見出し画像

音楽は人の記憶とつながっている。

この言葉は書籍からではないのですがふと近くにある毎日新聞1月28日(金)夕刊の3ページに載っている夕刊ワイドというコーナーの「14歳の君へ」というタイトルで私たちの授業という副題の記事です。 今回の先生はバイオリニストの葉加瀬太郎さんです。

実はこれは偶然ですが、毎日のお弁当箱を包むのに毎回新聞紙を使っていましたが、お昼にお弁当を食べようとしてこの新聞をあけた場所にこの記事が載っていました。特に葉加瀬太郎さんは好きで、生まれてからの生い立ちもビッグな人なのに庶民的で親しみやすいところに好感を抱いています。

このコーナーの主題は全国の中学生に様々な分野で活躍する人が語る「授業」です。そこで「音楽」の授業で先生をされたのが、葉加瀬さんでした。印象に残った言葉は、「音楽は人の記憶とつながっている。音楽がなくても死なないけど、心が潤わないとお腹が減るよりももっと大変なことが起きる。」と話し、「中学時代は好きなことに没頭しよう。人生は一度しかない」と強調されていたことです。

読み進むと、「僕は大阪の千里ニュータウンという団地で1968年に生まれました。すぐ隣で70年に万国博覧会が開かれた所です。4歳からバイオリンをはじめましたが最初は習い事の一つでした。自分で練習しようと意識したのが小学校4年生。」とのことですが意識したのは小学校4年生からとのことでそして中学2年に全日本学生音楽コンクールのために1日10時間されて西日本で2位になられました。そして大きな自信を得られたそうです。

今回の私がこの記事を読んでよかったことは、クラシックに夢中になったのは人が面白いからということでベートーベンの生きざまに関して20歳代でほぼ耳が聞こえなくなってから、そこから56歳で死ぬまでの30年間戦い、こんなことが人生で出来るのかという風に感じられたそうです。そして最後の締めの言葉として、僕はあの時、ああすればよかったという後悔を繰り返し、迷ったらやりたいことをやろうと決めた。迷うならやろう。険しい道でも絶対おもしろいことがあるから行った方がいい。なぜならば人生は一度しかないから。この言葉に最後私も勇気づけられました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?