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親とまったく折り合いがつかなくても
親は選べないと誰かが言った。
だが、親もこどもを選べないこともまた然りだ。
ここを忘れて親だけを批判していたときがあった。
もちろん気をつけなければ今でもすぐそうなってしまう。
ちがう言語を扱う人間なんだ、と思うようになってから、もう理解し合うことを諦めた、意思疎通を放棄した。
そもそも、親であってもなくても、「絶対的に自分が正しい」と信じて止まない人間(親)に対して、彼らより下だと思われている人間(こども)の声が届くことは期待できない。
それに、自分の3倍近く生きていて、高い経験値に基づいた自信や信念がある人間がなかなかそれを曲げることは困難だろうとも思う。
こどもは親を選べないし、親もこどもを選べない。
なればこそ、その両者間におけるコミュニケーションが何度も挑戦して失敗してもう崩壊しているなら、お互いに意思疎通を諦めることが明るい道なのではないか。
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