30代、ホルモンに振り回されて婦人科を受診したら
30代に入ったあたりから体調不良がつづくようになった。
と言っても元々身体は弱めですぐに体調崩しがちな方だけど。
年齢とともに回復は遅くなった気がするし、体調不良の種類も複雑化してきているような気がします。
その内の1つがメンタル面の不調。
ホルモンバランスの乱れもあって感情のコントロールが難しかったり、昔よりも落ち込みやすく鬱っぽくなりやすかったり。
メンタル面の不調で婦人科にかかる
気持ちの浮き沈みの波が大きくて一時期は自分なのに自分じゃないみたいに感情のコントロールが全くできていませんでした。
一番ひどい時は人にあたる、物にあたる、毎日イライラを何かしらにぶつける。それを自分で抑えることが出来ないのが一番腹立たしくてしょっちゅうキレては泣いているとてつもなく面倒くさい人間でした。
まずは婦人科さがしから
2回出産していても、婦人科にかかるのはちょっと勇気がいる(私は)。
前回出産した産婦人科は入院時の対応が??だったり人によって対応差があったり…あまり良いことにならなさそう。。
精神的にヤバい時に行って、受付の人の対応とかでイライラしたくない(向こうも嫌だろう)
ということで今回改めて病院探しをしました。
比較的最近できたクリニックを予約。
これまでここは良かったなーと思える病院に出会ったことが少ないので諦め半分、どうせ漢方処方されて終わりだろうし(前の病院ではメンタルの不調いうと毎回漢方出されていた)
イライラの原因なんて「仕方ない」で終わらせられるんだろうなーくらいの気持ちで受診(期待値0どころかマイナス)。
ただそこのクリニックでは良い意味で想定外の対応で婦人科の大切さを知ることに。
子宮腺筋症と診断、治療
産後の不調?(産後2年くらいだった)はたまた更年期??と事前にテストを受けたり内診した結果、「子宮腺筋症」と診断されました。
そこで黄体ホルモン放出子宮内システム(ミレーナ)の治療法をすすめられ、+ホルモン補充療法として塗り薬を処方。
この塗り薬がメンタルの浮き沈みに効果があるようで、これまでと比べて生理前の気持ちの落ち込みやイライラがぐっと減ったのです。
調べてみると更年期の治療法として一般的?なようで。今回更年期とは診断されなかったのですが(なんか念のために更年期のテストも受けた)、症状としては当てはまることが多いので納得。
月経困難症+女性ホルモンが減少しているのがイライラや浮き沈みの原因だったということなのかな?と考えています。
かかった病院がよかった
あとは今回受診したクリニック自体が良かった。
先生が明るい、説明もしっかりしてくれる
受付の人も看護師さんも普通に対応良い
原則予約制なのか待合室にいる患者さんも少なくゆったりした雰囲気
家から割と近いので通いやすい
すべて丁度よい感じの病院が見つかったので相談しやすく安心感があり、素直に受け入れやすかったのも大きいと思う。
ミレーナを入れて約1年
ミレーナを入れてもうすぐ1年になりますが、入れてから生理が軽くなったのは大きなメリットだと感じます。
月経量が減った+生理痛もないのでそれだけで憂鬱な気持ちがない。
毎月の生理をそこまで意識することなく生活できるのはかなりのメリットでした。
ただ、ごく少量の出血がだらだらと続いていたのでそのわずらわしさはあります。
ここ数ヶ月それも期間が短くなっているので、今後減るのかもしれませんが。ミレーナを入れて生理自体がなくなる人もいるようで。個人差があるみたいです。
あとはミレーナは5年ごとに交換が必要なこと、定期的な検診も必要なことくらい。
これまで何年も悩んでいたメンタルの不調がここまで整うなんて思っていなかったので今回あきらめ半分で婦人科を受診してみて良かったです。
症状が鬱っぽかったので(心療内科受診歴あり)心療内科なのか婦人科なのか悩んでいたのですが、生理前に大きく症状が出ていたのでダメ元で婦人科を受診してみて良かったです。
あと、ちゃんと内診からいろいろ診察して原因を考えてくれる病院が見つかったのも大きいかと。
婦人科系の病気は今後心配な部分でもあるし、自分に合う病院を1つ見つけておいた方がいいなと実感しました。
(丁度子宮がん検診の対象年だったので、ついでに検診も受けられた)
精神的にしんどい時に病院を1から探して予約して受診する…って結構ハードル高いんですが、自己判断ではなく行ってみてはじめて分かることも意外とあるんだなと思います。
期待ゼロで「ダメなら二度と行かなけりゃいい。他を探す」くらいの気持ちにして。。
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