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個人で自立して生きたいと願う、あなたへ。


自分が生きる日々を、自分で選んでいきたいと願う。

「それを叶えられる」と知ることが、きっとあなたの世界を拡げてくれる。



こんな人へ向けて書いています

「個人で自立して生きる」ことを、目指す人へ

僕自身も、その当事者として挑戦し続けています。もう既に叶えたこと、これから叶えていくこと。自分の願いに沿って生きることは、「楽しい」ことばかりではありません。でも、充実はしています

そんな生き方に挑戦される方へ向けて、書いています。



この記事を書いている人

僕は東京に妻と息子と3人で暮らす、32歳の話好きです。もうすぐ群馬へ。独立1年生、父親1年生です。2021年は本当に挑戦の年だな、と。

「自分の人生を大切にすることを決めたあなたを、応援したい」

僕らが生きるこの世界に、あなたにとって「居心地のいい居場所」を。
そんな居場所を、ご自身の力で創れるようになって頂くためのお手伝いをしています。

対話。文章添削。計画づくり。オーダーメイドであなたと一緒に考えます。

主役は、あなたです。

あくまで僕は、「いきたい場所への中継地」である、という想いをこめて、「とまりぎ」をコンセプトに選びました。


「自分の人生の手綱を自分で握る」=個人で自立して生きること。


「自分の願いを指針に生きる」ことに興味をもたれたら、お気軽に✉公式LINETwitterのDMにてお声かけ下さい。

あなたの物語に触れられる日を、楽しみにしています。



1.個人で自立して生きる、ということ。


「個人で自立して生きる」と聞いた時、あなたの頭の中には何が浮かぶだろうか?

経済的独立? 依存からの脱却? 他責思考をやめる?




OK、全部正解だ。

あなたにとって「あなたが自立している」と心から思える状態が、あなたに目指して欲しい目的地である。




例えば、経済的自立を目指すとする。

これはあなたの「収入>支出」が成り立っている状態だ。


あなたが専業主婦なら、あなた自身が得られる収益が存在し、配偶者に頼らずとも欲しいと思ったものをあなたの意志で買える状態かもしれない。


あなたが会社員であれば、「会社員であることによる不都合」(例えば就業時間や場所の拘束で子供の習い事の発表会にいけないとか。単身赴任で家族と一緒に暮らせないとか。)から脱却した状態で、家族と暮らしていけるだけの収入を得るコトかもしれない。


あなたが個人事業主であれば、「望めばいつでもキャッシュをつくれる」見通しをたてるコト、仕組みを作り上げるコトかもしれない。来月の支払いの不安から、仕事を詰め込みすぎて余白がなくなり、身体が悲鳴を上げていることを無視し続けるのを辞めるコトかもしれない。


依存からの脱却や、他責思考を辞めるのも同様だ。




僕は、「自由」という言葉をとても大切にしている。




自由とは、自分で納得できる行動を、自分で決められる権利を手放さないコトだ、と考えている。



そして自立している、というのは、あなたがあなたの生きるあなたの人生を、誰のせいにもせずあなたの責任のもとに生きている状態を指す、と考える。



僕はこの状態を望む人に、居場所づくりを通じてこれを叶えてもらう仕事をしている。




2.何故僕が、この仕事をやっているのか。


この先の文章をお読み頂くに先立って、少しばかり、僕の話をさせて欲しい。僕があなたにお伝えしたい「自立」のイメージが膨らむと思う。



僕は大学卒業後の10年間を、会社員として過ごした。7年半勤めた経営コンサルティング会社から、友人の誘いで再生エネルギー領域のベンチャーへと転職した。それが2019年9月のことだ。


その年の11月、僕は妻と結婚するに至る。


僕の職場は茨城県にあり、妻と暮らす家は東京にあった。僕は片道2時間かけて通勤し、平日は社員寮で単身赴任。休日だけ家に帰り妻と過ごす、週末婚状態だった。


新婚だったけれど一緒にいる時間の方が少なくて、「職場」に縛られた働き方に違和感を覚えていた。僕は単身赴任の間に、「家族と一緒に暮らしたい」という自分の価値観を自覚するに至っていた。


翌年の2月、コロナが蔓延し、自宅でのリモートワークを許可された。東京と茨城を行き来する生活は、誰の目にもリスクだったからだろう。そうして僕は妻と共に過ごせる暮らしを得たわけだが、社内向けの業務を担っていた僕の仕事は成果を出すことからは遠ざかった。


