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仕事で大事にしたいこと

先日、取材で焼き菓子屋さんに行ったときのこと。
お店や商品について店主からとても熱い思いを聞くことができた。

食材へのこだわりや丹精込めて作られるお菓子の話。
質問するたびに、うれしそうに答えてくれる店主の姿。
語られる言葉からは「おいしいお菓子をみんなにもっと食べてほしい!」、そして何より「お菓子が大好き!」という思いがとても伝わった。

インタビューをしたり、商品の宣伝をしたり、文章を書く仕事をしていて、私自身もとても嬉しくなる瞬間だ。
作り手の思いを感じられる商品、サービスに仕事として関われる嬉しさ!
「このお店をもっといろんな人に知ってもらいたい!」「良い記事を書こう!」と、自分も良い仕事をしよう、と思う瞬間でもある。

思いなんてなくても、仕事はできるし、売り上げ自体には感情は関係ない。
むしろ、そんなもの持ち込まない方が利益を上げられるのかもしれない。
それでも、どこか人の心が感じられるものやサービスに仕事として関われたとき、この上なく働くことにしあわせを感じる。

コスパやタイパももちろん大事だけど、それがすべてになってしまうと、こういう瞬間が失われてしまう気がしている。
思いだけでは、仕事にならない。
でもできればなるべく心のある働き方、仕事のやり方ができたらいいなと、常々思っている。


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