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CADオペレーターという「手」が必要な話
どうもこんにちは、沖やんです。
以前のこの記事をご覧になった方、閲覧ありがとうございます。
今回は以前の記事から踏み込んで、CADオペレーターに関する記事を書きました。
CADオペレーターに必要な能力
現在、派遣社員として某設計事務所でCADオペレーターとして働いているわけです。(実際やってることはほぼ設計ですけど)
設計者として図面を描くことも必要になりますが、以前の記事に書いた通り、設計者としての業務量が多いため、設計者だけでは作図時間は足りません。(特に設備設計で顕著)
そこで、CADオペレーターが登場するわけですが、図面はお施主様や施工者に見せる(提出する)ものであるため、できるだけ正確な情報を記載する必要があります。もちろん、納期というものもあるため、図面の提出は期日に間に合わせる必要もあります。
いかに時間内に正確な情報を記載できるかがCADオペレーターに要求されます。
設計で手戻りを少なくすることが効率の良い設計に繋がりますが、図面作図でも手戻りが少ないほうが、早く作図することが可能でしょう。
CADオペレーターに必要な能力は、結局のところ「設計者としっかりコミュニケーションできること」に尽きます。
また設計者にも「しっかりした検討」と「設計意図のコミュニケーション力」が必要です。
でもCADを扱うって難しくない??
ところで、CADソフトを扱うのはすごく難しいです。実はOfficeソフトを扱うのは割と難しいのですが、CADソフトを扱うのはそれよりもっっっっっと難しいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1710939736477-u2ttGE7V3J.jpg?width=800)
CADオペレーター専門の派遣会社が存在するくらいなのですが、その仕事の給料(時給)は一般事務より高めの設定であることから、専門性は一般事務より高いです。
(一般事務の平均時給は1400円くらい、CADオペレーターの平均時給は2000円くらい。)
なぜ難しいのか。
一つ目は操作が難しいことです。
CADソフトは図面を描くことに特化したソフトですが、図面を構成している線(オブジェクト)は様々あり、直線から曲線、実線から点線まで使い分けする必要があります。
二つ目は導入に費用や手間がかかることです。
大半のソフトは有料であり、1ライセンス数十万円するものもあります。
フリーソフト(JwCADなど)も存在するのですが、その操作は独特であり、やっぱり難しいです。以下にJwCADのメリット・デメリットをあげます。
JwCADのメリット
— 沖やん (@MADO_okiyan) March 17, 2024
●パソコンがあれば無料で導入できる(フリーソフト)
●建築設計に特化している
JwCADのデメリット
●操作が他のCADと異なる
●データ体系も他のCADと異なる(拡張性に乏しい)
●3Dに対応してない
それにフリーソフトなので設計・作図に限界はあります。
2つの理由から、CADオペレーターも貴重な存在です。
なぜCADオペレーターが必要なのか
それで、どうしてCADオペレーターが必要なのかというと、某設計事務所とコンサル契約をしている中で、設計業務を依頼されたときに図面作図要員(CADオペレーター)がいなかったために業務を受けられなかったからです。
作図する(できる)人がいなかったためにせっかくの設計業務依頼を逃してしまったので、この出来事からCADオペレーターが必要だと感じました。
以下にこちらの作図業務(CADオペレーター)に適している人材をあげるので、もし読んで気になったら連絡をいただけるとありがたいです。
●何かしらのCADを扱えること(設備設計図の作図経験は問わない。JwCADでも可。)
●原稿はこちらで作成するので、できる限り原稿の通りに作図できること
●基本的に在宅で業務できること(チャットなどで連絡可能のこと)
![](https://assets.st-note.com/img/1710939767931-OhC9xDlITg.jpg?width=800)
最後はCADオペレーター募集!みたいな内容になりましたが、CADオペレーターが必要な理由をまとめました。
今後も建築設備設計で気になったことをnote記事にしたいと思います。
またコメントをいただけると嬉しいです。
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