転職活動をするとき、条件面だけで決めた。自分のやりたいこと、働き方、といったことには頓着をしなかった。なんとなく気になる業界、12年来の友人の存在、給料水準のアップ、裁量の大きさ。そんな要素だけで決め、自分の将来やキャリアプランといった考えは特になかった。


結果、オープンポジションで決まった職務もなく、転職したばかりで自分の居場所を確立することもないまま初めてのフルリモートワークに移行した僕は、変化に適応することができなかった。


人とコミュニケーションをとること、自分の仕事へのフィードバックがすぐに得られる環境では力を発揮できた僕も、壁に向かって一人で球を打ち続けているような働き方ではなかなか活躍することができず、ふさぎ込んでいった。


生気の無い顔をしながら、仕事が手につかない僕を見て、妻は何度も「たとえ年収が下がったとしても、あなたが夢中になれる仕事を探すべきだ」と助言をくれていたのだけれど、僕は既に自分の人生をどこか諦めていた。


都内の暮らしを維持し続けるのに、生活水準を下げる方策を見つけられないまま、「そうはいっても仕事を変えたら今の生活が成り立たないじゃないか」という言葉を繰り返して、思考することを放棄していた。未来の展望など思い描けなかった。


今の生き方以外、考えられない。抜け出せない。


自信をすっかり失っていた僕には、わずかな活力も湧いてこなかった。

結果、会社を辞めることになった。転職先も、決まらないままに。



2021年1月末に会社を辞めることになった僕は、最終週を有休消化にあてさせて頂いた。7日間の、有休消化期間。1月最後に僕は、束の間の自由を手にした。


「自分にとって大切な時間だけで満たして、この7日間を生きてみよう。」


なんとはなしにそう決意して、朝起きては公園まで散歩に行き、長時間のライブで自分の境遇や思っていることを吐露し、毎日3~4人の方々にコーチングセッションを提供させて頂く日々を過ごした。


その期間に感じたのは、

「人生ってこんなにも充実した時間を過ごせるものだったんだ…」

という感動だった。



長年、会社勤めを続けてきた僕は、「やらなければならないこと」とずーっと付き合い続ける日々を過ごしてきた。小さな会社を支援するコンサルティング会社にいたから、同時に18案件を抱えて働くような状況で、一つの案件が終わっても常に何かタスクがあり続ける環境だった。


転職しても同じだ。社長直下の何でも屋。なんでも仕事をみつけてやらねばならないポジションで、次々に増える業務に、いつしか僕は溺れていた。


人を頼るのが苦手だった。助けて欲しい、と言えなかった。自分一人でどうにかしなきゃ、と思っては失敗し、ますます自信を喪失した。その悪循環。



それが、その後の先に何もない。

まったくもって予定が白紙になってしまった。




夫婦で決めて、まとまった金額の貯金があったおかげで、数か月は生きられる、という見通しがあった。

これに加えて、その頃僕が学んでいたコーチングや、過去に培ってきたコンサルティングを活かして、stand.fmで出会った方々にセッションを提供し、対価を頂くことができるようになってきた時期だった。



