高野倉匡人

国内外17店舗の上質工具専門店「FACTORY GEAR」の創業社長。 TBSラジオ・…

高野倉匡人

国内外17店舗の上質工具専門店「FACTORY GEAR」の創業社長。 TBSラジオ・ラジオ大阪「工具大好き」TOKYOFM 「TOOLS BAR RADIO」 メインパーソナリティー。 You Tube「ファクトリーギアTV工具好き」はチャンネル登録11万人。

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ファクトリーギアの高野倉です。

はじめまして。ファクトリーギアの代表高野倉匡人です。この度noteを始めることにしました。1996年春に千葉県柏市にファクトリーギアという国内外の上質工具を集めた、風変わりな工具専門店を始めて2021年には25年になりました。国内13店舗海外3店舗を運営しています。 noteをはじめる訳ファクトリーギア創業時より、私は社員に向けて社内イントラネットで「taichoの日記」を発信してきました。また毎月給料日に社員に向けて手紙を書いてきました。 たったひとりではじめたショップ

    • 15年前の父(私)の反省

      15年経った2024年9月に想う事 2009年に書いた日記です。 ひたすら反省しています。 当時子供は12歳。 子育ての最中で出てきた反省だったと思います。 でも、これは12歳の息子への想いと同じくらい 社員に対しての想いでもあったと思います。 たった一人ではじめた商店が会社になっていく過程での 社員への想い。 様々な苦悩があったのだと思います。 (辛かったことって忘れちゃっているんだけど・・) それは規模が変わった今もいつも自分を研鑽する大きな モチベーション

      • 大利根川花火大会

        夏も終わりのはずの9月14日 茨城県境町が主催する大利根川花火大会に行ってきました。 私は境町の橋本町長とは30年前に初めてお会いしたことがあり 長くご縁がありました。 一昨年境町がPFI事業として作ったオハナタウンのなかのビルトインガレージ 付きの一戸建てが並ぶ街を、ガレージライフさんと共に私がプロデュース を担当させて頂きました。(そのガレージハウスはこれ) また、今年から境町にファクトリーギアの小さな工場を作り、モノつくりの お手伝いをさせて頂いています。 そんな関

        • 144年続く醤油工場で心が揺れました。

          タイヘイさんの醤油工場に行ってきました TOKYO FM TOOLS BAR ラジオのスポンサーでもある タイヘイさんの創業の地 千葉県匝瑳市にある醤油工場に行ってきました。 タイヘイさんの社長、太田さんは私の母校麗澤高校のひとつ先輩で、 同じ寮で一年間ご一緒したこともあります。 ご縁あってこのラジオ番組のスポンサーになって頂いています。 番組が始まる前から太田さんには1880年から続く醤油工場の話は聞いていたので是非取材させて欲しいとお願いしていました。 そして、

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        ファクトリーギアの高野倉です。

          欲を満たすための歪み

          ラストマイルという映画を見てきました。 先日TBSラジオの特番で番組スポンサーのトラスコ中山さんの 幸手にある巨大な物流センターの取材に行ってきました。 この物流センターが出来た時に見学会に参加した私は あまりのシステムを目の前にして自分のビジネスのスタンスにも 大きな影響をうけました。 ロボットが縦横無尽に動き回る倉庫内。 システムで管理された棚はフリーアドレスなのに問題なく 出荷されるのだそうです。 商品の大きさに合わせて梱包の段ボールがサイズを変え、 トラックの輸

          欲を満たすための歪み

          富士登山

          2024年9月8日に想う事。 これは今から15年前の日記です。 このときは息子が小学校6年生なんですね。 中学受験のための夏休みなのに、富士山に登りに行ってしまい塾の先生に呆れられてしまったのを覚えています。 しかし、それから15年。 月日が経つのは本当に早いですね。 15年かけて、会社もしっかり成長出来ました。 関わってくれた皆さんに感謝です。 ※ちなみに私、このあと富士登山はしていません(笑) 2009年8月17日 富士山に初登頂しました 遠くから眺める富士

          イケメンでも俊足でも天才でも喧嘩最強でもなく

          人に会うのが好きなので忙しいとは思わないんです。 今年の8月はちょっとやり過ぎてしまいました。 いわゆるお盆休みに大学時代のラグビー仲間が来てビーチ沿いの会社のオフィスでもあるBSB(ビーチサイドベース)でBBQをしました。 そのあとの3日間はほぼ何にもしないで過ごしたのだけれど、 そこからがちょっとやり過ぎました。 翌週に工具メーカーのミルウォーキーさんのバンコクにある トレーニングセンターに台湾スタッフと一緒に行きました。 もちろん、せっかくバンコクにいくのだからと

          イケメンでも俊足でも天才でも喧嘩最強でもなく

          なりたい自分になる方法を考えてみました。

          なりたい自分になる方法 これはファクトリーギア株式会社に所属する全スタッフ(アルバイト含む)に向けて給料日に送っている手紙を少しリライトしたものです。 2024年8月度お疲れさまでした。 大谷翔平選手の大活躍はみんなを笑顔にしています。 今シーズン本塁打50、盗塁50、いわゆる夢の5050(フィフティフィフティ) が現実のものになってきました。 私たちに「夢」を描かせてくれますよね。 でも、ご存知の通り大谷翔平選手の今の活躍は突然始まったわけではなく、もう何年も前から

