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えかきのつまは結婚48年を迎えるが夫のえかきをますます理解出来ぬ

夫婦の絆の方が強いと思ってた

男同士の友情はもっと強い糸で結ばれているのではと思う


先日長年の飲み友達で,喧嘩相手でもあった友人が亡くなれました

えかきのつまの運転で田島から井原市へお別れに行った

助手席に座ったえかきは黙って、言葉一つ発せなかった、一時間も胃を押さえながら

北村がお骨になった前に正座してたら涙出そうになったと言ってたと親友や他の友達に話してた


北村悟氏2月11日4時没 手を合わせたのは25日でした

大事に沢山の写真が、、、私たちと写ったのも多々

額に入って鉛筆画を見て、あ!娘が描いた絵だ

子供たちは小さい頃からえかきと北村さんが飲んでは議論している場にいた

広島市で平和展を何人かの友達と開催、長女の写真もアルバムに

息子二人しかいなかった彼は、娘はかわいかったかも


広島市の平和展にて 長女


笠岡にて 前の左側は天音君、真ん中がタケルそして右側は次男の道太郎くん 絵かきの妻が抱いているのは次男のヒトシ 長女はまだいない


北村さんが写真をアルバムに保存してたとえかきのつまには以外でした、少し驚いた


去年画廊をオ-プン、脳梗塞で後遺症が残り陶芸は出来なくなったので

二番目にえかきの作品展を

行くと狸が鎮座しているような北村さんがおられた


七日市ギャラリ-にて 2022年5月



小川憲一豊実作品展in 七日市ギャラリ-


ある日、イネス病院へ連れってくれないかとえかきに言ったそう

友達たちと昼食をと思って到着したばかり

レストランに入らず、すぐに戻って病院へ私の運転で、知り合いがスク-タ-で先導しながらの井原市民病院へ

何度目かの脳梗塞、速入院でも太田脳外科へ搬送された、お友達夫婦の陶芸家と

あれやこれやとあり、退院された時に会いに行きました

昨年の12月ごろ北村さん本人から電話あり、内容は癌で寿命一年と医者に言われたと、悲しそうに

冬のシ-ズンにはマルコ水産の海苔工場へアルバイト

終わったら行こうと考えていたが、あっという間に亡くなられた、何日か後のお参りとなりました

長年の付き合い、夫婦での話題は語り切れないほどある

えかきのボヤキ「あいつは凄い、誰にも迷惑をかけずに逝った、北村らしいと」

きょうだいには?友人には?「兄弟間では迷惑と言わん」

納得のいかないえかきのつまは反論する、基本人間は迷惑をかけながら生きていると思う

怒鳴り返された、文句は言うなと、、、あぁ~何でもえかきのつまのせいですって

胃が痛くなるのもお前がいらんこというから、、、と


えかきのつまの父と娘 和紙に水墨画 小川憲一豊実描く

えかきの父親が亡くなった時には、あっさりといい死に方とささやいた、えかきのつまはショックだった

どうしても人間比べたりする、血がつながっているせいか、父の方が偉大に見える

飲む量ではかなわなかったと今でもえかきはぼやくのであるが、ごめんなさい父の方が人間的に立派だと思えるのは娘だからでしょうか?

まぁ~個々の良さがあるのは確かです

さてと、少しだけかいつまんだ50年近い絵描きとの生活を写真や絵でつづります

それこそ話し出すと切りがない、いいこともわるいこともありの人生ですから、


1976年結婚 油彩画小川憲一豊実描く



山口にて


父親は絶対娘には甘~い



昔は年賀の為色々な工夫してた 京都の千本通り寺の内にて



京都の植物園にて、タケル写す ヒトシは保育園 長男メロンが大好きだった 大きなサボテンを見てア!メロンだ~と叫んだ、笑われた



紫光サッカ-クラブの送別会、アルゼンチンへ                             長男と次男は二人だけ先に行ってた、大阪の叔母ちゃん泣いてた



えかきと次男と長男 和紙に水墨画 小川憲一豊実描く 絵かきの妻にはヒトシとミルタにしか見えないが



絵かきが好きなえんじ色 油彩画、鏡を見ながら描く



テレレ色も好きだとか 油彩画、益々不満げな表情 頑固そうでしょう?



人間笑っている方が穏やかに見える 絵とお茶テレレにて


そうなんです!このようなえかきと一緒になり、48年の結婚記念日を迎える


今アルバイトで行ってるマルコ水産の海苔工場、ほぼ何でも直される社長に言ってみた

「主人の性格を治して頂けませんか?」

連れてきんしゃいと

工場で働けせるのですか?絵かきの妻は聞く、どのように直されるのですか?

「ねじを外してみんとわからん」

ネジがついてなかったら?と負けずと言うと

さすが社長夫人、何とおっしゃたと思いでしょうか?

ネジがないものはなおせんとよ、、、

社長絵描きの性格を治そうと思ってらっしゃるのか、次の日に出勤したら

旦那さんつれてこんかった?

社長、社長夫人とえかきのつまは大笑いしながら仕事についたのでした


北村さんの話に戻りますが、単なるえかきのつまのやきもちかも


しょうがなか~考えてみればつまより彼との付き合いの方がながか~


思う存分悲しみあれ、えかきのつまは許す


小川(松の下)マリアイネス拝