やれることは、まだある。

その上で、背負った目下のタスクは、何もない(3か月後には子供が生まれてしまうタイミングだったけれど)。


そんな余白がある時期に、「自分のしたいことだけをして生きる」まとまった期間を過ごせたことが、僕に大きな気付きを与えてくれた。



「自分の人生の手綱を自分で握る」とは、こういう感覚なのか、と。

僕は、自分の人生を取り戻せた






そこから、8か月。今日は2021年10月6日。

子どもが産まれてからちょうど半年が経った。



ありがたいことに、僕が始めた対人支援の仕事にお客さんができ、この仕事だけで暮らしてくることができた。


僕は人と話すのが好きで、人の物語を聴くのが好きで、お相手に気付きや学びがあり、人生を切り拓いていくような変化に触れるのが好きだ。

話を聴いている傍から文字起こしをしたり、聴いた話を俯瞰的に眺め、構造的に整理して、わかりやすく見通しを整えることが得意だ。

そして、ずっと続けてきたstand.fmのおかげで、僕がお役に立てる方々と出会うことができていた。


僕は、たったこれだけの内容を組み合わせて仕事をしている。

「あれもこれもできるようにならなきゃ」と、成長幻想に囚われて、「できる自分」という亡霊を追いかけ続けて生きてきた僕には、衝撃だった。


家にいながら、子育てをし、妻と過ごし、自分が役に立てる相手に、自分が得意な方法で貢献し、対価を頂き、暮らし続けている。


僕が「人生を取り戻した」7日間は、いつしか8か月にまで伸びていた。今もその記録を更新中だ。



僕はたまたま、「会社を辞める」というイベントで強制的に放り出され、今の道を歩まざるを得なくなったのだけれど、その「外圧」のおかげで、「どこか諦めていた自分の人生」を取り戻すに至った。


制約条件ばかりに囚われて、一人で悶々と抱えて、妻や他の人の声は僕に届かなくなっていた。そのままの暮らしが続いていたらと考えるとゾッとする。多分今でも自分の願いを押し殺し、そのことにすら気付かずに溺れるように息をしていたことだろう。


1年にも満たない短い期間だけれど、僕は「充実感と共に生きられる生」に、感動した。ずっと形もわからずに追い求めていた「自由」の意味を、実感した。自立する、ということを日々体感している。


このnoteを読んで下さるあなたに伝えたいことは、「あなたの人生を大切にすることを、諦めないで欲しい」ということだ。僕は諦めて暮らしていたのだけれど。

でも、このnoteに興味を抱いて頂いたということは、わずかばかりでも「状況を変える」可能性に、惹かれて下さったのではないかと思うのだ。


僕は何もわからないまま放り出されてしまったけれど、幸い、その後「自分の願いの知り方」に触れ、そのことに向き合い続けてきて今日がある。おかげで少しは、「自分の状況を変えていく」ことについてわかってきたことが増えた。



「変えることなど何も考えられなかった」僕に、今日の僕を、会わせてやりたい。


当時の僕のように、「どこか人生を諦めてしまっている方、自分の願いを押し殺して生きることを選び続けている方」の、力になりたいのだ。





3.自立へ向けた支援の中身、継続セッション。


「セッション」は、あなたと僕とが1on1で話をする時間だ。

基本的には60分/回で実施している。ご要望に応じて延長も可能。


継続セッションというのは、ある程度の期間、このセッションを数回行っていくことを指す。僕の場合は、3ヶ月 or 6か月の期間でご支援することが多い。頻度は2週間に一度をおススメしているので、3ヶ月なら6回、6か月なら12回のセッションを行う。



体感的には、3ヶ月の支援で「これからの挑戦の土台が整う」という方が多いように思う。その先の「掲げた目標の実現」は、6か月以上の期間関わらせて頂き、現実にしていっている感触。

この辺りはあなたのスタート地点と状況、懐事情によりけりだ。期間経過後に卒業されていく方もいれば、おかわりをして頂く方もいる。




セッションの間はコーチングをベースとしながら、ティーチングとコンサルティングも組み合わせてあなたの行動を支援する。

コーチングとは


「どうすれば自立していると感じられるか」「何があれば自分の行動に納得できるか」「そもそも自分の願いとは何か」といった問の答えは、あなたの内側にある。本に書いてあるわけでも、誰かが教えてくれるわけでもない。


「あなたがあなたの行動に納得して生きられるようになること」、が僕とあなたが目指すところなので、ここを明らかにするためにコーチングを活用している。


願いが見えてきて、「あなたの内側を探すべき材料」が整ったら、今度はそれを叶えていくために必要に応じてティーチングやコンサルティングを行う。

僕が知っているコトや体験してきたコト(例えば、まったくの0からstand.fmで出会った人たち向けに仕事を創り出してきた経験や、お客さんとの関わりの中で叶った実績など)であればお伝えすることができるし、僕の手に余る事柄であるならばコーチングを通じてあなたのもつリソースの中から次の行動を見つけていく


明確に「目的地・期限・活用できるリソース」が見えてきたら、ロードマップや行動計画を一緒につくることもできるし、ビジネスモデルを組み立てるなら収支シミュレーションをつくることもできる。この辺りは僕が経営コンサルタントをやってきた経験から、あなたの力になれるだろう。


毎回のセッションテーマはあなたに決めて頂く。あなたが今一番気になっていることだったり、これまでの期間の振り返りだったり、何でもいい。時間の使い方はあなたの自由だ。叶えたいことに最も役立つであろう時間の使い方を一緒に見つけていく。


