間違えて嫌われることも多め。
自分の好きになった人に雑に対応して嫌われがち。
それも愛ゆえになんだけどね。 

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