2つの「帰り道もくもく会」
9月に入って2つの「帰り道もくもく会」をして、その最中に感じたことやよく聞かれる話など、進行していた私からレポートしてみます。私がイベントするときに気を付けてるところとかちょいちょい出てくる可能性があり。
長文注意!なので目次で読み流してOK!
2019/09/04(水)帰り道もくもく会 in ShinjoGekijo
ShinjoGekijoというブックカフェを貸し切りで行った「もくもく会」。
先月1周年を迎えて、JR武蔵新城駅からすぐの普通はスーツの男性などがあまり入らないところ。
この日、connpassという勉強会サイトとfacebookで参加希望者を募り、計8名が参加。connpassというサイトはIT関連の人が勉強会などで予約や勉強会の企画などをしているサイトです。
セミナーとかであればpeatixなどメジャーサイトもありますが、IT技術者とそれ以外の業種の人っていう構成にしたかったのもあり、「それ以外業種の人」っていうのは、「たいていfacebookを通じた知り合い」です。
facebookページも作っていて、ここから「スピンオフ企画」も作ろうとしてるところ。
今回は医療関係2名+IT6名の構成。
写真許可とってないので、内部の様子は出さず。みんなもくもくと作業してるところ写真にとられるのも気持ち悪いですよね。こんな細かいところも意外と気にしてたりします。
このイベントをするとき、「もくもく作業」をするときは、なにも参加者の交流はないんですが、必ず一人がしゃべる時間が2回あります。
19:00-19:15 自己紹介
①呼ばれた名前
②普段何している人か?(職業等)
③今日は何をもくもくしますか?(PC作業。読書など)
20:30-21:00 今日の成果
①今日の作業はどのくらい進んだ?
②みんなに聞いてみたいこと、伝えたいこと
実は、この2つの時間のコントロール役(司会役のみやもと)をするところを重点に置いてます。
この日は、知らない人が作業してるのもあり、どんな人がいるのかなーとも思ったかもしれません。そんな中で盛り上がった話題を紹介してみます。
スケジュール管理ってどうしてる?
とある医療系の方から。スケジュールをまとめる作業をしていたとのこと。ここ最近忙しくて、プライベートと仕事のスケジュールを分けて管理していたけどバッティングするということが発生。
みなさんもないですか??
プライベートで外出してるときに「仕事依頼」があって、とりあえず返事したら、スケジュールがバッティングしてる!!(*゜0゜)ハッ!!とか
こういうのをITを使いこなしている人や忙しく働いている人ならどういう風にしてるんだろうというのが、今日の成果の時間帯にいろんな人に聞けたり。どういう意見が出たかはここでは書かないですが、ここでちょっとした意見交換、知識の共有は、話が横道にそれ無いようにだけ見てたりします。
システム開発する人の職業観
参加者に高専に通う方がおられて、
「就職するならシステム開発でもどんな会社に??」
という質問。なかなかむずかしい時は案内役の私が話すこともあります。
なぜなら「中小ITの所長(採用もやる管理職)」という肩書なので。
私が話した内容はこれ
3〰5年勤務して、会社の成長が自分の成長以下なら辞めていいと思う。
「成長の尺度」は難しいですが、「システムインテグレータ(SI)企業はブラックだ」というネットからのイメージだけが先行してるところもあるんですが、「長く同じことやることがつまらない」とかいろいろ理由があります。(あえていろいろ書きません(笑))
私も派遣でいろんな会社に常駐してたことがあるので、自分の会社がどうこうってあまり考えたことがない。技術で食ってるとおもってる人は、半ば会社がつぶれても、たいして「会社に気持ちがない」と思ってほしいところもあり。この考え方って違う業種でもあると思うんですよね!
特に専門職的な方とかはー(o´・ω-)b ネッ♪
会場費(イニシャルコスト)と会費
これは後でこっそり聞かれたこと。
「会の運営にあたって、参加費300円の徴収で利益になるのか?
