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PBC「美少女の輝き」三井昌志

二年半前に 7日間 BCC(book cover challenge)という企画で好きな写真関連の本の表紙を1日1冊、7日間投稿でnoteに紹介してました。「本の説明はなし、表紙だけ」というルールだったのですが、勝手に改変してその縛りはなくし、自分で撮影した写真を交えて書き下ろしていました。

今回、気が向いたので久しぶりに書いてみようと思います。写真関連の書籍紹介であり、表紙である cover のルールはないのでタイトルをPCB(photo book challenge)とします。

今回の紹介は「美少女の輝き」三井昌志です。三井さんが海外を放浪し、現地で出会った美少女を撮影した写真集(文章も少し有り)であります。写真には基本的に目線があり、何らかのコミュニケーションを取った末に撮影したものです。そういう意味ではストリートスナップというよりもストリートポートレートと言った方が正しいですね。

僕はこの本を2006年(初版本)に購入しています。その頃、Steve McCurry の写真に憧れて、海外で写真を撮りたいと漠然と思っていたことが購入したキッカケだったと記憶しています。その二年後に僕はシンガポールで暮らすことになります。

本の中にこんな文章があります。

次の角を曲がれば

どこに行けばその少女に出会えるかは、誰も知らない。ガイドブックにもウェブサイトにもその情報は載っていない。あの駄菓子屋の影に、彼女はいるかもしれない。浜辺に並んだ漁船の縁に座って、海を眺めているかもしれない。あるいはこの町にはいないのかもしれない。次の角を曲がってみるまではわからない。それは地図のない宝探しみたいなものなのだ。

上記の内容は少女に限らず、ストリートスナップ全般に言えることですね。僕は海外でストリートスナップを撮影する時は、なるべく観光地には行かないようにしています。その理由は観光地に来ている観光客ではなく、現地の人を撮りたいからです。きっと、三井さんもそんなローカル色を大切にしているんだなと写真や文章を拝見して感じました。

さて、三井さんの撮影した美少女から僕の選んだ三選を紹介します。

ネパール
ネパール
ネパール

photo by 三井昌志 from 「美少女の輝き」

今、国名を書いていて驚いたのですが、何故か三人ともネパールの美少女でした(汗)他にもインドネシア、ミャンマー、インド等の少女の写真もあったのですが。。。

では、今度は僕が撮影した美少女三選の写真を紹介します。とりあえず、2011年に撮影したものに絞りました。

ミャンマー photo by 松永 亨

ミャンマーのインレイの市場で出逢った娘です。仲良くなって、家にも招かれて少し休憩させてもらいました。日本では考えられませんよね。その一年後に再度、訪問して撮影した写真をプレゼントしました。今の軍事政権下のミャンマーのことを想うと心が痛みます。


ネパール photo by 松永 亨

三井さんの美少女三選でネパールの娘を選んだので、僕も自分が撮影したネパール・バクタプルの娘をピックアップしました。この時、この娘は友達と追っかけこをしていたのですが、声をかけて撮影させてもらいました。とてもシャイな娘で恥ずかしがって、この撮影後に走って逃げていきました。
怖がってたのではないことを今でも信じています(汗)


インド photo by 松永 亨

インドのチェンナイで出逢った美少女です。海沿いをトボトボ歩いていた時に遠くからなのにオーラを感じました。英語が通じたので、撮影許可をもらい数枚撮影させてもらいました。レンズを向けても物怖じしない瞳に圧倒された記憶があります。

また、海外を放浪したいものですねぇ。
ということで、今宵はここまでにしとうござる。

では、また。

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