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【特別号】今、クリエイターである私達にできること
みなさま今日もおつかれさまです。シナリオライターの三日月です。
今月からパート先が休業になり、私の周囲でも自粛ムードが広まりつつあります。
そして改めて、大変な状況の中ご出勤されているエッセンシャル・ワーカーの皆様に感謝いたします。その中には私の家族や友人もいます。
このnoteでは創作理論を主に展開する予定ではございますが、今回は特別編として、(プロ・アマ問わず)クリエイターである私達に不安な状況下でも今できること・できそうなことをテーマにお話をさせていただきます。
【できることその1:自分のコンテンツをできるだけ無料化する】
これについてですが、「何もかも無料化しろ」「こんなご時世なんだから奉仕精神で自分の作品を提供しろ」という意味ではございません。
有料コンテンツがクリエイターの生活を支えているというのも確かな事実なので、有料が主戦場の方はむしろこれまで通り続けていただきたいです。
正確に言うと「自分の作品のうち『無料で読める・閲覧できる・遊べる』部分を増やす」という意味です。
SNSや小説・イラスト・動画投稿サイトの巨大化により、近年はクリエイターが作品を気軽に発表できる場が増えました。
しかし私を含め、それらを存分に活用できていない人もまだまだ多いように思います。おうち時間を楽しんでいる人が多い今、無料コンテンツを公開することで「自分の作品を読んでもらえる・見てもらえる」チャンスは格段に増えます。それは単なる戦略ではなく「自分の作品を好きになってくれる人」との出会いのチャンスでもあります。
【できることその2:SNSで自分以外の人の作品を紹介する】
私も最近twitterの活用を始めたばかりなので偉そうなことは言えませんが、SNSをチェックしていると「自分の作品の宣伝ツイートしかしない人」をたまに見かけます。
これは作り手として非常にもったいないです。「情報をシェアして拡散できる」というTwitterの最強機能……つまりRT(リツイート)をぜひ活用していただきたいです。
「自分の好きな作品・おすすめ作品をRTで紹介」「お友達の作品をRTで紹介」「フォロワーさんが好きな作品をRTで紹介」これらを続けていくと、確実に自分の作品を読んでもらえる・見てもらえる機会が増えます。
(※ただしSNSは炎上というリスクが常につきまとうので、発信内容によっては「慎重に言葉を選ぶ」という注意が必要です)
【できることその3:クラウドファンディングに目を向ける】
実は昨年度よりクラウドファンディングを始めました。
私が参加した上記のプロジェクトは残念ながら不成立に終わりましたが、アニメ業界への支援は今後もなんらかのかたちで続けていきたいと思います。
そのきっかけは「これからも面白いアニメが見たいから!」です。
また、現在は新型コロナウイルス関連の支援情報も充実しておりますので「これからクラウドファンディングを始めたい」と思っている方はREADYFORがおすすめです。
自分が支援をするだけでなく、「こういう作品を作りたいから制作資金を募りたい」と思った時に活用することもできます。
【できることその4:インプットする時間を増やす】
これも最近の私が重要視していることです。
おうち時間が増えた分、「今まで読まなかった本」「未プレイだったゲーム」「見たことのない映画」などのインプットをする時間が増えました。
インプットの重要性については偉大な先人の方々がレクチャー済みなので省略しますが、とにかく今がおすすめです。
あと、かの有名なお方のアドバイスなのですが、ラノベを書きたい人はラノベを読むだけでなく、マンガを読んでマンガの世界観を研究するといいそうです!
【できることその5:思いきって休む】
ここまで色々書いておいてアレですが、「不安があって創作活動に集中できない」「インプットに集中できない」というクリエイターさんも数多くいらっしゃると思います。
(私は全然そういうタイプではありませんが)クリエイターさんは完璧主義な方、嫌なことがあっても黙って耐える方も多いので、そういう時は勇気を出して休養することをおすすめします。睡眠時間大事。まったり時間大事。
私も自粛生活が思った以上に大変だったので、ストレス過多の時は大好きなマツコデラックスさんの番組を録画して見ております。
【最後に:完全なる余談】
最後に余談ですが、星野源さんの「うちで踊ろう」に毎日癒されております(^^)「生きてまた会おう」の歌詞にもはっとさせられます。
生きてさえいれば、また会える。終息したら、真っ先にかわいい甥っ子と姪っ子達に会いたいです。
最後にまでお読みいただき、ありがとうございました!
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