ダイビングの話
ダイビングをする上で、私には厄介な弱点がある。とにかく寒がりなのだ。
水温28℃以上でようやくホッとできる。23℃くらいだと5mm裏起毛ツーピース+フードでもだんだん寒くなってくる。たぶんそういう体質なんだろう。
伊豆や千葉で潜ることはあるが、夏から秋までが限界。水温20℃で上記の装備にさらにインナーを着込んで潜ったときは、エキジット後しばらく湯船(ダイビングスポットあるあるのアレ)から出られなかった。ドライスーツにすればいいのだが、そこまでして冷たい海に潜るところまでは至っていない。なので、俗にいうリゾートダイバーだ。
そこは別世界
ライセンスを取ったのは大学2年のとき。大学の友達がダイビングサークルに入っていて楽しそうだった。大学に入った当初からダイビングやりたいな〜と思ってはいたが、私は他大の吹奏楽サークルに入っていたのでダイビングサークルには入らなかった。夏が来る前に友達と一緒に都内のショップに通って伊豆で潜ってオープンウォーターのライセンスを取った。そして夏に沖縄に潜りにいった。テレビや写真で見るのと体験するのとでは全然違う、別世界だった。
海に入るのはいまだに恐怖心がある。気を抜いたらすぐ死ねるところだと思っている。ダイビングは危険と隣り合わせだということを理解しながら、でもやっぱり楽しいから続けている。
連休の取りにくいリゾートダイバーなので、今まで潜ったところや本数はそんなに多くない。記憶と写真とログブックを頼りに書き出してみる。
まあ見事にリゾートばかりだ。暖かい海バンザイ。
この他に、仕事で伊豆に年1,2回。2017年と2018年は小笠原2航海潜り倒し出張があったので、それで十分だったんだと思う。最後のログは2019年11月の伊豆。144本。ライセンスを取って10年経ったが、まだまだひよっ子だ。
お気に入りの写真たち
マクロもワイドも地形も、わりと何でも好きだ。何も考えずに景色を見ながらのんびり浮いてるだけなのも好き。強いて言えば魚群。種類問わず魚群にはテンション上がる。「追うぞ!」となったとき、泳ぐスピードが俄然上がる。私こんな速く泳げたっけ?と思うくらい泳げる。
現地ガイドさんはたいていカメかクマノミを推してくれるが「カメいるね~かわいいね~」くらいの気持ちだ。ウミウシを推してくれたら「ウミウシだ~~~!!!」と言いながら(レギュくわえたまま喋ってる)しばらくそこにはりついて撮影。そんな感じ。
最初は潜るだけで精一杯だったが、だんだん慣れてきて写真を撮れるようになった。でもダイビング技術も撮影技術もまだまだなので、そこまできれいな写真を残せていないのが残念だ。まあ、まだ伸び代があるということにする。
魚群はいいぞ。また会いたいな、魚群。
大物だとマンタ。きれいだった。
生き物以外も意外と撮っていた。洞窟と沈船。
これまでのダイビングの話は、それぞれの旅の話を書くときに一緒にしたいと思っている。ネタが大渋滞しているのでそのうちに。
また潜りに行きたいのはパラオ。パラオの魚影の濃さは本当にすごかった。
ダイビングができるような健康体でいることが簡単ではなくなってしまったご時世なので、まずは健康第一で生きることを目標に。また気兼ねなくダイビングを楽しめるようになるその日を、ずっと待っている。
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