そうしてセッションの時間の間にあなたにとって必要な気付きを得て頂いたり、今後の行動に必要な組立を行い、日常へと持ち帰って頂く


さぁ、そこからが本番だ。





4.セッションとセッションの間の時間の関わり方

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あなたが受け取る価値=あなたの変化量

変化量=あなたの行動の質×あなたの行動の量


セッションを受けただけでは、あなたの現実は何も変わらない。あなたの現実は、あなたの行動の積み重ねによって変化する


気づきの内容によっては、一時的により葛藤が大きくなることもある。向き合う、と決めたことへの抵抗感が強すぎて、動けなくなることもあるだろう。


うまくいっていても、うまくいかなくても、話をしたくなったなら、気軽にLINEやTwitterのDMやSlackで連絡をして欲しい。間の期間、テキストでいくらでもあなたの話に付き合う。



人は、変わりたくない生き物である



だからこそ、一人でなかなか変われずに思い悩む。だからこそ、僕に興味を持ってくれたのだろう。せっかくご縁で繋がって下さったのだから、あなたのために僕の頭と時間を活用して欲しい。あなたの行動に繋がる関わりができることが何よりも嬉しいのだから。


「しんどい」のひとことでもいいから、コミュニケーションをとるのだ、ということを頭の片隅において欲しい。



「約束」を果たせなかったからと言って、後ろめたさに駆られなくていい。行動できなかったことからも学べることがある。次のセッションで、その抵抗感や状況を探求していけばいいのだ。



ここに、「次のセッションの約束がある」ことの意味が生まれてくる。




完璧主義な人ほど、「約束を果たせていない自分」を後ろめたく感じ、誰かにそんな自分を知られたくないと感じ、「達成できるまで話をするのを避けよう」としがちである。今までのお客さんでも何人もいる。

でも、先延ばしにしていてもなかなか行動に移ることはない。もう一度言うが、「人は変わりたくない生き物」なのである。



次に話す約束をしていないと、何が起こるか。

その「次」が永遠にやってこないのだ。

これではせっかくあなたが大金を払って契約した意味がない



毎日のようにLINEを下さる方もいて、そういう「コミュニケーション頻度の高い方」は変化の速度も速いし変化の度合いも大きいな、と感じている。


「セッション以外の時間」でこそ、コミュニケーションを大切にしたいと考えている理由はそこにある。


あなたがあなたの人生を変える本番は、この「セッションとセッションの間の時間」であり、葛藤や悩みや喜びに出会うのは、この時間だからである。





5.インテグレーションジャーニーと成功曲線

インテグレーションジャーニー


突然の横文字で申し訳ない。あなたがセッションを継続的に受ける意味合いについてお話するために、この図の話をどうしてもしたかった。


インテグレーションジャーニーとは、僕らが人生を歩んでいる間、いつもこの図中の7つのステップのどこかにいる、という考え方。


便宜上、「日常」からスタートする。

この図は時計まわりに、日常→旅立ち→拒絶→出会い→試練→成長→帰還とすすみ、また日常へと戻っていく。先に進んでも、また前のステップに戻ることもある。進みが早すぎて一瞬で通り過ぎることもある。



あなたと僕が出会うとき、あなたはこの図のどこかにいる。




例えば、「自分のやりたいことはわからないけれど、今のままでいたくない」というあなたは「日常」~「旅立ち」にいる。


「やりたいことはわかっているのだけれど、踏み出す勇気がわかずに立ち止まってしまっている」というあなたは「旅立ち~拒絶」にいる。


「行動を重ねているのに、なかなか芽がでない。同じことを繰り返していて光が見えず辛い」というあなたは、「試練」の真っただ中にいる。



人が何かに行き詰まり、悩みを胸の内に抱いているとき、この図に描かれた課題に直面する。そのときどきの課題を乗り越えたくて、本を読んだり、人を頼ったりする。

あなたの外側に答えがあることはそれらで解消することもある。でも、あなたの内側に答えがあることならば、僕らコーチの出番だ。


あなたがジャーニーのどこに居ても、コーチとして関わることができる。



「旅立ち」にいるなら、ビジョン(あなたの思い描く未来)を探究する。

あなたが叶えたい未来の解像度を高め、目的地を具体的にしていく。明瞭に未来を思い描けると、戦略を立てられる。戦略が立てば、あなたがやるべき行動のアイディアが溢れてくる。