もしくは赤字じゃ・・・」
まあ参加していただいてる方には、ShinjoGekijoのレンタルルールで1品オーダーをいただいていますが、無料にはしていません。
もちろん「赤字」ですが、それを消費だと思ってないし、
「帰り道もくもく会」で
利益を得るような事業にしようと思っていないんです。
皆さんの交流や人脈作りの「投資」の一つです。
私が勉強代、場所代を払ってると思えばそんなに高いものではないし、
参加者が「作業が進んだ」「楽しかった」
場所を提供してくれたお店が夜の一定時間営業しても
「売り上げが上がる」、「知名度の向上」というのは、
「社会貢献性の高いもの」だと感じています。
完全に無料にすると人が多すぎることにもなるし、「お金を払って何かを得たい」と思ってまで来てくれてる人なので、「300円の充実感」は、それぞれが得ていってほしいという気持ちもあります。10人参加したら会場費の半分を回収できるルール。
私がフリーランスではなく、本業というもう一つの顔があるからこそ、この帰り道もくもく会が複業的にできることと思って続けてます。
2019/09/06(金)帰り道もくもく会+ITエンジニアとお話会 #18
2018/7月から毎月1回飛ばすことなく、いろいろな試行を重ねてきた実験的な「帰り道もくもく会」もう18回目
2018年7月から毎月IT関連の業種の人が中心のもくもく会
品川区の「きゅりあん:品川区総合区民会館」で行っています。
会の進行は、「帰り道もくもく会 in ShinjoGekijo」と全く同じ。
この会18時から会議室は使えて、無料。会社の会議費用で貸切って19時まで集合を待っています。この会議室は、登録できればかなりリーズナブルに借りれる場所だったりしています。
この品川区でやっている「帰り道もくもく会」は川崎のカフェを借り切る前にいろいろ小さく実験した会場でもあります。
有料、月に2回実施、もう少し広い会議室。LT(5分プレゼン)など、
自分の小さなイベント試験場。
始まってみると・・・
本日もくもくやってることは、IT用語やらかいてあります。軽ーく写真がぼけてますが、私は「note」を読んでました。毎日1時間ちょっとはnoteを読む時間を作ってたりします。
労働後の人間は「夜の1時間ちょっとの時間ぐらいしか集中できない」と思ってるところもあります。でも、するかしないかでは大違いかなと。
「ITエンジニアとお話会」っていうタイトル
終盤30分のコミュニケーションタイムを重視してるからってのもありますが、ここにくる方ってITの方がほとんどですが、何かを求めてきてる感じがするんですよねぇ・・・
ITの人はほかの業界の人とはあまり仲良くなろうとしないところもある。
ほかの業界の人からすると「専門用語ばかりしゃべってわかりにくい」っていう人ももちろんいますが、「ITという共通点で仲良くなれる人もいる」という「他社で同じような技術範囲の仕事をしてる人はどんな人なんだろう?」これってどんな業種でもある発想かな?とおもってこんなタイトルが続いてるんです。
ゆるい会
実際は、19時時点で5人しかいなかったのですが、終わりには10人。今回ドタキャンなし。ほぼITですが、デザイン関連もいたかな?ときどき学生もいます。半分は初対面で毎回このバランスもいいんです。
こういう会は遅れてくると本人はよくても自己紹介で話す時間が終わり際になると、損する感じになるので、できるだけ19時に来てほしいなぁ・・・と思うことが時々あるんです。
その中でもconnpassというIT技術者が多く見ているサイトに登録して「もくもく会」というのに初めて来たという方もおられます。
普通は「もくもく会」って時間を長くとれる土日休日に行われることが多く、平日夜(金曜)ってのはなかなかないので、IT勉強会の入り口にこの「帰り道もくもく会」を使ってくれる人が多くいます。リピートで参加される方、初めての方のバランスが毎回半分ぐらいでよい意見交換ができてたりします。
参加者が少ないのはあえて歓迎
「参加してくれる人が少なかったらどうしよう」は、私の中にはあまりなく土壇場で連絡なく不参加されるってことが少し悲しい。自習イベントなので少なければ「場所を広く使えるね!」とのびのびやってたり、お互いの話す時間を多くとったりしてコミュニケーションタイムを増やしたりして楽しんでいます。
「SNSで繋がるもよし、こういう機会をせっかくなんだから利用してくださいねー」っていうと名刺交換が始まったりします。
私の場合、名刺を形式的に1対1では交換せず、広告のように渡して回るほうが多いんです。いろんなmeetupとかで学んだこととして、その場で名刺交換風になるとみんなと話せなかったりは絶対あります。
情報を渡しておくだけでも
「あとでSNSを見てフォローしたりとかでいいよー」
といわれるとすっと気持ちが楽になる人もいるんですよね!
参加された方には自身が企画してるイベント告知とかは「イベントの告知もOK」とは言ってるんですが、管理者である私が「ネットワーキングだけとかビジネス臭(変な勧誘)を断つ」というのも会の存続には欠かせないことかもしれません。
まとめ
思いつく限りを書き殴ってしまったので、長くなりましたが両方の会に共通なのは、「誰か参加してるってことがわかると一気に参加しやすくなる」というのもあります。
8月末にあった「noteユーザのための、ユーザーイベントのススメ」でもあった「身内だけでも出来る会」、「この人がいるから行ってみよう」この「帰り道もくもく会」をやりながら、思ったことの一つでもあったり。
司会役の私の自身の成長のためにやってるところもあります。
コミュニケーションタイムの時
この人の引き出しどこにあるのかな・・・
と考えながら話すことって、仕事とか上司、初対面の方と話すときとかとも直結するスキルでもあったり。
ここまで書くと「noteのユーザイベント」やりたくなっちゃいますよねぇーという妄想を今膨らませています。
長文お読みいただきありがとうございました!
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