マガジンのカバー画像

コトバの葛籠

15
日常で書き上げた詩たちの行き場。星屑のようにひとつひとつが小さく仄めいて、ひとつの星団みたいになれたらなぁ。
運営しているクリエイター

#ポエム

相棒

どこまでいっても
誰と共にあろうと

私は孤独であり続けよう

それだけが
それこそが

孤独な自分を救い出す
そんな気がする

どこまでも孤独と共にあろう
そしてその中で光を拾い続けよう

そうあれることが
孤独な自分への灯火になるから

孤独な誰かの
灯りになれるかもしれない、から

そんな祈りを込めて
孤独を今日から相棒としよう

もえこ

静かな夜の孤独

静かな夜はいい
孤独になれるから

孤独になるのはいい
世界に自分しかいないから

世界に自分しかいないということは
さみしいことではない

さみしいと感じるのは
いつも自分から逃げているからだ

静かな夜はいい
孤独になれるから

孤独になって
自分と膝を突き合わせて
はじめて知れるいろんなこと

孤独になるのはいい
自分が深くなる

静かな夜はいい
知らない自分に出会えるから

知らないことに

もっとみる

私の望む世界

鮮やかな人でありたい。
いつでも鮮烈で新鮮な感覚の中に私は在る。
自分の感覚感情想いを何時如何なる時も見つめていたい。
それが私の世界の鮮やかさだから。

周りの人には自分の感覚感情想いを表現してほしい。
それ以外の表現にはあんまり興味を持てない。
貴方の感覚感情想いがあたしの世界の色になってより鮮やかな世界に生きれることを知っているから。

もえこ