そうして「ちゃんと望んだ未来に繋がっている行動」を、あなたが納得しながら実行することができる



「拒絶」にいるなら、サブパーソナリティ(※1)を探究する。

あなたはアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態だ。だが、ブレーキがなんなのかがイマイチ明瞭にわかっていない。「どちらか一方だけが正しい答え」だと思い込み、行動できずに二の足を踏んでいる自分を嫌いになっている頃かもしれない。

でも、安心して欲しい。

あなたにとって、アクセルもブレーキも「どちらも正しい」。その状態を解き明かしていくと、納得して行動を選ぶことができる

※1 サブパーソナリティ…自分の中に複数の副人格が存在する、との考え方にたったときの、その「副人格」のこと。セッションの中で、「義務感くん」「りかちゃん」みたいに、色々な名前をつけて対話に用いる。


「試練」にいるなら、シャドウ(※2)を探究する。

あなたは抑圧してしまった自分のエネルギーを見失っている状態だ。それを直視できるようになるまで、何度も何度も同じ過ちを繰り返し続ける。そしてそこから抜け出せる答えは自分では見えない状況にある。

ここではシャドウ探究、シャドウ統合といったプロセスが必要となる。コーチという他者が介在することで変化に連なっていく領域だ。長い長い冬を過ごしている気持ちの人は、シャドウを探求してみるといいかもしれない。


※2 シャドウ…過去に抑圧してしまったサブパーソナリティ。「母親に対して怒りを感じる子供が、面倒を見てもらえなくなった」といった、自分にとって不都合な現実と折り合いをつける為に起こる現象。抑圧したものを他者に投影してしまい、うまくいかない現実をつくりだす。一人で見つけ出すのが困難。


ここで、ジャーニーの図を再びご覧頂きたい。調子がよくて一気に前に進めるステップと、停滞して立ち止まるステップを繰り返している。前に進んでも、次のステップの壁にまたぶち当たる構造になっているのだ。

インテグレーションジャーニー


セッションを継続的に受けて欲しい理由の一つは、ここにある。

あなたが今どのステップにいるのかを外側から俯瞰的に眺めながら、そのときどきに必要となるアプローチであなたと関わり続ける。


壁にぶちあたっているとき、一人で抱えて悶々としているとしんどい。特に「試練」の領域にいるときは、諦めて投げ出してしまいたくなる。僕も何度も「再就職しようか…」と弱気になってきた。でも、それはまた別の苦しみとの出会いでしかないのだ。


そんなとき、継続的に自分の現在地を定点観測してもらえる存在がいることが、とても心強かった。だから僕は自分の願いに沿った挑戦をし続けられているし、独立してから今日までずっとこの仕事だけで生き続けてこられた。


しんどいときに、信頼できる人が見守りながら創ってくれている自分の居場所がある、ということが、挑戦を続けることに役立ったのだ。



さて次は、成功曲線の話だ。

コチラの記事の図解がわかりやすいので、ご覧頂きたい。

自分の期待としては、「行動を重ねたら重ねた分だけ成果としてフィードバックが返ってきて欲しい」

でも、なかなかそういう結果には至らない。成果の出る「閾値」のようなものがあって、それをこえたときにはじめて、急激に成果が出始める。



インテグレーションジャーニーでいうと、試練をこえて「成長」に至った時が、この成長曲線の傾きが急になる部分と符合するように思う。


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あなたの変化はこのように、波を打ちながら積み重なっていく。


新しい挑戦をはじめたり、自分の在り方を変えた時、なかなか望んだ成果にたどりつけずにしんどい気持ちが続く日々に出会うこともある。でも、この2つの図を知っていれば、「次のステップに行くまでのしんぼうだな」と思える。先行きが見えていれば、人は案外耐えられるものだ。



この話が、困難な挑戦に向き合う人の、心を支える柱の一つになれば嬉しい。





6.テーマの変遷と「挑戦の準備がととのう」こと。


当初掲げて頂いたテーマから、一見関係なさそうに見えるテーマに移っていくことがある。

「自分個人で活躍できる仕事をつくりたい」というテーマで始まった支援であっても、家族関係の話やパートナーシップに話が及んだり、地域コミュニティにおけるモヤモヤを解消する話になったりする。



