![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89389928/rectangle_large_type_2_385fe810a209a0cae70a062f16fb7faf.jpeg?width=800)
イタリア取材中(日記2022年10月頃20日)
リアルなイタリア情報
ミラノに着いてから、モンツァの街に移動して、
二日間、モンツァに滞在して取材をしました。
実は、世界中、アチコチ相当行ってきましたが、
初めてのイタリアです。
漠然と持っていたイタリアという国への印象も、
数年前からすっかりリライトされていなかった
工具メーカー情報も、この二日間で、かなり
スッキリと整ったような気がします。
「日本ではイタリア人男性のイメージをジローラモが
作ってるだろう。あれはホントに困る。
イタリア人はね、あんなんじゃないから!」
って、言うんだけど、シャツのボタンを2つ開いて
胸元には胸毛かネックレス。
体にフィットしたスーツで出てこられれば、
どう見てもジローラモの仲間じゃん。
と、思ってしまいます。
日本の工具業界であんなスタイリッシュなオジサン
居ないからね(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1666248260439-9rKja7GIgC.jpg?width=1200)
それにしても、聞く話の一つ一つ、
見るもの一つ一つ。
やっぱりリアルに触れることって本当に
大事なんだなと思っています。
憶測とか、誰かがもっともらしく言っていることは、
実はもう随分前の情報であったり、なんとなく
独り歩きしてまるで、それが事実のようになったりして
いることが、なんて多いのか?
と、思いました。
ホント、何事も噂話で判断してはいけないよね。
彼らは彼らで、東京のホテルは一泊150ユーロ以上
するのに、むちゃくちゃ狭い部屋で、シャワー
浴びるのも大変!という、やっぱり今とは
だいぶかけ離れた情報を、今もシェアしています(笑)
そして今、ホテルの話や胸毛の話は置いといて、
改めて痛感していることがあります。
私が会う人たちが工具業界の人だからかも
しれないけど、イタリア人ってかなり日本人の
感性に近いなあと思うのです。
とにかくナンパしてばかりとか、仕事しないとか、
適当だとか、いうのは、決して正しいイタリア人の
特徴じゃないし、かと言って大きく離れている
わけでもないです。
ただ、感情のゆらぎ方とか、物事の捉え方は
ひと昔前の日本人の感覚に近い。
なぜ、イタリアには職人気質で作られる
芸術的なものが多いのか?
その理由が、ほんの少しみえたようにも思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1666248335779-I2lYnsp5b1.jpg?width=1200)
※ちなみに今回訪問したBetaという工具メーカーでは
十年以上も前に会った人たちが続々と登場してきて、
イタリア工具業界の人たちが長く同じ仕事を
真面目に続けているという事実にも
ちょっと驚きました。
詳しいことは11/29発売の
「世田谷ベース」特別付録
「工具の本」
あとは、TBSラジオ「工具大好き」
などで、公開していきますね!
また、この続編も書くつもりです😁
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?