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就労移行支援事業所の個人的所感(就労移行支援の卒業編)

どうもこんにちは、沖やんです。
以前、就労移行支援事業所に関する記事をいくつも書きましたが、1年2カ月通ってきた就労移行支援からの卒業が決まったため、この記事を書くことにしました。
就職が決まった時の記事は↓からご覧ください。

結局、就労移行支援とは何だったのか

…という段落タイトルで書いてますが、決して無駄ではありませんでした。
まず、就職するにあたっての気持ちの整理と、うつ病の再発防止策を就労移行支援のスタッフと一緒に考えられたことが一番の収穫だと思っています。これを一人で考えていたらどうなっていたかを想像すると恐ろしいことだと思います…。

また、結果的に1年を超えて通所していましたが、家に引きこもることはなかったので生活リズムも安定できたと考えられます。

ただし、就労移行支援に通ったことで1年2カ月もの間は無職でした。通所してなければもう少し早く就職できたかもしれないですが、再発防止策が十分でない可能性もあり得るのでまた休職することもあるという、トレードオフの関係が考えられます。なんとも言えない…。

就労移行支援に通うストレス

そして、通所するストレスはどうしてもありました。
結果的に1年を超えて通所していましたが、その間に雇用保険の給付期間が終わりを迎え、完全に無収入になる事態に陥りました。(障害者年金は診断から1年6カ月以内なので申請がまだできない)
仕事してないのに支払いがある、つまり収入がないのに支出が発生するという地獄のような状況。それがストレスにならないわけがありません。

結局、就労移行支援とは別のところで就活をすすめて、応募からわずか4日で就職内定を決める、速攻技を使うことになります。
以前お世話になった派遣会社にお願いして、速攻で話を進めてもらえました。派遣会社には本当に感謝しています。

就労移行支援から卒業するにあたって

結局のところ就労移行支援は、精神疾患を患った人が就職への心構えを整えるのに必要なものは得られますが、そこから就職につながるかどうかは別問題だと考えています。実際、就労移行支援で障害者向け就職サイトは活用しましたし、最終的には就労移行支援とは別のところで就職を勝ち取ったことから、必ずしも就労移行支援を利用すべきとは言い難いと思います。

それでも、就労移行支援で得られたことは今後のためにはなると考えられます。実務における気持ちの対処法やうつ病の再発防止策をスタッフと一緒に考えられたことから、安心して働けるようになれたと思っているからです。

なお、自分はどのような職種で働きたいかが決まっていたため、どのように働きたいかが決まってない人、働く自信があまりない人は就労移行支援をより活用できると考えられます。

以上、就労移行支援からの卒業にあたって、あらためて思ったこと・感じたことをまとめてみました。
1月からは就労復帰(就職)するので、就労移行支援で学んだことを今後は活かせるようにしたいです。

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