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家さがし。

そもそも 恋愛というカテゴリーに於いて
あまり尤もらしい文章を書いていない気がするので
今日は かなり現実寄りのお話を綴ってみようと思う。
そもそもnoteを綴ること自体、随分ご無沙汰なのだけど…
どうも、私は相変わらず大真面目に生きています。

***

恋人と付き合って1年を過ぎた頃かなぁー…
「そろそろ一緒に暮らそう」という話になり
最初は賃貸で暮らして…なーんて、言ってたのだけど
都会は驚くほど賃料が高い。( 郊外の3倍なんて常識の範疇。)

特に当時 恋人が住んでいた界隈は一等地で
令和の不動産バブルも相まってか
この数年で一気に相場が跳ね上がったエリアだった。

で、

諸々 頭の中で電卓を弾いてみると 意外や意外。
無駄に賃料を支払い続けていくくらいなら
「物件を購入した方が良いのでは?」ということになり、
私たちは 新居を “ 購入する ” というコマンドに躊躇いつつ、
震える手でAボタンを押下したのだった。

最初は所謂ポータルサイトで物件情報を見つつ
あぁでもないこうでもないと語らいながら
先ずは大真面目に予算設定。
※ちなみに 予算は少し低めに設定してから見ることを推奨。
( 例えばね、自分たちの予算が5000万だとしましょう。
で、5000万から見始めると、もう決して後には戻れないの!
だって、3000万の物件と5000万の物件じゃ、全然違うんだから! )

もちろん、私たちはそんなことも考えず
きっちりピッタリの予算を設定した上で
プルダウンから詳細を選んだり
セレクトボックスにチェックを入れたりetc
例えば 本命の最寄駅、間取り、広さ、築年数、駅徒歩…
或いは 本命の最寄駅と同じ沿線の前後駅、
間取りやその他諸々を少し妥協してみるなど

最善・最良・妥協の場合のパターンを
二人で見繕って物件をリスト化し 優先度をつけて
いくつかの不動産屋にアプローチをかけたのでした。
( この時点では それそのものが楽しいし、
夢の有る感じにどきどきわくわくしてるってわけ。)

すると

①A社はテンプレート通りの返信。
⇒面白くもなんともない、可もなく不可もない文章。
②B社は別のものも併せて提案するフリをしながら 
⇒資料とは呼べない資料を添付して送ってくる。
③C社は問い合わせの内容なんてほぼスルー、
⇒しつこい営業電話ばかりかけてくる。

ところが 出だしから呆れ返る中
一際私たちの目を引いたのはD社で
こちら側がリストアップして問い合わせた情報に対して
情報をアプデからのブラッシュアップし、
きちんとレスポンスが添えてくれている!!!。
①~③なんて論外で、他との違いに感動。

例えば
物件Aは既に買付が入っている、
物件Bは引き渡しがかなり先になる等、
そうういった具合で 内容を読めば読むほど、
仕事の丁寧さを感じた。だからとて別段
その時点で購買意欲を駆り立てられたわけではないけど、
あらゆることを相談できそうな…
安心感?が欲しかったし あらゆる提案を期待した。

というわけで、
私たちは迷わずD社に
自分達がリストアップした物件の内覧の調整を依頼し
いくつかの物件を あぁでもない、こうでもないと
模索しながら渡り歩いたわけですが

こうして一緒に一つの物事に取り組んでみると
お互いの拘りの違いなんかが見えて
なんだかとても楽しかった。まさしく 初めての共同作業!

例えば 無駄な導線や構造(梁など)、
機能性、建具や床材の色や形などなどなど
あらゆる事柄に対して
総合的な目線でこだわりを持つ恋人と、
なんでもいいと言いつつ
近隣の利便性を重視する私とでは
見る視点が大きく異なるし
(恋人は目の前のことに重きを置いて、
私は住んだ後のことに重きをおいて考えていたかな。)

とはいえ、

お互いにとって
良いと思えるものを購入しなくては意味がない。
だからこそ 内覧を終える度に
良いも悪いも含めて 意見の相違について
答え合わせをしていくわけだけど
四の五の意見を語らったところで
結局何が決め手になるかって言ったら
やっぱ直感なのよね。

