病気と共に生きる私と日常

先週末のこと。ブログにも投稿した通り、不正出血が始まった。あれから、毎日継続中だ。病院の予約のタイミングを伺おうと思って連絡すると、受付の担当者から、今回の症状の詳細を聞かれた。聞かれた通りに話したところ、「医者の確認を取ってから予約のタイミングを検討しましょう」となった。私の症状としては、出血量は多くない。ただ、タイミングが読めないので困ってしまうのが正直なところ。いつ終わるのか、量の変動だって、もちろん分からない。病院から連絡をもらった際の医者の判断は、『量が多くなければ、不正出血は薬の副作用にもあることなので大きな問題は無い』とのこと。『このまま、出血量が急増したり、その他異常がなければ、予定通りの再診でOK』ということで、私は、医者の判断に任せている現状だ。

昨夜の私は、日を跨がない時間帯に就寝した。そのまま朝までぐっすり眠れると思っていたのだが、深夜2:30頃、急に目が覚めた。特に尿意があった訳でも無かった気がするけど、トイレに行った。そして、ショーツとズボンを下ろしたその瞬間、私は一気に目が覚めた。ショーツに着けていたナプキンを伝った状態の、ナプキンをはみ出した出血を確認した。量は多くないものの、リアルに生々しい色をしていた。『出血のタイミングや、ナプキンの種類のチョイスなどが上手くいかなかったんだ』と原因を考え、『とりあえず最悪だ!!』なんていう思考に私はなった。ただ、そんなことをいつまでも考えていては、『現状は何も変わらない』のだ。出血が漏れた状態のショーツとズボンは、変わらずリアルな色の状態だし、時刻は深夜、数時間後には仕事が控えている状況。一刻でも早く布団に戻って寝る為にも、思考を切り替えて行動に移した。

夜な夜な部屋に戻り、綺麗なショーツとズボンに着替え、そのタイミングで彼も目覚めてトイレに行こうとした。私は彼に現状を伝え、トイレに行くのを待ってもらった。その間に私は、汚れてしまった物達を手洗いした。寝床に戻ってから、少しだけ彼と会話をした。私は、予想外な事態でびっくりしたことを伝え、最悪だよ〜なんて、萎えた発言もした気がする。すると彼は、「んまぁ、そんな時もあるよね、しょうがないよね。」っと反応した。私にとって、彼のこの一言は、これまでも何度も救われてきた言葉。個人的に【魔法の言葉】だと思っているくらい。その後私も「そうだよね。びっくりする時だってあるもんね。しょうがないよね。布団まで汚れたりしなくて、まだよかったかもね。」と、少しは落ち着いた気分になって眠りについた。

私の病気が発覚して、たまに通院していただけの状態から、毎日定時に薬を飲むようになり、副作用が起こるようになった。そして、それらを理由に『以前のような日常から自ら制限』したり、『体に気を遣う』ことが増えたり。かと思えば、そんな制限や気遣いを『素直に受け入れられない』こともあったりして、互いの気持ちを話し合ったこともある。今となっては、そんな『過去を乗り越えた』と言える気がしている。互いに現状を受け入れて、【病気と共に生きる私と日常】を満足して楽しく過ごしている。私も彼も、『思うようにいかないことや予想外なこと』に対して、『病気だから出来ない!』なんて嘆くようなことは絶対しない。私の個人的な理由として、『生きていれば誰だって病気になるだろうし、健康体であったとしても、向き不向きなんてことも沢山ある』と考えるから。だから、どんな現実でも『たまたま』とか『一時的』のような認識を持っている気がしている。また、そんな自分の【人生の山や壁】に対して、『いちいち躓いたり立ち止まったりしていては、その都度、次のステージアップが遅くなる』と思うようになった。

更に、私の実体験を通して思うことは、【人生の山や壁】なんてものは、きっと【似たような問題】ばかり。【根本的に解決】しない限り、大概のことは『この前もこんなことあったな』って思うこと。だからいつまでも、長い時間をかけて【エネルギー消費ばかり】してしまうんじゃないかって考える。私の病気だって同じ。初めてな病気で治療なのだから、直面する山や壁は【似たような問題】ばかりだった。結局のところ【薬治療の副作用に伴う影響】が多い。ただ、今の私は、【将来、安心して妊娠出来るような子宮環境を維持するための治療】をしている状態。そして『病気や治療が原因で、日常の違和感が起こるのはぶっちゃけ当たり前』な事だと実感した。『その違和感と正面から向き合い、乗り越える為に最大限の意識を向けること』が特に大事なことだと実感している。【毎回微妙に違う違和感の都度、全力で反応】していたら、もちろんだけど【自分が1番疲れる】のは間違いない。そんな【違和感に毎回時間をかけること】は、私は既にやめている。【予期せぬ出来事】を【新たな経験】として『受け入れる努力』や、『都度、乗り越える』ための『自分の思考と行動力』を身に付けたいと思って過ごしている。

私は、何のために、何を目的に治療しているか。もっと言うと、何のために自分の人生を続けているのか。『思うようにいかないことがあっても、きっとそんなの当たり前。将来の夢を自分で叶えるため、その可能性を信じて頑張ろう』って気持ちがあるからだと、私は自覚する。
治療継続の選択をしたのは確実に私の意思。治療継続以外の選択肢もある中、私が自分で決断した。あえて言うなら、【私の覚悟。自分の決断】なので、【自分が1番肯定し続けたい必死な気持ち】もある。だから私は、この【病気を自分の人生の1部】として、貴重な経験と財産だと思って大事に生きたい。
決して思い通りにいかない人生。でもそれは、『間違いなく病気だけが原因な訳が無い!』と私は常に思っている。【自分自身が変えられるもの】を、最大限ポジティブな思考へと変換することは本人次第。
私は、【思い通りに出来なかった原因や理由】は『絶対言わない!』と、心の底から強く思っている。【思い通りではないけど、色んな山や壁を乗り越えて生きたから、私は今を幸せに生きている!】って気持ちを発信していく【m__lovemi】で在りたい。

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