見出し画像

タイピング速度を上げれば仕事効率が上がる

 デスクワークにタイピングはつきものですが、タッチタイピングはできているでしょうか。例えば高校生を見ていると、スマホのフリック入力は脅威的なスピードですが、PCのタイピングは遅く、平成27~28年の情報活用能力調査では高校2年生の1分間あたりの文字入力数(以下、WPM)は平均24.7文字です。2020年に行われた研究では、 PC キーボードのWPM33.4、スマートフォンのWPM59.2文字なので、PCの活用能力以前にタイピングの練習をした方がよいでしょう。教員もタイピングが早ければ仕事スピード向上が期待できるので、生徒と競いあってやるのが楽しそうです。今回は、楽しみながらタイピングを上達するポイントをご紹介します。

打鍵しやすいキーボードを買う

案外軽視されていることではないでしょうか。付属品をそのまま使っていたり、1000円くらいの手頃なキーボードを使っている方は、一度PCショップの高いキーボードを試し打ちしてみてください。タイピングした時の跳ね返りの感覚が、普段使っているのよりも心地よいはずです。

e-typingというサイトでタッチタイピングを学ぶ

こちらは、e-typingという有名なタイピング練習サイトです。ローマ字入力の基本や、英文、テンキーの練習もできます。どのキーをどの指で押さえればいいかも分かるので、毎日少しずつやるのがおすすめです。私は大学生のときに初めてPCを手に入れたのですが、その時は毎日30分練習を1か月続けたぐらいでタッチタイピングができるようになった記憶があります。

スコアを競い合う

先ほどのe-typingでは、腕試しレベルチェックというゲームを無料でプレイできます。同僚や生徒とスコアを競い合ったら、練習のモチベーションアップに繋がりますね。また、寿司打というもっとゲーム色が強いタイピングゲームもあります。こちらも楽しみながらタイピングを学べてスコアも競えるので、一度やってみるのをおすすめします。

 この記事を執筆するので、久しぶりに腕試しレベルチェックをやってみたら、WPM393でした。Surface Proのキーボードでやったので、愛用のREALFORCEでやればもう少し速いです。タイピングゲームにのめり込んで、ゲームが目的になっては困りますが、普段のデスクワークだけではタイピング速度は向上しないです。e-typingの基準ではWPM209以上だとオフィスワークで困らないレベルらしいので、まずここを目標に頑張るのが良さそうです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?