笑。

運命の出会い!!的な…
何か直観に大きく働きかけるものが無いと
決めようと言う結論にはならないわけで…。
( 思い出して!!恋愛の始まりも直感。)

常日頃から私が大好きな四文字熟語は
“ 色彩齟齬 ” だと あらゆる場所で申し上げているように

赤は赤でも それは決して同じ赤ではない。
古いという感覚も、新しいという感覚も、
或いは 近いと感じる感覚も、
遠いという感覚も 十人十色であって当然。

だからこそなんだけど
実はお互いが コレだと一致するものに
巡り会えるかどうかの確率やタイミングなのよね。

常に市場は動いているし。
目移りもしちゃうし、
ブレちゃうし。

で、

結果 トータルすると
これから建つ新築も含め
恐らく15~20件程度は見たんだっけ…

不動産の営業マンからすれば
内覧数は多い方だと言うけれど
ゼロが何ケタも違う大きなお買い物をするのだから
私たちは その内覧数を決して多いとは思っていない。

勿論、あまりにも
ゆっくりじっくりまったりしていると
良いかもと思っていた物件が取られちゃったり…
なんてことも現実的に有るし、
肝心な時に優柔不断を発揮して
身を滅ぼしたくはなかったので
内覧のスケジュールは、
できるだけギュウギュウ詰の
タイトな感じに設定しました。

いや、でもほんとね、
朝早くから夕方まで内覧となると
これが結構体力を消耗することになるので
しっかり体力を温存して向かわれたし!

あ、それから記憶に残らなかった物件は
どんどん除外した方が良いと思われます。
脳がパンク寸前まで追い込まれるので、
記憶に残らなかった物件はDeleteが一番!!

それから お友達に相談したりは、
あんまりしないほうがいいかもね。
だって、ライフスタイルが違うんだもの。
意見を聞いたところで、
余計頭の中がグルグルしてきちゃうの。
だから、相談は家族にしましょう。
そして、お友達には愚痴を聞いてもらいましょう。
But、目的が同じお友達と絡むのは
寧ろ良い効果が生まれて良きだと思います。

というのも、
我が家は恋人の親友さんに
一緒に新築の内覧に行ってもらったのね。
何故ならそれは恋人の親友も、
同じタイミングで購入を検討していたから。
ここで、築浅なら中古も有りじゃない!?
って、視野が広がったので、良かった。

自分たちが買おうとしていたエリアに
とっても詳しい別の友達に
オンライン会議を開いてもらい、
エリアについて徹底解説してもらいました。
例えば駅を挟んで南側はどうだとか、
北側になるとこうなるよとか
例えばハザードマップはしっかりチェックせよ等。
住めば都って言うけどね、
住んでいる人にしか分からない事ってあるし。

そして 何よりも、
こういう初めての共同作業的な時には
お互い意図しないストレスが生じるわけで
必要最低限の喧嘩をするのはつきものだから
( 例にも漏れず 恋人と私も 少し… 笑 )

これから
一緒に住む家を探す方は ( 賃貸か購入かは問わず )
まずは気楽にお部屋探しデートへ行こう!
という心持ちで向かわれたし!と、大真面目に思う。
探し始めた段階はとってもラフに、1回目の内覧の際はラフに…
2~3度目の真剣に探し始めた頃に
結構ストレスの負荷がじわりとかかってくるので
そういうときは一旦中断するもよし、
気分転換に別のデートをするのもよし、
とにかくストレスを吐き出すということが
割と重要な要素になるのかなぁー…

それから、
一通り物件を見て 内覧も一周し終えると
また違う条件や気づきが出てくるので
再度 お互いで答え合わせをしつつ、
しっかり条件を洗い直し…

なーーーーーんてことをやってるうちに
思いもよらないタイミングで
恋人から「これじゃない?」
と、送られてきた予算オーバーの物件。

予算オーバーとう禁断の領域に
足を踏み込んではならないという
警鐘を脳の奥で確かに聞き取りつつ…



さぁ、
私たちの家さがしはどうなったでしょう?
なんだか目が霞んできたので
続きは後日改めてゆっくり綴ります。

( 笑 )

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