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【読書記録】思考は現実化する、読了。

ナポレオン・ヒルの名著、「思考は現実化する」を読了した。
最初はあまり期待をせずに読んだんだけど、私の転機とも呼べるくらいかなり人生観を変える、いや明確化してくれる本だった。

内容は題の如く、自分の考えを叶えるための本である。この本では、最初目標を現実にするにはどうするのかを教えてくれるのだが、その方法がすごく具体的で面白いのだ。簡単に説明すると、目標を明確化し、犠牲にするもの、最終期限を決め、計画を立て、それを目につくところに貼り、毎日音読することである。たしかに、これをしっかりやってる人は成功しそうである。
この具体的な方法があり、この方法を一つ一つ深めていく。例えば、目標はどのように決めるのか?たしかに、誰もが知りたいことである。なんとなく、流されるまま、自分が楽しければいいと思って人生を過ごすのは、心の救済であり、ある程度は必要なことだと思うんだけど、ある程度したら飽きてしまう。
明確な目標に向かって生きることは楽しい。テスト勉強が好きだったみなさんには共感していただけると思うのだが。学生時代は、なにかと目標が目の前にぶら下がっていたのだけれど、社会人になるとそれが急になくなる。というか、この本を読む前は何が足りないかさえも気づいていなかったので、急になくなったことに気づけたことがこの本を読んだ最大の学びといっても過言ではない。

目標を決めるには信念が必要だ。信念には意欲が必要で、そのためには、自分に素直になることが肝心である。自分に素直になるって、言葉にすると簡単だけど、実際にやってみようとすると難しい。自分のことなんて自分が一番わかんないし。と、大学生の私も思っていたんだけど、そのときに出会った自己分析があるので、紹介させて欲しい。ノートいっぱいに自分の気持ちを書くこと。いわゆるジャーナリングである。時間を設けて、素直に自分の感情を書き、心の整理整頓をするのだが、これが意欲探しにとても向いている。なぜなら、今自分が何を求めているかがわかるからだ。私の場合だと、何かに挑戦したいというワードが頻繁に出てきていて、今の生活を更新したいという意欲があった。また、落ち込んでいる元彼を支えることができなっかった経験から、人生の楽しさを見つける手助けができる場所、訪れるだけで孤独が和らぐ場所を作りたいという信念も見つかった。その上で、私は本に関することで働きたいという意欲もあったので、それを組み合わせて計画を作成。のんびりと目標に向かって邁進している。

かなり偏った意見も多かった本だったが、いままで言語化できなかった目標の立て方が明確になるので、かなりおすすめしたい本である。特に就活を控えている大学生や、なんだか日々が淡々と過ぎ去っていく私のような人に。

ということでここからは追記というか、何かアドバイスやお誘いがあれば嬉しいので、私の計画を公開してみる。ちなみに現段階のものなので頻繁に変化することも付け加えておく。

実現したいこと
「本にまつわるサードプレイスを作ること」
計画
①マネジメントにおける成功体験(スタッフが楽しく働ける場所を作る)を作る。サードプレイスに赴き、交流する。
②サードプレイスに所属する。カウンセリングの勉強をする。
③司書として働く。起業の勉強をする。
④サードプレイスを作る。

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