          なりたい自分になる方法を考えてみました。

          許容し合う若者と年配者

          久しぶりに大学時代のラグビー仲間が集まりました。 若い頃にはまだまだ前向きな夢を語っていたと思うけど やっぱりなんとなく晩年の話題が増えてきます。 歳をとってもみんなキャラクターはほとんど変わらず、 人生を振り返ってみると、なかなか味わい深いものがあります。 仲間と過ごしながらこんなことを考えていました。 60歳を過ぎた我々は、いくら若者と 同じように生活しようとしても無理なことが少なくありません。 まず体がパキパキ動きません。 すぐに疲れます。 物忘れをします。 同

          許容し合う若者と年配者

          めんどうくさいことに価値がある

          1年半ぶりにタイに来ました。 ファクトリーギアはタイにお店があります。 パートナーの会社とは もう10年以上のお付き合いです。 これまでにも色々なことがありましたが、お互いの信頼関係は深く、異国の地ではありますが、長く ビジネスを続けられています。 リアルコミュニケーションは不要なのか? コロナという人類が初めて経験する大きな出来事がありました。 この間に私たちはリアルなコミュニケーションをすることが減ってしまいました。 同時にリアルに会わなくてもビジネスは成立

          めんどうくさいことに価値がある

          空港で投げ捨ててしまった工具

          2024年8月19日に想う事。 今から15年前の日記を振り返ります。 「60歳を超えるころには6歳の子供と同じくらいに心を制御できなくなる!」 この日記を書いた当時の私は40代で、 60歳になった自分等 あまり想像出来ていなかったと思います。 で、61歳になった自分ですが、 確かに色んな心の衝動を 抑えにくくなっているような気もします。 でも、生きてきた経験が、6歳の子供よりも 圧倒的に大きいので自分の心を制御 出来ているような気がします。 ただね。 6歳児と同

          空港で投げ捨ててしまった工具

          ひとりっ子の育ち方

          我が家はひとりっこ家庭です。 「ひとりっこなんですか?」 と、ややネガティブに言われることは少なくないんですよね。 「はい。私の力不足で」 と、言うしかないのだけど、いつもなんとなく 嫌な気分になってしまいました。 子供は沢山欲しかったけど、授からなかったのは 誰のせいでもなく ご縁が無かったとしか言いようがないんですよね。 それでも子育ての最中には、私自身も このひとりっ子教育ネガを確かに気にしていました。 ただ、本当にうちがラッキーだったのは 近くにラグビース

          ひとりっ子の育ち方

          花火大会で感じる幸せの裏側にいる人たち。

          今年も、手賀沼花火大会が無事に開催されました。 コロナで開催が中断していた時期、我々、柏我孫子周辺の地域住民にとっては 本当に寂しい夏が続きました。 手賀沼の水面に光る花火は、夏を味わう喜びを実感できる、とても 大切なものなのだと、中断の期間強く感じました。 私はその手賀沼の見える高台の家に住んでいます。 この家に住む前に同じような場所にあったマンション時代を含めると もう27年くらい手賀沼沿いでの暮らしになります。 ユニークなのは高台なので花火を横から見る事が出来ること

          花火大会で感じる幸せの裏側にいる人たち。

          シニア経営者の私がスタートアップを目指す理由

          間もなく30年の会社です。 ファクトリーギアという「上質工具専門ショップ」を始めたのが1996年。 会社を設立したのが2000年。 今の業態で仕事をスタートして28年。私の会社はまもなく創業から30年という会社です。 企業の寿命が30年というのは創業経営者が一線で仕事が 出来る期間が30年だからなのかもしれません。 創業時には若造と揶揄された私も気が付けば60歳を超えました。 なぜスタートアップ企業を目指すのか? そんなシニア経営者の私が なぜスタートアップ企業を

          シニア経営者の私がスタートアップを目指す理由

          エドウインとファクトリーギア

          エドウインとファクトリーギア 先日、ジーンズのエドウインさんとミーティングする機会がありました。 ファクトリーギアは工具の仕事をする会社です。 エドウインはご承知の通りジーンズの会社。ワークというカテゴリーで考えれば親和性は高いです。 いつかはエドウインと仕事をしたい。 親和性というだけではなく、私にはもう一つ、エドウインさんと仕事を作りたい理由が ありました。 日暮里時代のこと 私は5歳まで荒川区で暮らしていました。 そして親族の多くが荒川区にいました。 実は日

          エドウインとファクトリーギア

          新しいことは、いつも人との出会いから始まります

          このnoteでも過去に何度か登場している ファクトリーギアBSBサテライトオフィス。 千葉の九十九里海岸沿いに1990年。27歳の私が全額 借金をして建てた家です。 今は、この家の周辺の土地を少しづつ買い足して ガレージを作り、畑を作り、サウナを作り、 プールを作りました。 そして定期的にビジネス交流会と称し、ファクトリーギアの ビジネスだけではなく、ジャンルを問わず様々な職種の 方々に来ていただいて、交流をしています。 その様子をムービーにしましたので見てくださいね

          新しいことは、いつも人との出会いから始まります