見出し画像

『テルマエ・ロマエ』 銭湯家族組

今回初めてヤマザキ・マリさん原作のテルマエ・ロマエ(実写版)のDVDを見る機会がありました。

お恥ずかしながら、それまでこの原作(ビデオ)のことを全く知りませんでした。ヤマザキ・マリさんについてはあるきっかけで毎日新聞の人生相談室のコーナーを見つけて読んでいましたが、そのコーナーを持ち回りで担当されているヤマザキ・マリさんという漫画家(文筆家)がどのような方かに興味を持ち、とっかかりそのコーナーを毎日新聞がまとめた本を購入して読んだのが最初です。 

すでにヤマザキ・マリというブランドを確立されておりその存在を知らなかった私が恥ずかしいくらいです。彼女の波乱万丈の生き方に興味を持ち、この大ヒット作品に触れあうこととなりました。

タイトル テルマエ・ロマエ(DVD:実写版:ラテン語)からして何かが想像できなかったのですが、英文字だけ追っていくと「熱い(暑い)ローマ」くらいしか想像ができませんでした。 

当時の大ヒット作品でマンガ大賞2010、第14回手塚治虫文化賞 短編賞をW受賞したこの作品で、古代イタリアローマの公衆浴場とタイムスリップした現代の日本の東京の銭湯を掛け合わせた場面を主演阿部寛 演ずるイタリア人公衆浴場設計技師ルシウス・モデストゥスと当時のヤマザキマリさんの背景を知っている方ならすぐわかる途中から出てくる上戸彩さん演じる漫画家志望の女性との掛け合いを中心にした内容で古代ローマの公衆浴場と日本の銭湯に関して展開され、出演キャストも豪華で笑いあり、涙あり、人生の生き方を考えさせる最高のエンタテインメント作品でした。

平行して株式会社エンターブレイン発行(発売元:株式会社角川グループパブリッシング)のコミック本 テルマエ・ロマエ第1巻 2009年12月8日初版所刷発行、2011年4月20日初版16刷発行のコミック本(初出:コミックビーム 2008年2月号から)も一読してみますと表紙は風呂桶と手ぬぐいを持つルシウスと分かりますし中身の漫画以外に「ローマ&風呂、わが愛」というコーナーが五か所あり、その時代背景の説明がしっかりとしてあり古代ローマ時代の状況の一背景紹介も興味深い内容でした。 当時のローマの三面記事的な内容についても触れてあり、またヤマザキ・マリさんの当時の生活されていたポルトガルでの記事も紹介されており、楽しく読ませていただきました。

自分も幼少のころから銭湯家族組でこのDVDを見た時は一気に昔の銭湯の楽しいいひと時を思い出し楽しい時間を感じることができました。 

ヤマザキ・マリさんに感謝感激です。

さてなぜ私が今まで有名なヤマザキ・マリさんを知らなかったかという疑問が出てくる方がおられるかもしれませんが当時はインド、韓国、中国、台湾、米国を中心に機械メーカーの海外技術営業社員としてアジア圏飛び回っていたこともあり息抜き、娯楽としては自分がコミック系作品を読まなかった時代というのがあります。 無関心というものは怖いものであり、機会損失となると感じました。 今時間が少しできて遅ればせながらいろいろなコミックも含めたソフト系の書籍(漫画コミック本)も手に取れるようになりました。もともとは漫画の虫でしたのですぐに漫画のシーンに入り込めます。(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?