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イタリア取材中(日記2022年10月頃20日)

リアルなイタリア情報

ミラノに着いてから、モンツァの街に移動して、
二日間、モンツァに滞在して取材をしました。

実は、世界中、アチコチ相当行ってきましたが、
初めてのイタリアです。

漠然と持っていたイタリアという国への印象も、
数年前からすっかりリライトされていなかった
工具メーカー情報も、この二日間で、かなり
スッキリと整ったような気がします。

「日本ではイタリア人男性のイメージをジローラモが
作ってるだろう。あれはホントに困る。
イタリア人はね、あんなんじゃないから!」

って、言うんだけど、シャツのボタンを2つ開いて
胸元には胸毛かネックレス。
体にフィットしたスーツで出てこられれば、
どう見てもジローラモの仲間じゃん。 
と、思ってしまいます。

日本の工具業界であんなスタイリッシュなオジサン
居ないからね(笑)

カッコいいもん(笑)

それにしても、聞く話の一つ一つ、
見るもの一つ一つ。
やっぱりリアルに触れることって本当に
大事なんだなと思っています。

憶測とか、誰かがもっともらしく言っていることは、
実はもう随分前の情報であったり、なんとなく
独り歩きしてまるで、それが事実のようになったりして
いることが、なんて多いのか?
と、思いました。

ホント、何事も噂話で判断してはいけないよね。

彼らは彼らで、東京のホテルは一泊150ユーロ以上
するのに、むちゃくちゃ狭い部屋で、シャワー
浴びるのも大変!という、やっぱり今とは
だいぶかけ離れた情報を、今もシェアしています(笑)

そして今、ホテルの話や胸毛の話は置いといて、
改めて痛感していることがあります。

私が会う人たちが工具業界の人だからかも
しれないけど、イタリア人ってかなり日本人の
感性に近いなあと思うのです。

とにかくナンパしてばかりとか、仕事しないとか、
適当だとか、いうのは、決して正しいイタリア人の
特徴じゃないし、かと言って大きく離れている
わけでもないです。
ただ、感情のゆらぎ方とか、物事の捉え方は
ひと昔前の日本人の感覚に近い。
なぜ、イタリアには職人気質で作られる
芸術的なものが多いのか?
その理由が、ほんの少しみえたようにも思います。


ミラノの工具やのマックス君

※ちなみに今回訪問したBetaという工具メーカーでは
十年以上も前に会った人たちが続々と登場してきて、
イタリア工具業界の人たちが長く同じ仕事を
真面目に続けているという事実にも
ちょっと驚きました。

詳しいことは11/29発売の
「世田谷ベース」特別付録
「工具の本」
あとは、TBSラジオ「工具大好き」
などで、公開していきますね!

また、この続編も書くつもりです😁

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