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【祝!フリーランス3年目】挫折があったから、今の私がいる。みんなありがとう!

2023年10月でフリーランス3年目を迎えました。
あっという間の2年間。体感としては「もうそんなに経った!?」という感じです。笑

これはフリーランスになるずっと前のお話。
5年前、当時24歳だった私は大きな挫折を経験しました。その挫折をずっと引きずってきた私。きっと多分、まだ完全に乗り越えられてはいないし、糧にできたかというとまだわからない。

でもその挫折があったから、今の私がいると思えるくらいには、精神的にも成長したし、余裕が生まれたんだと思います。

当時私は大学時代の先輩が主宰する劇団に所属して、舞台制作という、舞台を作る裏方の仕事をしていました。私はその人が書く脚本が大好きで、その劇団が作るミュージカルが本当に大好きでした。

「この人たちはどうしようもなく演劇が好きで、舞台に立っていないと生きていけないんじゃないか」そう思わせてくれるみんなが大好きでした。(私が職人気質な人が好きな理由はこの原体験があります)
大好きだったはずなんです。でも私が演劇業界を離れる時に抱いていた感情は

演劇を、演劇人を、嫌いになりたくないから。
このまま演劇業界にいてはだめだ。

そんな危機感に似たような感情でした。
当時の私はまだまだ荒削りで、ギラギラしてて、自分もひよっこなくせに周りの大人に一丁前な疑問をぶつける厄介者。周りの大人を、業界を批判して、でも結局自分も何もできないから、批判が全部ブーメランで、しんどくなっちゃって。辞めようと決めました。

でもね、5年経って今思うのは、全部私のせいだったんじゃないかって。

大好きな演劇を生業にするのが難しいのも、劇団が赤字続きなのも、とってもいい作品を作ってもお客さんに届けきれないのも。私がへなちょこだから。

だって、もし私が敏腕広報だったら?ヒット連発できるプロデューサーだったら?私は好きな仕事を諦めなくてよかったらかもしれないし、大好きな劇団も続いていたかもしれない。(そんな気持ちすらエゴなんですけど。自分の人生、自分のエゴのために動いたっていいよね!)

私の心がどうしようもなく惹かれる才能を目の前にして、何もできなかった悔しさ。5年経っても昇華しきれないんだから相当な執着ですよ。笑

だからね、強くなりたかったんです。大切なものを守れるように。また才能を目の前にしたときに「あなたの才能は唯一無二。好きなことをとことん突き詰めて、後ろは私に任せてください」って言いたくて。それからずっと私が人生で成し遂げたいことは「天才の神になることだ」と、言い続けてきました。

▼その後の修行時代についてはこちらのnoteを読んでもらえたら嬉しいです

今月でフリーランス3年目、演劇をやめて5年になります。
ふと振り返ったとき「私、ちょっと神に近づけた?」と思ったんですよね。

まだまだ私の目指す理想の世界は遠いけど。それでも惹かれる才能を目の前にしたとき、その人の力になれている。今の私はたくさんの武器を持っているから。

私は個性的なイラストを描くこともできないし、天才的に美味しい料理を作ることもできない。でも、そんな天才たちを知ってもらう支援ができる。背中を押すことができている。凸凹が綺麗にはまって、お互いにリスペクトを持って仕事ができている。なんて幸せなんだろう、と思う。もっともっと力になりたいと、その感情がまた私を強くする。これは理屈じゃないし、頑張らなきゃ!って無理してる感覚はこれっぽっちもない。(多分仕事を仕事と思ってないw)

「自分は何も持ってないな」そう思って打ちのめされていた当時の私に言ってあげたい。「私は強く、しなやかな女性になったよ」と。

この2年間、私を応援してくれたみんな、クライアントの企業様、フリカレの卒業生たち、本当にありがとうございました。

3年目の私が見る世界、今から楽しみです。


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