何か一つの目標を掲げて、それを完遂しようと挑戦を始めても、人はその一つの領域だけで人生の全てを生きているわけではない

だから、目標を実現しようとしたときに、ボトルネックになる他の領域の事柄が立ち表れてくるのだ。



僕の場合も、「個人で始めた居場所づくりの仕事を、持続可能な仕組みにする」という目標を掲げていながら、コーチングを受ける際のテーマは「妻と喧嘩になってしまうときのシャドウ探し」だったり、「どうしても手を付けられない事柄の背景と向き合いたい」だったりする。


育児も家事もある中で僕の暮らしはあるわけで、子どもの予防接種だったり税金の支払い手続きだったりが滞っていると、どうにも仕事だけに集中しきれない

そういった心のひっかかり、未完了な事項を片付けていくことが、結果として仕事における目標に向かって全力投球することに繋がる。



「些細なこと…」と切り捨てている事柄が、大きくあなたの行く手を阻んでいることが少なくないのだ。



僕は長年コンサルタントをやっていたおかげで、「物事を俯瞰的にみる」のが得意だ。ひとつの領域の話をして頂いているときであっても、同時に別の領域の事柄に好奇心が湧くことが多い。

そうして、あなたがあなたの生を生きる中で関わってくるであろう領域の話に水を向けていく。


特定の領域を目標を叶えていく中で、バランスよくあなたの人生において重要な領域の課題も解消していくことになる。



これは、遠回りではない。



あなたが選ぶ行動に納得できるようになるためには、他の領域のひっかかりもまた解消できていることが絶対条件だからだ。



「この領域に関するテーマにしなきゃいけない…!」と、気負わなくていい。全ては必要で、すべてはあなたの叶えたい未来に繋がっている。





7.ここまで読んで下さったあなたへ


長く、抽象的な話も多いこの文章を読んで下さったことを、とても嬉しく思う。ここまで読むことができたあなたは、僕が発信する内容や僕の人柄に何かしらの興味を抱いて下さっていることと思う。



僕は「居場所づくり」の仕事を、僕が「人生を取り戻した!」と感じた期間の感動を、人に伝えていく仕事だと捉えている。

どこか自分の人生を諦めて、将来の願いを考えることすら嫌気がさしたまま生きる暮らしの暗澹とした気持ちを知っている。



この文章に興味をもって頂いたあなたは、どこかそういう状況に風穴を開けたいと願って下さったのではないかと思う。ここで僕の想いに触れて頂いたご縁を、どうか活かして欲しい。


自分の人生をどこか諦めて生きているけれど、もっと自分の人生を大切にしたいと願い、そう決めた人。


僕が応援したいのは、ほんの8か月前に、そんな風に決意した僕のような人だ。まずは、話をしよう。テキストでも構わない。電話でもいい。


この長い長い文章を読み終えて、「何か」を感じ取って頂いたあなたと話をする日を、僕は今からとても楽しみにしている。




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これからコーチングを受けるあなたへ

僕がセッションをさせて頂くに先立ってお伝えしているコトを、文字にしました。

僕に限らず「コーチングをこれから受けるよ」というアナタのお役に立てたら嬉しい。


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コーチングを受け始めたあなたへ

セッションの中で出会うことになる、色んな概念について、一風変わった例え話を書いています。


ビジョン、シャドー、心のもやもや、感情。

なかなかイメージが掴みづらいこれらの概念を、あなたが受け取れる一助となれば幸いです。

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ここまで読んで頂き、ありがとうございました!



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🌳セッション後に頂いたお声(音声・noteなど)

音声収録などで頂いた生の声をまとめています。




反響の大きかったnote

📚願いを指針に、生きる。

もっとも読まれたnote。
僕が息子に出会うまでの、夫婦の挑戦の物語。


📚継続コーチングを完了した日

3ヶ月を共にしたクライアントさんから頂いた言葉。
大切な贈り物をもとに、僕が考えたこと。


📒言葉を受け取れる準備が整うこと

人の助言って、なかなか聴けないですよね。
「受け取れる自分」に出会った変化をお伝えしています。


📒靴の中の小石。

誰もが人生に、小石を抱えて生きている。
「我慢」で失っていることに向き合っています。


📒感情の、痛み。

感情は「願い」のバロメーター。
願いに出会うための選択肢として、「ともにいる」選択を。


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